ボランティア

LET’S EXPOの新ユニフォームは「2億円トイレ」の米澤隆さんデザイン|横浜園芸博へボランティア1,000名以上

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大阪・関西万博で車いすの人や目の不自由な人の来場を支えたLET’S EXPOが、GREEN×EXPO 2027に向けて本格的に動き出しました。2026年10月31日に発表された内容によると、ボランティアの登録は1,000名以上。会場内の移動を手伝う「会場内移動サポート」の申し込みは、2027年1月19日(火)から始まります。

同じ日には、ボランティアの研修で新しいユニフォームもお披露目されました。デザインは、大阪・関西万博の「トイレ5」を設計した米澤隆さんです。研修に参加してきたので、会場の写真とあわせて紹介します。

LET’S EXPO × GREEN×EXPO 2027

早わかり

2026年10月31日 発表

01移動サポートの申込

2027年1/19(火)〜

LET’S EXPO公式サイトで受付

車いすの押し手・目の不自由な人の移動支援など

02ボランティア

1,000名以上

大阪・関西万博(約700名)を上回る

10月31日に約200名で決起会

03新ユニフォーム

米澤隆さん

「トイレ5」の建築家がデザイン

〇△□とオレンジ・青・グレー

04クラウドファンディング

期間
11/1〜12/25
目標
500万円

読売新聞「idea market」で

出典:一般社団法人関西イノベーションセンター(PR TIMES・2026年10月31日)

LET'S EXPOのロゴと「行こう。あきらめていた人と。」のバックパネルの前で、新しいユニフォームを手にする2人
10月31日にお披露目されたLET’S EXPOの新しいユニフォーム

SECTION 01LET’S EXPOとは

LET’S EXPOは、移動に不安がある人も博覧会に行けるように手伝う、ユニバーサルツーリズムのプロジェクトです。2025年の大阪・関西万博に向けて2023年に始まり、合言葉は「行こう。あきらめていた人と。」

運営は、大阪の一般社団法人関西イノベーションセンター(MUIC Kansai)と、東京トラベルパートナーズ株式会社。大阪・関西万博では、車いすの人の押し手サポートや目の不自由な人の移動支援などの「会場内移動サポート」と、会場の様子をライブ配信で届ける「オンラインツアー」で、延べ15万人以上の参加を支えました。

大阪・関西万博の大屋根リングの前で、白いTシャツを着たLET'S EXPOのボランティアがミャクミャクのモニュメントと並ぶ集合写真
大阪・関西万博でのLET’S EXPOのボランティア|画像:LET’S EXPO(関西イノベーションセンター)

SECTION 02ボランティアは1,000名以上に

GREEN×EXPO 2027に向けたボランティアの募集は、2026年7月28日(火)に始まりました。登録は1,000名以上になり、大阪・関西万博の約700名を上回っています。

10月31日(土)には、ボランティアのオリエンテーションとして、約200名が集まる決起会が開かれました。会場には新しいユニフォームが並び、電動車いすも置かれていました。

ハンガーラックに並ぶLET'S EXPOのユニフォームと、手前の電動車いす
研修の会場。ユニフォームと電動車いすが並んでいました(10月31日)

SECTION 03会場内移動サポートの申し込みは1月19日から

GREEN×EXPO 2027の会場でも、大阪・関西万博と同じように会場内移動サポートを行います。内容は次の3つです。

  • 車いすの移動サポート:車いすの押し手として手伝います
  • 目の不自由な人の移動サポート
  • 同行・見守りのサポート:上の2つのサポートの同行と見守り

車いすのサポートは、体の状態や体力の面で車いすが必要で、同行者に押し手がいない人や、押し手の人数が足りない人が対象です。

申し込みは2027年1月19日(火)から、LET’S EXPOの公式サイトで受け付けます。

SECTION 04米澤隆さんデザインの新ユニフォーム

新しいユニフォームをデザインしたのは、米澤隆建築設計事務所の主宰で大同大学准教授の米澤隆さん。大阪・関西万博では「トイレ5」(いわゆる「2億円トイレ」)を設計しました。ユニフォームの協賛は、ピエクレックスです。

背中にLET'S EXPOのロゴ、すそに丸・三角・四角の模様が入った白いポロシャツの後ろ姿
背中にはLET’S EXPOのロゴと「行こう。あきらめていた人と。」。袖にはGREEN×EXPO 2027のロゴ

デザインは、〇・△・□のシンプルな形と、LET’S EXPOのオレンジ・青・グレーの、見分けやすい色の組み合わせ。建築や植物、昆虫、太陽、雨など、生態系にかかわるいろいろなものと、それらを結ぶ「道」を表しています。

〇△□の形が点線の道でつながる模様のデザイン画と、すそにオレンジと青の模様が入った白いポロシャツの背中
(左)デザインコンセプト(右)ユニフォームデザイン|画像:LET’S EXPO(関西イノベーションセンター)
「ユニフォームに描いた『道』には、誰かの『行きたい』という思いと、その先にある体験をつなぐ『架け橋』としてのLET’S EXPOの活動を重ねています」

米澤隆さん(発表資料より)

