【アフター万博関連】キュレーション『思弁的な音楽』|佐久間洋司氏・大阪ヘルスケアパビリオン・ディレクター

12月11日より虎ノ門「SIGNAL」で開催 ― インターネット音楽×アートが導く“行動変容”の可能性

 インターネット発の音楽文化と現代アートが交差する新たな展覧会『思弁的な音楽』が、2025年12月11日(木)より東京・虎ノ門のソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」で開催されます。本展をキュレーションするのは、2025年大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン・ディレクターとしても知られる佐久間洋司氏。

 累計5,000人が来場した人気シリーズ『拡張される音楽』『共に在る音楽』に続く本企画は、今年ルクア大阪(LUCUAホール)で行われた展覧会をベースに、新作を加えたアップデート版として東京で再構成。
月ごとに作品が入れ替わる“変化し続ける展示”を通じて、アートが人々の行動変容を促す新たな価値を提示します。

佐久間 洋司キュレーション『思弁的な音楽』を12月11日より虎ノ門「SIGNAL」にて開催|PRtimes より

展覧会コンセプト

 ショート動画の流行などにより、社会全体が“インスタントな刺激”を求める傾向が強まる一方で、若者文化における大きな創造力を維持し続けているのがインターネット音楽です。

 本展では、「音楽」という創造力を媒介に、社会課題の可視化や行動変容を促すアートの可能性をテーマに掲げ、スペキュラティブ(思弁的)な視点から新しい鑑賞体験を創出します。

キュレーター

佐久間 洋司(さくま ようじ)

大阪大学社会ソリューションイニシアティブ特任研究員/2025年日本国際博覧会 大阪パビリオン推進委員会ディレクター/一般社団法人シェイプニューワールドイニシアティブ代表理事/NOUS合同会社 代表社員(プロデューサー)。

  • 1996年生まれ
  • バーチャルビーイングや未来社会デザインを研究
  • 大阪・関西万博では大阪ヘルスケアパビリオンのディレクター
  • 24の“テーマウィーク”プログラムを主催
  • 日本オープンイノベーション大賞 文部科学大臣賞(2022)
  • Forbes JAPAN 30 UNDER 30(2023)

『思弁的な音楽』展 開催概要

項目内容
会期第一期:12/11(木)〜12/27(土)
第二期:1/9(金)〜1/31(土)
第三期:2/4(水)〜2/21(土)
開館時間火曜:10:00–20:00(ギャラリー)
水〜金:11:00–23:00(カフェ&ギャラリー)※18:00以降バータイム
土曜:11:00–18:00(カフェ&ギャラリー)
※日・月・祝日休み、貸切・臨時休業は公式HP/Instagramで案内
入場料無料
会場SIGNAL(The ParkRex TORANOMON 1F)
東京都港区虎ノ門1-2-11
アクセス東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」A2出口 徒歩5分
東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」2a出口 徒歩3分
問い合わせ03-6205-8220
公式サイトhttps://signing.co.jp/signal/
Instagramhttps://www.instagram.com/signal_socialissuegallery/
Google Maphttps://goo.gl/maps/qvQkChSzmWnkVmwY6

■ 参加作家(第一期)

  • r-906
  • 原口沙輔
    ほか

■ クレジット

  • 企画・プロデュース:佐久間洋司(NOUS)
  • ロゴデザイン・アニメーション:パンチ、Cumuloworks
  • プログラミング:naporitan
  • 監修:亀山淳史郎・菅井朋香(SIGNING)
  • 進行・会場プロデュース:ヴィンセント一朔(SIGNING)

SIGNALとは ― 社会課題とアートがつながる“ソーシャルイシューギャラリー”

SIGNALは、来場者の感じたこと・考えたことをアンケートとしてアウトプットし、その集合データを「兆し」として解析する特徴的なギャラリーです。

  • アート鑑賞 → 社会課題を“発見”
  • アンケート → 兆しを“可視化”
  • 分析結果 → レポート・対話イベント・共同プロジェクトへ発展

企業・大学・団体とも連携し、社会課題の新しい切り口を生み出す実験的な場として注目されています。

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