GREEN×EXPO 2027の特別仕様ナンバープレート完全ガイド|料金・申込方法・注意点まとめ
GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)の開催を記念した「特別仕様ナンバープレート」が、全国の希望者に向けて交付されています。じつはこのナンバープレート、クルマ用(国土交通省)と原付用(横浜市)の2種類があり、申込先も料金も手続きの流れもまったく別です。
このページでは、公式に発表されている情報をもとに、対象になる車種・かかる費用・申し込みから取り付けまでの手順・申し込む前に確認しておきたい点を、2つまとめて整理しました。
- GREEN×EXPO 2027のナンバープレートは2種類
- クルマ用と原付用のちがい早見表
- 【クルマ編】デザインと対象になる車種
- フルカラー版とモノトーン版
- 対象外になるもの
- 【クルマ編】いくらかかる? 交付手数料と寄付金
- 主な地域の交付手数料
- 【クルマ編】申し込みから取り付けまでの流れ
- 今の番号のまま「交換」する場合
- 「希望番号」で申し込む場合
- 【クルマ編】申し込む前に確認しておきたいこと
- 【原付編】横浜市のトゥンクトゥンク・ナンバー
- 手続きに必要なもの/区ごとの在庫
- いつまでに申し込めばいい?
- まとめ
SECTION 01GREEN×EXPO 2027のナンバープレートは2種類
「GREEN×EXPO 2027のナンバープレート」と呼ばれているものは、発行しているところが違う2種類が並行して走っています。どちらの話をしているのかで、申込先も料金もまったく変わります。
① クルマ用:特別仕様ナンバープレート国土交通省
自家用登録車・事業用登録車・自家用軽自動車が対象。全国どこに住んでいても申し込めます。デザインは公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会が手がけたもので、2025年5月3日、パシフィコ横浜で開催中だった「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2025」の会場で発表されました。
② 原付用:特別仕様ナンバープレート横浜市
原動機付自転車(ミニカーを含む)が対象。横浜市内に定置場がある車両が対象で、区役所の税務課窓口で交付されます。公式マスコット「トゥンクトゥンク」が描かれているのは、こちらだけです。
どちらも実物のサンプルが横浜市役所1階のアトリウムに展示されています。トゥンクトゥンクのモニュメントの横に置かれた展示パネルに、自動車用と原動機付自転車用が1枚にまとめて掲示されていて、2026年8月現在も見ることができます。申し込みの前に色味や質感を確かめておきたい方は、立ち寄ってみるとイメージがつかみやすいはずです。
クルマ用と原付用のちがい早見表
| 項目 | クルマ用(国交省) | 原付用(横浜市) |
|---|---|---|
| 対象 | 自家用登録車/事業用登録車/自家用軽自動車 | 50cc以下・90cc以下・125cc以下・ミニカー |
| 申込先 | Web「希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス」、予約センター窓口、ディーラー・整備工場・行政書士 | 定置場のある区の区役所税務課窓口 |
| 住んでいる地域 | 全国どこでも可 | 定置場が横浜市内であること |
| 費用 | 地域別の交付手数料(+任意の寄付金1,000円以上) | 1台につき1回まで無料で交換可 |
| 番号 | 今の番号のまま交換できる | 窓口受付順のため番号は変わる |
| 期間 | 2025年7月14日〜2027年11月30日 | 2026年1月20日〜製作分が終了する日(最長2027年9月26日) |
| 元に戻す | 手数料を払えば通常のプレートに戻せる | 通常プレートへの交換は行われない |
SECTION 02【クルマ編】デザインと対象になる車種
デザインは全国共通です。地域名の部分だけが、住んでいる地域のものになります。国土交通省はデザインコンセプトを、GREEN×EXPO 2027の公式ロゴマークの花びらが風に吹かれて舞う様子を表したもので、花びらの一つひとつが博覧会を通じて生まれる人々の多様な幸せを表現している、と説明しています。
