横浜園芸博の交通混雑緩和へ 9月にTDMトライアル実施
横浜園芸博の交通混雑緩和へ 9月にTDMトライアル実施
横浜園芸博の開催期間中における交通混雑の緩和に向けて、「第2回 GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」が6月11日に横浜市役所で開催されました。会議では交通需要マネジメント(TDM)の目標や具体的な取り組み方針が示されるとともに、「GREEN×EXPO 2027 TDMパートナー」登録制度の創設が発表されました。
また、本番に先立ち、2026年9月7日から13日までの7日間、「TDMトライアル」を実施することも決定しました。

会場周辺道路や主要駅で混雑が予測
会議では、GREEN×EXPO 2027開催期間中の交通需要予測が報告されました。会場周辺では、環状4号線や八王子街道などで現況の時間最大交通量を上回る交通量となることが予測されており、特に来場者交通の影響が大きいとされています。

また、来場者の多くが横浜駅や新横浜駅でシャトルバスへ乗り換えると想定されており、日常利用者に加えて来場者が集中することで、駅構内の乗換動線が錯綜する可能性があるとしています。

「現況より混雑を増やさない」ことを目標に設定
道路交通については「会場周辺の混雑を現況より増大させない」こと、鉄道については「駅における乗換利便性を低下させない」ことを目標に設定しました。道路では平均旅行速度、鉄道では通路の混雑度や乗換所要時間を指標として効果を検証します。

テレワークや時差出勤などを呼びかけ
TDMでは、企業や団体に対し次のような取り組みへの協力を呼びかけます。
- テレワークや在宅勤務の実施
- オンライン会議の活用
- 計画的な休暇取得
- 時差出勤やフレックスタイム制度の活用
- 混雑時間帯を避けた配送や移動
- 横浜駅・新横浜駅を避けたルート選択
- 路上停車・駐車の抑制
これらの取り組みにより、人や物の移動量の削減や時間帯・経路の分散を図り、交通混雑の緩和を目指します。


TDMパートナー登録制度を創設
交通混雑緩和の取り組みを広げるため、「GREEN×EXPO 2027 TDMパートナー」登録制度を2026年6月12日から開始します。登録期間は2027年9月26日の会期終了までです。
登録企業・団体には、交通混雑予測情報のメール配信や、公式ホームページでの企業名公表などのメリットがあります。対象は、GREEN×EXPO 2027開催期間中に交通混雑の緩和につながる取り組みに賛同する企業・団体です。


先行事例の企業・団体




9月にTDMトライアルを実施
本番に先立ち、2026年9月7日から13日までの7日間、「TDMトライアル」を実施します。TDMパートナー企業や国、神奈川県、横浜市、GREEN×EXPO協会などが参加し、道路の迂回や混雑時間帯の回避、横浜駅・新横浜駅のピーク時間帯を避けた利用などを実践します。

トライアルでは、交通状況や参加者の取り組み状況を検証し、本番に向けた施策の改善につなげるとともに、TDMの認知度向上も図ります。
TDMとは?
TDMとは、道路や鉄道を単純に増やすのではなく、人やモノの移動そのものを調整・分散することで混雑を抑える考え方です。2025年の大阪・関西万博でも実施され、その成果を踏まえた検討が進められています。

今後の予定
今後はTDMパートナーの登録促進を進めるとともに、2027年の開幕100日前を目途に一般利用者や地域住民への協力呼びかけを開始します。また、会期中も継続的に効果検証を行いながら、交通混雑の緩和に向けた取り組みを推進していく方針です。

GREEN×EXPO 2027 TDMパートナー制度概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度開始 | 2026年6月12日 |
| 登録期間 | 2026年6月12日~2027年9月26日 |
| 対象 | 交通混雑緩和に賛同する企業・団体 |
| 主なメリット | 混雑予測情報の配信、企業名公表、SDGsへの貢献 |
| TDMトライアル | 2026年9月7日~9月13日 |
| GREEN×EXPO 2027会期 | 2027年3月19日~9月26日 |
関連リンク

