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横浜園芸博の交通混雑緩和へ 9月にTDMトライアル実施

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横浜グリーンエクスポの開催期間中に起きる交通混雑を、どう抑えるか。その予行演習が2026年9月7日(月)から13日(日)までの7日間に行われます。「TDMトライアル」です。

チラシと周知サイトで、避けてほしい道路の範囲と時間帯が具体的に示されました。会場周辺で車を使う人、横浜駅・新横浜駅を通勤で使う人には、来週の話になります。

TRIALTDMトライアルとは

TDMは交通需要マネジメントの略で、道路や鉄道を増やすのではなく、人やモノの移動そのものを調整・分散して混雑を抑える考え方です。一般交通の分散・平準化によって交通混雑を改善します。

TDMトライアルは、その取組を本番前に実際にやってみて、効果と課題を確認する実証実験です。あわせて「GREEN×EXPO 2027 TDM」を知ってもらう機会にすることも目的とされています。

  • 期間2026年9月7日(月)〜9月13日(日)の7日間
  • 対象TDMパートナー企業、国、神奈川県、横浜市、GREEN×EXPO協会
  • 事務局GREEN×EXPO 2027 交通円滑化推進会議事務局横浜市 GREEN×EXPO推進課

ACTIONS協力してほしい4つの取組

チラシでは、協力してほしい取組が4つに整理されています。

1. 移動量・配送量を削減

テレワーク・在宅勤務/会議をオンラインで実施/計画的な休暇の取得/荷物や書類の受取・発送頻度の低減・集約

2. 混雑時期・時間帯を回避

時差出勤・フレックスタイム制/打合せの際に混雑時間を避けた移動/荷物の配送の際に混雑時間を避けた移動/混雑時間帯を避けた荷物・書類の受取発送

3. 混雑場所・ルートを回避

会場周辺道路を避けたルート選択/会場周辺道路を避けて移動できるサテライトオフィスや倉庫などの活用/鉄道・バス・自転車・徒歩への手段変更/横浜駅・新横浜駅を避けたルート・利用駅への変更

4. 交通阻害の低減

路上停車・駐車の低減

3の「鉄道への手段変更」には但し書きがあります。チラシでは「鉄道(横浜駅・新横浜駅を除く)、バス、自転車、徒歩などへの手段の変更」と書かれています。車から鉄道に替えてほしい一方で、横浜駅と新横浜駅は混雑するので避けてほしい、という二段構えです。

ROAD道路|避けてほしい範囲と時間

まず求められているのは、来場者の集中が想定される範囲を迂回することです。迂回が難しい場合は、混雑する方向と時間を避けた通行が求められています。

避けてほしいエリア

チラシの地図で赤く囲まれているのは、会場(旭区・瀬谷区)を中心とした一帯です。周囲を通る主な道路は次のとおりです。

  • 環状4号線
  • 八王子街道
  • 保土ケ谷バイパス
  • 国道16号
  • 中原街道
  • 厚木街道
  • 国道246号/国道467号
  • 東名高速道路(横浜町田IC・上川井IC・下川井IC周辺)

特に避けてほしい時間

  • 来場方向8:00〜10:00
  • 退場方向16:00〜18:00

取組例として、混雑回避ルートの選択、まとめて納品、配送時間の変更、テレワーク・在宅勤務、時差出勤、オンライン会議が挙げられています。

RAIL鉄道|横浜駅・新横浜駅の8〜10時

鉄道で名指しされているのは横浜駅と新横浜駅の2駅です。乗り換えと乗降利用を避けてほしいとされています。

避けてほしいのは8:00〜10:00

この2駅は、会場行きのシャトルバスへの乗り換え拠点になります。日常の利用者に来場者が重なるため、駅構内の乗換動線が錯綜する可能性が指摘されています。

取組例は、時差出勤、テレワーク・在宅勤務、サテライトオフィスの活用、横浜駅・新横浜駅を避けたルート・利用駅への変更、オンライン会議です。

WHYなぜ必要なのか

2026年6月11日に開かれた第2回 GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議で、開催期間中の交通需要予測が報告されています。

道路交通の需要予測
GREEN×EXPO 2027 交通円滑化推進会議 第2回説明資料より

会場周辺では、環状4号線や八王子街道などで現況の時間最大交通量を上回る交通量になると予測されており、特に来場者交通の影響が大きいとされています。

鉄道の需要予測
GREEN×EXPO 2027 交通円滑化推進会議 第2回説明資料より

設定されている目標

数値目標ではなく、現状を悪化させないことが目標に置かれています。

  • 道路会場周辺の混雑を現況より増大させない指標は平均旅行速度
  • 鉄道駅における乗換利便性を低下させない指標は通路の混雑度と乗換所要時間
TDMの目標
GREEN×EXPO 2027 交通円滑化推進会議 第2回説明資料より

PARTNERTDMパートナー登録制度

取組を広げるため、「GREEN×EXPO 2027 TDMパートナー」登録制度が2026年6月12日から始まっています。トライアルの対象になるのも、この登録企業です。

  • 制度開始2026年6月12日
  • 登録期間2026年6月12日〜2027年9月26日(会期終了まで)
  • 対象開催期間中に交通混雑の緩和につながる取組に賛同する企業・団体
  • 主なメリット交通混雑予測情報のメール配信、公式ホームページでの企業名公表、SDGsへの貢献

登録の申込は、TDM周知サイトから行えます。募集は現在も続いています。

NEXT今後の予定

今回のトライアルでは、交通状況と参加者の取組状況を検証し、本番に向けた施策の改善につなげます。

今後はTDMパートナーの登録促進を進めるとともに、2027年の開幕100日前を目途に、一般利用者や地域住民への協力呼びかけを開始する方針です。開幕100日前は2026年12月9日にあたります。

今後の進め方
GREEN×EXPO 2027 交通円滑化推進会議 第2回説明資料より

会期中も継続的に効果検証を行いながら、混雑緩和の取組を進めるとされています。

SUMMARYまとめ

  • TDMトライアルは2026年9月7日(月)〜13日(日)の7日間
  • 対象はTDMパートナー企業、国、神奈川県、横浜市、GREEN×EXPO協会
  • 道路は来場方向8:00〜10:00、退場方向16:00〜18:00を避ける。まずは会場周辺の迂回を検討
  • 鉄道は横浜駅・新横浜駅の8:00〜10:00の乗り換え・乗降を避ける
  • 目標は道路が「現況より混雑を増大させない」、鉄道が「乗換利便性を低下させない」
  • TDMパートナー登録は2027年9月26日まで受付中
  • 一般利用者・地域住民への呼びかけは開幕100日前(2026年12月9日)を目途に開始予定

会期が始まってから困らないように、1年半前に一度試してみる。9月7日からの7日間は、参加する企業にとっての予行演習であると同時に、道路と駅がどこまで応えられるかを測る1週間でもあります。

出典:GREEN×EXPO 2027 TDM周知サイト(横浜市)、TDMトライアルのチラシ(2026年8月作成)、GREEN×EXPO 2027 交通円滑化推進会議 第2回説明資料(2026年6月11日)。
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