三ツ境駅(みつきょうえき)は、横浜市瀬谷区にある相鉄本線の駅で、瀬谷区の中心的な玄関口として親しまれています。
快速・各駅停車が停まり、横浜駅まで約20分。相鉄新横浜線開業以降は、新横浜駅・都心方面へもアクセスが向上し、利便性がさらに高まっています。
三ツ境は、かつて鎌倉郡阿久和村の一部で、昭和37年の町名整理で誕生した地名です。語源には、二俣川村・都岡村川井分・中川村阿久和分の三村の境であった説のほか、仏教語「密教」や「三つの橋」に由来する説があり、鎌取池にまつわる大蛇「お白姫様」の伝説も残る歴史ある地域です。
三ツ境駅は、GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)へのシャトルバスが発着するアクセス拠点としても重要な存在です。
横浜市が公表している「GREEN×EXPO 2027の開催に向けた取組状況について」によると、三ツ境駅は多い日で約6,000人の来場者を見込む重要なアクセス拠点とされています。
会場へのバス輸送については、発着所(バース)を2〜3カ所設け、1時間あたり約10〜40本の運行本数が想定されています。
シャトルバスの発着については、既存のバスロータリーではなく、楽老南公園前の道路上が想定されています。
出典:GREEN×EXPO 2027の開催に向けた取組状況について|横浜市
三ツ境駅前花壇(2025.11.14撮影)
GREEN×EXPO2027で花・緑出展もする「横濱花博連絡協議会」が隔週土曜日の午前中、三ツ境駅前の花壇を整備しています。変わりゆく季節に合わせて、花々も植え替えています。
カウントダウンボード(2025.11.14撮影)
相鉄線の通勤急行・快速・各停停車駅となります。主要駅からの所要時間は以下の通りです(乗換なしの場合)。
| 区間 | 所要時間 | 備考 |
|---|---|---|
| 横浜駅 | 約20分 | 快速停車 |
| 新横浜駅 | 約20分 | 相鉄新横浜線利用 |
| 新宿駅 | 約53分 | JR線直通列車利用 |
| 海老名駅 | 約15分 | 乗換なし |
三ツ境駅は、2010年代から段階的にリニューアルが進み、バリアフリー対応が充実した駅として整備されています。
駅周辺は商業施設が多く、買い物や飲食にも便利です。
三ツ境駅は、交通の利便性・商業施設の充実・自然へのアクセスが揃った、暮らしやすく訪れやすい駅です。
GREEN×EXPO 2027 の開催に向けても、今後ますます注目されるスポットとなるでしょう。
「買い物に便利で、花と緑のまち・瀬谷区らしさを感じられる駅」
それが三ツ境駅の魅力です。