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大阪・関西万博「null²」茶室で184日間──落合陽一氏のパビリオンを彩った池坊専宗氏、六本木ヒルズ正月装飾へ

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大阪・関西万博「null²」茶室で184日間──落合陽一氏のパビリオンを彩った池坊専宗氏、六本木ヒルズ正月装飾へ

 六本木ヒルズで、2026年の新春を祝う特別なインスタレーションアートが公開されています。華道と写真、伝統と現代が交差するお正月装飾作品「はざま、生」は、2026年1月7日(水)23時まで、どなたでも鑑賞可能です。

 本作は、華道家元池坊麻布橘会支所が主催し、六本木ヒルズの正月装飾として制作されたもの。会場は、六本木ヒルズ ウェストウォーク2階 南吹抜け。開放的な空間に、圧倒的なスケールの立花と写真作品が展開されています。

「はざま、生」(2025.1.6撮影)

池坊専宗 × 池坊麻布橘会

写真と立花が響き合うインスタレーション

 「はざま、生」は、華道家であり写真家としても活動する池坊専宗氏の撮り下ろし写真と、池坊麻布橘会支所メンバーによる四方正面立花によって構成されたインスタレーション作品です。
 創作の過程では、専宗氏自身も制作に深く関わり、壮大な立花を生け込む華道家たちと意見を交わしながら作品を完成させました。
 空間・花・写真が一体となり、六本木ヒルズという都市空間に、静謐で力強い“祈りの場”が立ち現れています。

作品コンセプト

「はざま、生」— 天と地のあいだに立つ、わたしたちの姿

 床面には、一続きの写真群が2列に配置されています。
 一方は地に映る草木、もう一方は空に向かう草木。時間や光、移ろう季節のまなざしが、静かに連なります。

 その中心に据えられた池坊の立花では、空へと真っ直ぐ伸びる「真(しん)」が人の存在を象徴。天と地のあいだで生きる私たち自身の姿を、花を通して映し出します。

草木も人も、同じように今この瞬間を生きている——
そのことを、花を通して感じてほしい。

 伝統と現代、自然と人間が交差する空間体験は、観る者に静かな勇気と共感をもたらします。

池坊の立花(りっか)とは

 池坊の立花は、いけばなの中でも最も古く、格式の高い様式。その起源は室町時代にさかのぼり、仏前供花という宗教的行為から発展しました。
 自然の景観を象徴的に表すという美意識は、現在も正風体新風体という二つの流れの中で受け継がれ、進化し続けています。

華道家・写真家 池坊専宗氏 プロフィール

  • 華道家元池坊 次期家元・池坊専好の長男
  • 慶應義塾大学理工学部、東京大学法学部卒業
  • 日本橋三越本店にて写真展「一粒の砂 記憶 ひかり」開催
  • 大阪・関西万博では、落合陽一氏パビリオン「null²」の茶室にて、184日間のいけばなを担当
  • 池坊青年部代表、京都市未来共創チームメンバー、東京国立博物館アンバサダー

「光を感じ、草木の命をまなざすこと」を信条に、写真・花・言葉を通して表現を続けています。

開催概要

項目内容
作品名はざま、生
主催華道家元池坊麻布橘会支所
会期2025年12月27日(土)10:00 ~ 2026年1月7日(水)23:00
会場六本木ヒルズ ウェストウォーク2階 南吹抜け
料金無料
備考24時間オープンスペース

新春の六本木で、静かに“生”を見つめる時間を

都市の喧騒の中に現れた、凛とした花と写真の世界。
六本木ヒルズを訪れた際は、ぜひ足を止めて、この新春インスタレーションを体感してみてください。

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