導入が決まったのは、令和5年8月31日の2027年国際園芸博覧会関係閣僚会議で決定された基本方針のなかです。開催に向けた国民的な機運醸成という位置づけで、ラグビーワールドカップ、東京2020オリンピック・パラリンピック、大阪・関西万博に続く、全国版の特別仕様としては4例目にあたります。
フルカラー版とモノトーン版
申込時に交付手数料等とあわせて1,000円以上の寄付をすると、フルカラー版を選べます。寄付をしない場合はモノトーン版です。寄付をしたうえであえてモノトーン版を選ぶこともできます。
| 登録自動車(自家用) | 登録自動車(事業用) | 軽自動車(自家用) | |
|---|---|---|---|
| フルカラー版 寄付金あり |
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| モノトーン版 寄付金なし |
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画像はいずれも「横浜」ナンバーの一例です。地域名の表示は、お住まいの地域のものになります。
寄付金は公益財団法人日本デザインナンバー財団を通じて、GREEN×EXPO 2027の開催に関連した交通サービスの充実などに活用される予定です。ナンバープレートの申し込みとは別に、寄付だけを申し込むこともできます。
なお、フルカラー・モノトーンのどちらであっても、自動車の区分がわかるように、事業用は緑色、軽自動車は黄色の枠取りが施されます。軽自動車のプレートが白ベースに見えるようになるわけではない、という点は押さえておきたいところです。
対象外になるもの
- 事業用軽自動車(黒ナンバー)は対象外です
- 二輪車(バイク)は対象外です
- 原動機付自転車は市区町村の所管のため、この制度の対象外です(横浜市の原付用は別制度/SECTION 06へ)
- 字光式(光るナンバー)の設定はありません
- 前後で違うデザインを付けることはできず、前後同じデザインになります
- 東京2020のときのような「ロゴのみ」のデザインは用意されていません
ジャパンモビリティショーでもPRされました
2025年10月30日から11月9日にかけて東京ビッグサイトで開かれた「ジャパンモビリティショー 2025」では、一般社団法人 全国自動車標板協議会のブースで、この特別仕様ナンバープレートの展示とPRが行われました。ナンバープレートの歴史や種類を紹介する10分ほどのミニイベントも開かれ、公式マスコットのトゥンクトゥンクが進行役として登場する回もありました。
展示では、全国版の図柄ナンバープレートと、GREEN×EXPO 2027、大阪・関西万博の特別仕様が並べて掲示されていました。同じ「特別仕様」でも、モチーフの取り方や色の使い方がずいぶん違うことがわかります。
会場では、好きな「地名」「番号」「絵柄」を選んでオリジナルのナンバープレート型ストラップを作れる体験コーナーも用意されていました。当日の様子はこちらの現地レポートでまとめています。
SECTION 03【クルマ編】いくらかかる? 交付手数料と寄付金
交付手数料は地域によって異なります。ビス・ナットなどの取付金具の代金も含まれた金額です。目安としては、普通車の中板2枚で8,780円〜11,800円ほど、軽自動車の中板2枚で8,860円〜12,980円ほどの幅があります。
| 地域名表示 | 登録車 中板2枚 | 軽自動車 中板2枚 |
|---|---|---|
| 横浜・川崎・湘南・相模 | 10,600円 | 10,800円 |
| 品川・世田谷・練馬 ほか(東京) | 8,780円 | 8,860円 |
| 大宮・川口・所沢 ほか(埼玉) | 8,780円 | 8,860円 |
| 千葉・習志野 ほか(千葉) | 8,780円 | 8,860円 |
| 名古屋 | 9,910円 | 10,100円 |
| 大阪・なにわ | 10,100円 | 10,500円 |
| 京都 | 10,380円 | 11,400円 |
| 札幌 | 9,460円 | 9,980円 |
| 福岡 | 11,360円 | 12,460円 |
| 沖縄 | 8,960円 | 8,960円 |
