2025年10月13日、大阪・関西万博会場内の大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージで、ホストシティを大阪から横浜へ引き継ぐセレモニーである「次の万博は横浜! ~GREEN×EXPO 2027 From EXPO2025~」が開催されました。
閉幕セレモニーでは、大阪市の横山英幸市長から横浜市の山中竹春市長へ、花と緑で作られたフラワーリースが手渡されました。
山中市長は「大阪の盛り上がりと来場者の笑顔を横浜につないでいきたい」と力強く語り、来場者や関係者から大きな拍手が送られました。
次は横浜です。
今日は横浜市の山中市長にお越しいただきました。大阪は1970年に万博を経験し、その後、花博も経験しました。現在、鶴見緑地は緑豊かな憩いの場として多くの市民に親しまれています。
そして今回、グリーンエキスポ(GREEN×EXPO 2027)という形で、次のバトンが横浜へ引き渡されます。
きっとたくさんご苦労もあるかと思いますが、その先に来場者の(そして、来場する)子どもたちの素晴らしい笑顔が待っています。これから大阪市と横浜市がしっかりと連携して、エキスポのバトンを引き継いでいきたいと思います。
改めまして、ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。
次は2年後、横浜でお会いしましょう!
湧くに湧いた大阪・関西万博のグランドフィナーレを迎えます。市長をはじめ全ての関係者の皆様に、心からお祝い申し上げます。
これは、ホストシティの大阪市をはじめ、大阪の皆様の熱意の賜物だと思います。「人々の笑顔」これが溢れている万博だと、私は来るたびに思っています。
結局、目指すところはこのような「お客様の笑顔」なのではないかと感じています。大阪・関西万博が大成功を収めたことで、閉幕が近づくにつれて、“万博ロス”という言葉も生まれているようですが、次の万博は横浜で2027年に開催されます。
是非、この大阪・関西万博の盛り上がり、そしてお客様の笑顔を、横浜の万博に繋いで参りたいと思います。
我が国は、この大阪・関西万博を含めこれまでに計6回万博を開催しています。
初めての万博は1970年の大阪万博、そして、大阪は1990年に大阪の花博を行っています。先ほど横山市長の話にもありました鶴見緑地が会場でした。そして、この大阪・関西万博。大阪は3回も万博をやっている日本で唯一の都市です。
その他の万博が、1975年の沖縄海洋博、1985年の筑波万博、そして2005年の愛知万博です。
そして、7回目となる万博が、私たち横浜で開催される「国際園芸博覧会(GREEN×EXPO2027)」です。花博としては2回目の開催となります。
花博が日本で開催されるのは、1990年の大阪花博以来、実に37年ぶりのことです。GREEN×EXPO2027のテーマは「自然・環境」です。
自然の大切さを学び、環境に優しい未来のライフスタイルについて、皆さんと一緒に考えるコンセプトの博覧会です。
もちろん、国際園芸博覧会ですから、会場は圧倒的な花と緑に囲まれています。
環境にやさしいライフスタイル、皆さん一緒に考えませんか。そして、大阪・関西万博の「世界とつながり、未来を描く」というコンセプトを、そのまま横浜にも引き継ぎたいと考えています。
今、目の前にあるこの大屋根リングの木材も、一部をGREEN×EXPO2027で再利用したいと考えています。2027年、この大阪万博から約1年半後、コンセプトや規模は異なりますが、再びこの日本で万国博覧会が開催されます。
1年半後の、横浜でのGREEN×EXPO2027を、どうぞ楽しみにお待ちください。
そして、2027年、横浜のGREEN×EXPO2027で是非お会いしましょう。
ありがとうございました。
山中市長は、万博会場の象徴として注目を集めた「大屋根リング」の木材を、2027年の園芸博で再利用する方針も明らかにしました。
大阪万博が生み出したレガシーが、横浜の新たな国際博覧会へと受け継がれます。
セレモニーには、GREEN×EXPO2027(国際園芸博覧会)の公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」も登場。かわいらしい仕草で観客を楽しませ、閉幕式に華を添えました。
大阪・関西万博からの“想い”を引き継ぎ、次の世界博覧会として花と緑を通じたサステナブルな未来を発信します。
■日 時:2025年10月13日(月・祝) 17:15~17:35 (受付開始 16:45~)
■会 場:大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージ」
■登壇者:山中竹春 横浜市長 横山英幸 大阪市長
GREEN×EXPO 2027公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」
■内 容:登壇者挨拶/ホストシティ バトンタッチセレモニー/フォトセッション