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2021年度 茨城県公立高校入試 解答・解説 理科(2021年3月3日実施)

2021年度 茨城県公立高校入試 理科 問題

 2021年3月3日に茨城県公立高校の入試が実施されました。実験や観察の操作を問う問題が多く,日頃から実験や観察の内容をまとめているかどうかが,カギとなります。

茨城県ホームページ解答
東京新聞(理科:問題 解答

2021年度 茨城県公立高校入試 理科 概要

内容
<小問集合>
(1)コイルの周りに発生する磁場(磁界)
(2)水の電気分解
(3)唾液中の消化酵素,消化と吸収
(4)星の日周運動,年周運動
(1)<タマネギの根の成長>
(2)<測定機器の操作>
(3)<雲のでき方>
<斜面を下る台車の速さ>
<植物の葉のつくりとはたらき>
<地層,露頭の観察>
<ホットケーキがふくらむ理由>

2021年度 茨城県公立高校入試 理科 解答

内容
(1)エ (2)イ (3)オ (4)ウ
(1)①細胞と細胞の結合を切って ②記号:ア 集め方:下方置換
 ③(a)→c→e→b→d
(2)①イ ②図:略 記号:ア ③4Ω
(3)①0.79g/cm3 ②エ ③下がる ④ア
(1)略 (2)イ (3)147cm/s (4)エ
(1)観察できる範囲:ウ 視野の明るさ:ア (2)略
(3)あ:裏 い:裏
(4)BのグループとCのグループの蒸散の量を合わせた値がAのグループの蒸散の量の値になっていない
(5)0.3mL (6)水面からの水の蒸発が起きたから。
(1)火山噴出物 (2)エ (3)水を加え,親指の腹でよく洗い,濁った水を捨てる
(4)い:ア う:ウ (5)強く,激しい爆発を伴うことが多い。
(1)あ:生じた液体が加熱部へ流れる い:試験管Aの口を下げる
(2)う:二酸化炭素 え:酸素 お:石灰水を入れることで,白く濁る
(3)小麦粉と水 (4)2NaHCO3 → Na2CO3 + CO2 + H2O

2021年度 茨城県公立高校入試 理科 解説 1

(1)右ねじの法則を用いましょう。
(2)水の電気分解では,水素が陰極,酸素が陽極に発生するので,陰極に発生する水素の見分け方は,マッチの火を近づけ,音を立てて燃え,水ができたかどうかです。
(4)北の空を見上げると,北極星を中心に反時計回りに星座が回るように見えます。
年周運動では,1年間で1周するので,1ヶ月で30°,3ヶ月後には90°反時計回りに動き,
日周運動では,1日で1周するので,1時間で15°,3時間前では45°時計回りに戻った位置に見られるので,正解はAの位置より45°反時計回りに動いたウが正解。

2021年度 茨城県公立高校入試 理科 解説 2

(1)①細胞を観察する際に,あたためた塩酸に入れるのは,細胞壁の間の結合が切れ,細胞がばらばらになり,観察しやすくなるからです。
(2)③Aにかかる電圧を3Vにするということは, Bにかかる電圧を6Vにするということ。
 Aに流れる電流はオームの法則より,3÷2=1.5Aです。直列回路は流れる電流の値は一緒なので,Bの抵抗の値は,オームの法則より,6÷1.5=4Ωです。
(3)①1mL=1cm3なので,11.9g÷15cm3=0.793…=0.79g/cm3となります。

2021年度 茨城県公立高校入試 理科 解説 3

(2)1秒に50打点ということは,5打点で0.1秒。
(3)14.7cm÷0.1s=147cm/s。0.1で割るということは,10倍すればよいということ。秒を「s」と表しているのはいいですね。
(4)記録テープのグラフは,速さと時間のグラフで比例関係にあるのがわかります。その後,等速になったので,正解はエ。

2021年度 茨城県公立高校入試 理科 解説 4

(3)ムラサキツユクサなど,中学校で扱う植物の多くは,葉の裏側に気孔が多くみられます。そのため,蒸散量も葉の裏側が多いです。
(4)蒸散は葉だけでなく,茎からも起こる。そのため,
A(茎+葉の表側+葉の裏側)=2.8mL
B(茎+葉の裏側)=2.4mL
C(茎+葉の表側)=0.7mL
となります。それぞれの蒸散量は
(葉の表側)=A−B=0.4mL
(葉の裏側)=A−C=2.1mL
(茎)=A−0.4-2.1=0.3mL
となります。

2021年度 茨城県公立高校入試 理科 解説 5

(2)説明文から,
①火山灰は火山Aの東側に堆積している
②中学校の近くで見られる層は観測地よりも厚さが薄い
ことから,火山から東に向かって,観測地,中学校の順に並んでいるエが正解。
(3)石英や長石がなどの鉱物がよく見られる火山は,マグマが白っぽく,粘り気が強いです。そのため,噴火は爆発的になります。

2021年度 茨城県公立高校入試 理科 解説 6

(2)化学反応から発生気体を推測する問題です。これは,この文章に沿って是非実際に考えてみて下さい。
炭酸水素ナトリウムの化学式は,NaHCO3なので,発生すると考えられる気体は,H,C,Oが入った気体であると考えられ(Naは固体でよく見られる),H2,CO2,O2(,H2O:水は常温で液体ですね)などが挙げられます。
実際に発生するのはCO2ですが,本来であれば,何が発生するかを化学反応式から予想して,それを確かめるというのが大切です。
(3)炭酸水素ナトリウムが熱分解して,二酸化炭素が発生するのが,生地がふくらむ理由なので,炭酸水素ナトリウムを入れずに実験すると,膨らまないことが分かります。