※上の表は代表的な地域の抜粋です。8トン以上の大型車などが使う「大板」は別料金で、1枚のみの交付であれば半額になります。札幌・帯広・北見については、自家用(8・9・0ナンバー)と事業用で金額が変わります。全地域の一覧は国土交通省の交付手数料等一覧(PDF)で確認できます。
このほか、ディーラー・整備工場・行政書士に申込代行を依頼する場合は、交付手数料等とは別に代行手数料がかかることがあります。また、所有者または使用者が国・地方公共団体・公職者である自動車は、寄付なしでフルカラー版を取得できる扱いになっています。
SECTION 04【クルマ編】申し込みから取り付けまでの流れ
特別仕様ナンバープレートは受注生産のため、申し込み(入金確認)から交付までは2週間程度が目安とされています。手続きの流れは、今の番号をそのまま使うか、番号も変えるかで2通りに分かれます。
今の番号のまま「交換」する場合
- STEP 1「希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス」から申し込む
- STEP 2交付手数料・寄付金を支払う
- STEP 3入金確認メールを受け取る
- STEP 4交換申請書をダウンロードして印刷する
- STEP 5運輸支局等・軽自動車検査協会事務所で交換申請をする
- STEP 6予約センターで、旧ナンバープレートと引き換えに新しいプレートを受け取る
クルマの購入時や、番号も変える「希望番号」で申し込む場合
- STEP 1「希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス」から申し込む(抽選対象の番号なら当選メールを待つ)
- STEP 2交付手数料・寄付金を支払う
- STEP 3入金確認メールを受け取る
- STEP 4予約センターで予約済証を受け取る
- STEP 5運輸支局等・軽自動車検査協会事務所で登録申請または届出をする
- STEP 6予約センターでナンバープレートを受け取る
窓口で申し込みたい場合は、住んでいる地域の予約センターに問い合わせる形になります。予約センターは、運輸支局等や軽自動車検査協会事務所に近接して置かれているナンバープレートの交付窓口です。手続きそのものが不安な場合は、ディーラー・整備工場・行政書士に代行を頼む方法もあります。
SECTION 05【クルマ編】申し込む前に確認しておきたいこと
公式Q&Aで案内されているなかから、取り付けを考えている人が先に知っておくと動きやすい項目をまとめました。
番号の変更が必要になるケースがある
地域名の右に書かれている分類番号が2桁以下の場合や、地域名が旧標板地名(品、栃木など)の場合は、番号の変更が必要になります。このときは「希望番号」での申し込みになります。
地域名は「横浜」になるわけではない
地域名は住んでいる地域のものです。国土交通省のサイトに載っている画像は「横浜」の一例として掲載されているものです。
ほかの図柄ナンバーからの交換もできる
現在ほかの特別仕様や地方版図柄ナンバーを付けている場合も、交換できます。ただし種類を問わず、あらためて交付手数料等が必要です。
通常のプレートに戻すこともできる
番号を変えずに通常のナンバープレートに戻すこともできます。一度取り外したプレートは再度取り付けられないため、あらためて通常プレートの交付手数料等が必要になります。
クルマの乗り換え時は引き継げない
特別仕様ナンバープレートは1台ごとの申し込みです。乗り換えの際に、そのまま次のクルマへ引き継ぐことはできません。
外したプレートは記念に保存できる
取り外したナンバープレートは、地域名の左側に不正使用防止のための穴を開けたうえで、記念に手元へ残すことができます。この処理には手数料がかかる場合があるため、予約センターへの確認が案内されています。
破損などで再交付を受けるときも、申し込み期間内であればGREEN×EXPO 2027特別仕様を選べます。ただし交付期間の終了後は、再交付であってもこのデザインは選べなくなります。
SECTION 06【原付編】横浜市のトゥンクトゥンク・ナンバー
横浜市は、開催500日前にあたる2025年11月4日に原動機付自転車用の特別仕様ナンバープレートのデザインを発表し、2026年1月20日から交付を始めました。公式ロゴマークをモチーフに、公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」が描かれた仕様で、街なかを彩る「シティドレッシング」の一環という位置づけです。
