2025年の大阪・関西万博で大きな注目を集めた、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」。「ノモの国」を象徴する展示のひとつであるハンモックベンチが、万博閉幕後のレガシーとして東京・丸の内に移設されました。
現在開催中のMarunouchi Street Terrace 2025に合わせて、2025年12月25日(木)まで展示中です。
うみのハンモックベンチは、EXPO2025 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」からの贈り物として設置された体験型ベンチです。ハンモックベンチは丸の内永楽ビル付近に2個設置してあります。
ハンモック状のベンチに「寝る・座る」ことで、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移設場所 | 丸の内仲通り(北側テラス) |
| 引渡・移設時期 | 2025年11月(移設済) |
| 展示期間 | Marunouchi Street Terrace 2025 開催期間中 |
| 開催日程 | 2025年12月5日(金)~12月25日(木) |
| 展示物 | 「ノモの国」ハンモックベンチ |
※本展示は Marunouchi Street Terrace 2025 の期間限定展示です。
ハンモックベンチは丸の内永楽ビル付近に2個設置してあります。
「ノモの国」は、大阪・関西万博におけるパナソニックグループのパビリオンとして、「モノは、こころの持ちようで捉え方が変わる」というコンセプトを体験として表現した空間でした。
47万人以上が体験した「Unlock体験」を通じて、価値観の転換や循環をテーマに、モノと人との関係性を問いかけてきました。
パナソニックグループは、企画段階から資源循環型パビリオンを掲げて設計・施工を実施。
閉幕後には、
という高い成果を達成しています。
今回のハンモックベンチを含む展示物も、空港・自治体・学校・公共施設などへと移設され、「ノモの国」で提示された循環の思想が都市や日常の風景の中で生き続けるかたちとなりました。
万博会場を離れてもなお続く「ノモの国」の物語。丸の内仲通りという都市の中心で、大阪・関西万博のレガシーに実際に座り、触れ、体感できる機会は貴重です。
街を歩く途中でふと出会うハンモックベンチ。そこには、万博が問いかけた「未来社会におけるモノとの関係」が、静かに息づいています。