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浄蓮の滝(伊豆市;伊豆半島ジオパーク)

浄蓮の滝

浄蓮の滝(2021年10月23日撮影)

名瀑のひみつ 1万7000年前の事件を探る

伊豆半島の東側半分およびその沖の相模灘には100個程度の単成火山の集まりである伊豆東部火山群が分布しています。この火山群のひとつ蜂窪山と丸山は約1万7000年前に噴火した美しい円錐形のスコリア丘です。その麓から流れ出した溶岩が本谷川(ほんたにがわ)に流れ込み、なだらかな溶岩大地と浄蓮の滝を作りました。滝を作る崖には、溶岩が冷え固まった時にできる美しい柱状節理が見られます。
 周辺では、なだらかな溶岩台地や火山がもたらす豊富な湧水を利用して、わさびや米などの栽培が行われ、風光明媚な風景と合わせて大地の恵みを楽しむことができます。

(伊豆半島ジオパーク看板の文章より)

柱状節理の様子

浄蓮の滝 柱状節理の様子(2021年10月23日撮影)

地元の人々とともにある鉢窪山

 この土地の人々は、鉢窪山の溶岩が作った大地の上に茅野(かやの)という集落を築き、山の恩恵を受けながら生活を営んできました。鉢窪山では、昭和30年代(1960年ごろ)まで茅葺き屋根の材料となる茅を育て収穫してきました。その名残が「茅野」という地名に残っています。また火山がつくった大地から湧き出す豊富な水は人々の生活と切り離せないものでした。江戸時代にこの水を利用して栽培が始まったわさびは、今日でも天城山麓の特産品となっています。

(伊豆半島ジオパーク看板の文章より)
駐車場から望む鉢窪山(2021年10月23日撮影)
ビューポイントから望む浄蓮の滝(2021年10月23日撮影)

わさび田

わさび田(2021年10月23日撮影)
売店にもわさびを用いた商品が多く並ぶ(2021年10月23日撮影)

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