| 車種 | 地色 | 交付予定数 |
|---|---|---|
| 50cc以下 | 白色 | 7,000枚 |
| 90cc以下 | 黄色 | 400枚 |
| 125cc以下 | 桃色 | 6,500枚 |
| ミニカー | 水色 | 250枚 |
| 合計 | — | 14,150枚 |
手続きに必要なもの
すでに交付を受けているプレートからの交換は、車両1台につき1回限り無料です。2026年2月6日までは窓口予約が必要でしたが、それ以降は予約なしで区役所窓口へ行けば手続きができます。持ち物は次の3点です。
- 本人確認書類
- 現在のナンバープレート
- 現在の標識交付証明書
新規取得や、市外・他区からの住所変更や名義変更で新たにプレートの交付を受けるときにも、窓口で申し出れば特別仕様を選べます。同じ区内での住所変更や名義変更では新しいプレートが交付されないため、その場合は交換の手続きが別途必要です。
① 番号は窓口受付順で若い番号から交付されるため、希望番号の指定はできず、交換すると番号も変わります。
② 交付を受けた後、通常のナンバープレートへの交換は行われません。GREEN×EXPO 2027の会期終了後も同じ扱いです。
③ 番号が変わることで、自賠責保険の登録内容の変更手続きが必要になる保険会社が多いようです。必要な書類(標識交付証明書と旧標識の廃車申告受付書)はプレート交付時に渡されます。
区ごとに在庫の状況が異なります
横浜市は、区役所ごと・車種ごとの在庫状況を公式ページで公開しています。50cc以下と125cc以下は在庫数が10未満、90cc以下とミニカーは5未満になると「△」で表示され、在庫がなくなった区・車種は「×」になります。2026年8月時点では、50cc以下(白)は全18区で交付できる一方、90cc以下(黄)とミニカー(水色)は区によって状況が分かれています。出かける前に、最新の表を確認しておくと確実です。
横浜市外に住んでいる場合でも、所有する原付の定置場が横浜市内にあれば申し込めます。この場合は、住所と異なる場所を定置場とすることが認められる証拠書類の提出が必要です。
SECTION 07いつまでに申し込めばいい?
2つのナンバープレートは、終了の条件が違います。
| 種類 | 期限 | 考え方 |
|---|---|---|
| クルマ用 | 2027年11月30日まで | 日付で区切られています。受注生産のため申し込みから交付まで2週間程度かかる点を見込んでおくと安心です |
| 原付用(横浜市) | 製作分が終了する日(最長2027年9月26日) | 数量が決まっているため、在庫の状況しだいで日付より先に終わることがあります |
クルマ用は会期の終了後、2027年11月30日まで受け付けが続きます。会期中に会場へ向かうクルマに付けたい場合は、開幕の2027年3月19日から逆算して、2週間程度の製作期間を見ておく形になります。
- GREEN×EXPO 2027のナンバープレートは、クルマ用(国土交通省)と原付用(横浜市)の2種類
- クルマ用は全国どこからでも申し込め、対象は自家用登録車・事業用登録車・自家用軽自動車
- 1,000円以上の寄付でフルカラー版を選択でき、寄付金は開催に関連した交通サービスの充実などに使われる
- 交付手数料は地域別。普通車の中板2枚でおよそ8,780円〜11,800円
- 今のクルマの番号を変えずに交換でき、外したプレートは穴を開けて記念に保存できる
- 原付用は横浜市内に定置場がある車両が対象で、1台1回まで無料。番号は窓口受付順で変わる
- クルマ用は2027年11月30日まで、原付用は製作分が終了するまで(最長2027年9月26日)
ナンバープレートは、開幕までの日々を毎日いっしょに走ってくれる、いちばん身近なGREEN×EXPO 2027かもしれません。クルマ用なら全国どこでも、原付用なら横浜の街なかで、花びらが舞うデザインを走らせることができます。手続き自体は思ったよりもシンプルなので、気になった方は、まず自分の地域の交付手数料と、区役所の在庫状況をのぞいてみるところからどうぞ。