研修で米澤隆さんが紹介したデザインの考え方

10月31日の研修では、米澤隆さんがユニフォームのデザインについて説明しました。米澤さんは米澤隆建築設計事務所の主宰で、大同大学准教授。博士(工学)、一級建築士です。大阪・関西万博の「トイレ5」のほか、名古屋駅西側の駅前広場や、EXPASA浜名湖「ONE SEANA」などを手がけ、中川運河、昼神温泉、篠島のまちづくりにも取り組んでいます。大阪・関西万博の期間中は、LET’S EXPOのオンラインツアー「米澤隆とあるく 万博会場内建築ツアー」にも出演しました。

  • 人と場所、体験をつなぐ架け橋:家から博覧会の会場へ、ひとつのVillage(パビリオン)や庭園から次のVillageや庭園へ。誰かの「行きたい」という思いと、その先にある場所や体験をつなぐLET’S EXPOの理念を、家やVillage、動植物と、それらを結ぶ「道」で表しました
  • 見やすい色とかたち:〇・△・□のシンプルなかたちと、弱視の人にも見やすい、はっきりした色の組み合わせ。建築、花、木、ちょう、カエル、トンボ、太陽、雨などを描いています
  • イラスト「TSUNAGU -つなぐ-」:花(パビリオン)を「生産者」、カタツムリなどを「消費者」、微生物やキノコ、ミミズを「分解者」として描き、花粉を運ぶミツバチや、陸から水辺へ向かうトンボやカエルも。一つひとつの異なる存在が道でつながることで、ユニフォーム全体にひとつの風景が生まれます
  • トイレ5から広がる考え方:トイレ5は、色やかたちの違う小さなユニットを組み合わせ、それぞれが個性を保ちながらひとつの建築をつくる試みでした。その考え方を、建築からユニフォームへと広げています
  • 明日の風景へ:ユニフォームを着たボランティアと来場者が出会い、ともに会場を巡る。その一つひとつの活動が、GREEN×EXPO 2027のテーマ「幸せを創る明日の風景」をつくっていく、という願いが込められています

ユニフォームのつくり

  • 表は無地:あえて真っ白にして、キャンバスに見立てています
  • 袖:GREEN×EXPO 2027の公式ロゴマーク
  • 背中:LET’S EXPOのロゴマーク(デザインは株式会社kenma)と、すそにイラスト「TSUNAGU -つなぐ-」
  • 素材:ポロシャツはピエクレックスの協賛。役目を終えたあとは土に還ります
  • 自由にカスタマイズ:LET’S EXPOカラー(ブルー、オレンジ、ライトベージュ)のスカーフやカバン、ぼうし、ワッペンを組み合わせて、着る人が自分らしくアレンジできます

ユニフォームのイラストをGREEN×EXPO 2027のカラーに展開した、Tシャツやタオル、ボトル、アクリルキーホルダー、缶バッジなどのチャリティーグッズの制作も検討されています。

SECTION 05これからの予定

  • 2026年10月31日ボランティアのオリエンテーション
  • 2026年11月オンライン研修①(障がいの理解)
  • 2027年1月オンライン研修②(車いすの人、目や耳の不自由な人へのサポート)
  • 2027年1月19日会場内移動サポートの申し込み受付スタート
  • 2027年2〜3月ロールプレイ研修
  • 2027年3月19日会場での活動スタート(GREEN×EXPO 2027 開幕)
  • 2027年9月26日活動終了(閉幕)

※予定や内容は変わることがあります。

SECTION 06クラウドファンディングと協力企業

読売新聞のクラウドファンディング「idea market」で、2026年11月1日(日)〜12月25日(金)に支援を募ります。目標は500万円で、会場内移動サポートやオンラインツアー、ボランティアの研修に使われます。

協力企業・団体には、日本財団ボランティアセンター、ツクイ、シマダグループ、ピエクレックス、小俣組、横浜銀行、住友電気工業、SOMPOケア、kenma、伊勢志摩バリアフリーツアーセンター、高菱技研などが名を連ねています(一部)。

当サイトの記事「LET'S EXPOのクラウドファンディング」のアイキャッチ関連記事LET’S EXPOのクラウドファンディング11/1〜12/25、リターンは1,000円から›

SUMMARYまとめ

  • LET’S EXPOがGREEN×EXPO 2027に向けて本格始動。ボランティアは1,000名以上(大阪・関西万博は約700名)
  • 車いすの押し手や目の不自由な人の移動を手伝う会場内移動サポートは、2027年1月19日(火)から公式サイトで申し込み
  • 新ユニフォームは「トイレ5」の米澤隆さんのデザイン。〇△□の形と「道」で生態系のつながりを表現。表は無地のキャンバスで、LET’S EXPOカラーの小物で自由にカスタマイズ。ポロシャツは役目を終えると土に還る素材
  • ユニフォームのイラストを使ったチャリティーグッズも検討中
  • 10月31日に約200名で決起会。11月からオンライン研修、2〜3月にロールプレイ研修
  • クラウドファンディングは11月1日〜12月25日、目標500万円

「行こう。あきらめていた人と。」の合言葉は、大阪から横浜へ。移動に不安があってGREEN×EXPO 2027をあきらめかけている人がいたら、1月19日からの申し込みを伝えてあげてください。

出典:米澤隆さんの説明(2026年10月31日のボランティア研修)、一般社団法人関西イノベーションセンター「LET’S EXPO、『GREEN×EXPO 2027』へ向けて、1,000名以上のボランティアと本格始動」(PR TIMES・2026年10月31日)。写真:futureearth.jp(2026年10月31日撮影)、LET’S EXPO(関西イノベーションセンター)。
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