「おすぞ!園芸博!」GREEN×EXPO 2027でもスタンプラリー開催へ
万博で人気を博したスタンプラリーが、横浜でも復活!
大阪・関西万博で連日行列を生んだ大人気企画「スタンプラリー」。
GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)でも公式スタンプラリーの実施へ事業が進んでいます。

来場者は会場内外に設置された約200か所の対象施設(パビリオン、庭園、展示ゾーンなど)を巡りながら、特製の公式スタンプ帳にスタンプを集めることができます。

「デジタル」と「紙」両方で楽しめる!
スタンプラリーは、会場で押せる“物理スタンプ”に加えて、デジタルスタンプラリーとしても展開予定。
博覧会協会が実施するデジタル施策と連動し、会場外の周遊やプレイベントでの機運醸成も視野に入れた拡張的な企画になります。

大阪万博ではデジタルスタンプが閉幕後も閲覧・保存できるように
集めたデジタルスタンプ(NFT)は、当初閉幕と同時に無くなる予定でしたが、SBIグループによる「ミャクーン!」引き継ぎサービスを通じて、万博閉幕後も閲覧・保存できる仕組みが提供されました。
万博のデジタルウォレットアプリ「EXPO2025 Digital Wallet」終了後も、NFTを移行して保持できるよう設計された継続サービスです。

GREEN×EXPO2027ではどんなスタンプが?【予想】
スタンプラリー対象施設は、テーマ館・園芸文化展示・政府出展を中心に、Village出展・花と緑出展・テーマ営業出店を含めると200を超える多くのスタンプ設置がありそうです。
Ⅰ.主催者展示(公式展示ゾーン)
来場者全員が訪れる「中核スポット」です。

| 分類 | 名称・展示テーマ | 内容・見どころ | スタンプ設置想定 |
|---|---|---|---|
| テーマ館 | 「すべての生命はつながっている」 | 陸前高田「奇跡の一本松」の根を展示し、植物と菌類の共生を紹介。地球を支える命の根源を体感。 | ✅メインスタンプ(1〜2か所) |
| 園芸文化展示 | 「江戸期の園芸文化」 | 屋外に江戸の植木屋・花屋敷を再現。季節で展示を入れ替える。 | ✅季節別スタンプ(4季×1か所想定) |
| 政府出展 | 「令和日本の庭」 | 和泉川の自然を生かした屋外展示と、地球課題を扱う屋内展示。 | ✅屋外・屋内で2か所設置 |
🔸主催展示系スタンプ:約10か所想定
Ⅱ.Village出展(企業による共創ゾーン:12件)
市民・企業・行政が協働して「幸せを創る明日の風景」を形にするエリア。
企業展示の体験型ブースが多く、“産業×環境”スタンプ巡りの中核になります。



🔸Village出展系スタンプ:12か所想定(各企業1スポット)
(※三光ソフランホールディングスは辞退済)
Ⅲ.花・緑出展(企業・団体・個人・自治体)
GREEN×EXPOの「花の主役」ゾーン。
全国・海外からの出展者がつくる庭園・花壇・作品群をめぐる“花めぐりスタンプラリー”が主軸となります。
| 区分 | 出展数 | 内容 | スタンプ設置想定 |
|---|---|---|---|
| 花・緑出展 (企業・団体・個人) | 287件 | 花壇・盆栽・生け花・新品種展示など多彩。 園芸団体や大学も参加。 | 約120〜150か所 (ゾーンごと代表設置?) |
| 花・緑出展 (自治体) | 73件 | 全国の自治体による 庭園展示・地域花文化の紹介。 | 約30〜40か所 |
🔸合計:約360出展 → スタンプ配置 約150〜190か所想定
Ⅳ.テーマ営業出店(飲食・物販:4件)
飲食ゾーンやおみやげ販売エリアに設置される「休憩+体験」型スタンプ。
来場者の回遊性を高める“お楽しみ要素”となります。
| 出店者 | 内容(想定) |
|---|---|
| JAグループ | 地産地消・食育体験 |
| 明治グループ | ウェルビーイング食品 |
| 山崎製パン株式会社 | パン・スイーツ販売 |
| 株式会社丸兆 | 和菓子・食文化展示 |
🔸テーマ営業出店系スタンプ:4か所
想定スタンプ配置数(合計200か所前後)
| カテゴリ | 対象 | 想定スタンプ数 |
|---|---|---|
| 主催展示(テーマ館・園芸文化・政府) | 3施設 | 約10か所 |
| Village出展 | 12件 | 約12か所 |
| 花・緑出展(企業・団体・個人・自治体) | 360件 | 約150〜160か所 |
| テーマ営業出店 | 4件 | 約4か所 |
| その他(入場ゲート・記念売店・休憩所) | 協会指定スポット | 約20か所 |
| 合計(概算) | 約200か所 |
デザインにもこだわった「公式スタンプ帳」
スタンプ帳は、トゥンクトゥンクなど公式キャラクターやロゴを使用した特製デザインで、
パスポートサイズ(88×125mm)・約60ページ構成。会場マップも掲載され、思い出の一冊として記念に残る仕様です。

販売は会場内外の公式記念品売店やオンラインストアなどで予定されており、協会が掲げる「持続可能性に配慮した調達コード」に基づき、リサイクル紙を使用した環境配慮型デザインとなります。
来場者をつなぐ、もう一つの“花の軌跡”
スタンプは耐久性10万回以上、抗菌グリップ仕様、盗難防止チェーン付きと本格的なつくり。
運営チームが会期中常駐してメンテナンスを行うなど、快適に楽しめる体制が整備される予定です。
会場で、街で、スマホで——「おすぞ!園芸博!」
あなただけの“花と緑の軌跡”を集めましょう🌿
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