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日本、2030年リヤド国際博覧会への公式参加を閣議了解

大阪・関西万博の成果を継承し、次の国際舞台へ

 2025年12月16日、日本政府は、サウジアラビア王国リヤド市で開催される2030年リヤド国際博覧会への公式参加について、閣議了解しました。
本決定により、日本は次の国際博覧会の舞台に向けて、本格的な準備段階へと進みます。

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閣議了解の概要

 2025年12月16日の閣議において、以下の体制で2030年リヤド国際博覧会へ公式参加することが了承されました。

  • 幹事省:経済産業省
  • 副幹事省:農林水産省、国土交通省
  • 参加機関:独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)

官民が連携し、日本の技術力・文化・価値観を国際社会へ発信していく体制が整えられます。

2030年リヤド国際博覧会とは

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  • 開催地:サウジアラビア王国 リヤド市
  • 会期:2030年10月1日〜2031年3月31日
  • テーマ
    「あすを見通す力(Foresight for Tomorrow)」
  • 博覧会の種類
    国際博覧会条約に基づく登録博覧会(5年に1度開催される大規模万博)

中東地域で開催される登録博として、世界的にも注目度の高い万博となる見込みです。

日本が参加する意義

① 国際社会における日本理解の深化

 世界各国から多くの来場者が集まる万博への参加は、日本の文化・技術・価値観を直接伝える貴重な機会となります。

② 大阪・関西万博の成果を次世代へ継承

 2025年に開催された大阪・関西万博で得られた経験や知見を活かし、国際社会における日本の責務を果たすことにもつながります。

③ 貿易・投資・産業連携の促進

 日本の魅力発信を通じて、サウジアラビア王国をはじめとする各国との貿易投資の促進、関連産業の相互連携の発展が期待されます。

次の万博時代へ

 大阪・関西万博を経て、日本の万博外交は次のフェーズへ。
 2030年リヤド国際博覧会は、日本が世界とどのような未来像を共有していくのかを示す、新たな国際舞台となりそうです。
 今後、日本館のコンセプトや展示内容、参加企業・団体の動きにも注目が集まります。

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