GREEN×EXPO 2027 会場内移動サポートボランティア募集|万博で15万人を支えた「LET’S EXPO」が横浜へ
「行きたいけれど、行けない」——そんな思いに応えてきたプロジェクトが、大阪・関西万博から横浜の花博へとバトンをつなぎます。大阪・関西万博で延べ15万人以上の参加を支えたユニバーサルツーリズムプロジェクト「LET’S EXPO」がGREEN×EXPO 2027に協賛し、会場内での移動をサポートするボランティアの募集を2026年7月28日(火)から開始しました。
ABOUT万博で15万人を支えた「LET’S EXPO」とは
「行こう。あきらめていた人と。」を理念に掲げるLET’S EXPOは、移動に不安を抱える方々の万博参加を支援するユニバーサルツーリズムプロジェクトとして、2023年に発足しました。
2025年の大阪・関西万博では、身体が不自由な方や視覚障がいのある方など、会場内を自力で移動することが難しい方々を対象に、車いすユーザーの押し手サポートや見守りを行う「会場内移動サポート」や、現地の様子をライブ配信で届ける「オンラインツアー」を提供。これらの取り組みを通じて、延べ15万人以上の参加を支援しました。
2027年3月19日に開幕するGREEN×EXPO 2027は、国や地域、年齢、障がいの有無を問わず、すべての来場者が楽しめる博覧会づくりを進めています。LET’S EXPOはこの考えに賛同して協賛を決定し、大阪・関西万博で培った移動支援やボランティア運営の知見を、横浜の会場でも活かします。
この横浜園芸博への参画は、2026年2月に開かれたボランティアの祭典「Volunteer’s Summit 2026」でも構想として語られていました。当時の現地の様子は別記事のレポートにまとめています。今回、その構想が正式な募集開始という形で動き出しました。
SUPPORT会場内移動サポートの内容
ボランティアが担うのは、移動が困難な方が会場内をスムーズに巡れるようにするサポートです。主に次の3つの役割があります。
| サポート | 内容 |
|---|---|
| 車いす移動サポート | 車いすが必要で押し手がいない、または人数が足りない方の移動を支援します。 |
| 視覚障がい者の 移動サポート | 安心して会場を楽しめるよう、移動のお手伝いとともに、できる限りの説明・案内を行います。 |
| 付き添い・見守り | 上記の利用者に付き添い、安心して会場を巡れるよう見守ります。 |
特別な資格がなくても、「移動に困っている人の力になりたい」という気持ちがあれば参加できる内容です。研修も用意されているので、初めての方でも安心して取り組めます。
RECRUITボランティア募集の概要・スケジュール
今回募集するのは、LET’S EXPOが提供する会場内移動サポートのボランティアです。GREEN×EXPO 2027の公式運営ボランティア「グリボラ」(ボランティアファミリー)とは別のもの。グリボラの募集はすでに終了していますが、グリボラに応募した方でも、この会場内移動サポートのボランティアには応募できます。両方を兼ねて参加することが可能なので、「園芸博のボランティアはもう締め切られたと思っていた」という方も、こちらから博覧会に関われます。
※グリボラの詳細・問い合わせはGREEN×EXPO 2027公式サイトをご覧ください(募集は終了しています)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人数 | 2,000名程度 |
| 応募受付 | 2026年7月28日(火)〜9月11日(金) |
| 活動場所 | GREEN×EXPO 2027 会場(横浜市・旧上瀬谷通信施設) |
| 活動期間 | 2027年3月〜9月(会期中) |
| 応募方法 | 日本財団ボランティアセンター「ぼ活!」の募集ページから |
説明会のあと書類選考があり、研修を経て会期中の活動に入ります。
- 7/28応募受付開始
- 8/6・8/28・9/9募集説明会(いずれか1日)
- 9/11応募受付締切
- 9月末頃書類選考結果の通知
- 10月中オリエンテーション(オフライン・オンライン)
- 11月中オンライン研修①
- 2027年1月中オンライン研修②
- 2月中ロールプレイング研修(オフライン)
- 3月〜9月ボランティア活動期間
SEMINAR3日間の募集説明会(オンライン)
応募を検討している方向けに、オンラインの募集説明会が3日程で開かれます。内容は各回共通なので、いずれか1日に参加すればOKです。いずれも19:00〜20:00の開催です。
PARTNERSLET’S EXPOを支える運営・連携体制
LET’S EXPOは、複数の企業・団体が力を合わせて運営しています。GREEN×EXPO 2027への参画も、この体制で進められます。
| 区分 | 企業・団体 | 役割 |
|---|---|---|
| 運営主体 | 一般社団法人関西イノベーションセンター(MUIC) | MUFG・三菱UFJ銀行が設立。万博レガシーの社会実装を目指す。 |
| 東京トラベルパートナーズ株式会社 | 介護施設向け旅行サービス「旅介」などを手がける。 | |
| 連携企業・団体 | 株式会社ツクイ | 横浜に本社を置く介護大手。会場内サポートの充実支援とボランティア募集支援。 |
| 公益財団法人日本財団ボランティアセンター | ボランティアの募集と研修を担当(応募先「ぼ活!」の運営)。 | |
| 株式会社kenma | プロジェクトデザイン。 | |
| 有限会社高菱技研 | 広報協力。 |
応募の窓口となる「ぼ活!」は、日本財団ボランティアセンターが運営するボランティア情報サイトです。募集ページから応募し、研修もこの体制のもとで受けられます。介護大手のツクイが横浜の企業として名を連ねているのも、地元開催の博覧会らしい体制です。
「移動が難しい人にも、花と緑の祭典を楽しんでほしい」——その思いを、現場で支えるのがこのボランティアです。大阪・関西万博で15万人の「行きたい」を実現した経験が、横浜でも受け継がれます。公式運営ボランティア「グリボラ」に応募済みの方も兼ねて参加できるので、園芸博に関わりたい方の新たな入口にもなります。少しでも興味があれば、まずは説明会をのぞいてみてはいかがでしょうか。

