MEBUKU第3期が始動|園芸博へ向かう横浜の共創プログラム
横浜駅直結のビル42階に、事業共創施設「Vlag yokohama」があります。そこで半年ごとに開かれている共創プログラムが「MEBUKU by Vlag yokohama」です。
2026年8月から第3期が始まりました。テーマは#環境 #ウェルビーイング #食と農。「GREEN×EXPO 2027を控える横浜」を舞台に、4つのプロジェクトが動いています。
PROGRAMMEBUKUとは
「MEBUKU」は、“横浜から未来の暮らしをつくる”ことを目指す共創プログラムです。個人やチーム、企業が交わりながら、暮らしに関わるアイデアを社会に芽吹かせていくことを目指しています。
会場のVlag yokohamaは、相鉄アーバンクリエイツ・東急・UDSの3社が共同運営する事業共創施設。THE YOKOHAMA FRONTの最上階42階にあり、オフィス、会員制ワークラウンジ、カフェ&バー、イベントホールを備えています。施設名の「Vlag」は「未来の兆し」を意味します。
- 第1期6組が採択。成果発表会は2025年9月25日最優秀賞「ハッピーマタニティBOX」、優秀賞「農のある暮らし」
- 第2期4組が採択(2026年1〜3月)。成果発表会は2026年3月27日
- 第3期4組が採択(2026年8月〜2027年1月)。成果発表会は2027年1月28日
プログラムはレクチャー&ワークショップ、ミートアップ&フィールドワーク、3回のメンタリング、成果発表会(Demo Day)という流れで進みます。
3RD第3期の4プロジェクト
第3期は過去最多の応募があったと発表されています。採択されたのは次の4組です。
港町横浜発、家族向け文化体験#ウェルビーイング
Synk株式会社
柑橘を余さず活かす新機軸#環境 #食と農
イッツガーデン
廃棄物の再資源化と付加価値向上#環境 #食と農
合同会社渋谷肥料
朝食で集うオフィス空間を作る#ウェルビーイング #食と農
株式会社FSP
ゲスト共創パートナーとしてNOK株式会社、株式会社ファンケル、株式会社明治の3社が参画しています。プログラム期間中は、Vlag yokohamaと周辺地域が実証フィールドになります。
今後のスケジュール
- 2026年8月27日オリエンテーション・キックオフ
- 9月〜10月構想フェーズ(セッション①〜③・中間発表)
- 11月〜1月実証実験フェーズ(セッション④〜⑥)
- 2027年1月28日成果発表会(Demo Day)
FOUND第2期に園芸博を名指ししたプロジェクト
第3期の発表では「GREEN×EXPO 2027を控える横浜」という言い方がされていますが、園芸博を名指ししたプロジェクトは第2期にすでにありました。
PHI株式会社(繁田知延 氏)の「朝顔鉢で芽吹く 共創型環境教育」。全国で役目を終えた朝顔鉢を回収し、国の伝統的工芸品「熊野筆」にアップサイクルして、持ち主だった子どもたちへ還元する取り組みです。
プロジェクトの説明には、この事業を通じて「GREEN×EXPO 2027」を見据え、環境配慮行動を自ら実践する「持続可能な社会の担い手」を育む教育モデルを構築すると書かれています。
小学校で育てた朝顔の鉢は、役目を終えたあと捨てられることが多いものです。それが筆になって自分の手元に戻ってくる、という体験が資源循環の理解につながる、という組み立てになっています。
第2期のほかの3組
- 全国キムチ化計画 横浜編!(株式会社Dプラン)規格外野菜や未利用食材をキムチに変え、フードロス削減と地域産業の創出に取り組む
- センスメイキングエコノミー(SenseDrive株式会社)横浜の企業の仕事を体験プログラム「みつけイロ」としてコンテンツ化
- 横浜の路上から夢へつながるレールを創出する!(株式会社Esfiida)公認路上ライブの場を増やす
1ST第1期から続くテーマ
第1期(成果発表会は2025年9月25日)に登壇したのは6組でした。並べてみると、園芸博のテーマと重なるものが複数あります。
- 循環の文化をヨコハマからつくる(ZERO PC)電子ごみを資源として再活用する
- 農のある暮らしを横浜から(石井康晴 氏)農作物の生産と暮らしが両立する「農業住宅」のモデル構築──優秀賞
- 暮らしを彩る、身近な伝統産業(co-loop)小規模製造業の技の承継
- 食 × well-being の先進都市横浜(TeamAAA)菜食・宗教食・アレルギー対応食などを街全体で受け入れる仕組み
- “恩送り”の社会実装(WowShare)旅先での感動のシェア
- 妊婦に優しい街「横浜へ」(ハッピーマタニティBOX)──最優秀賞
環境、農、食、伝統産業。第3期のテーマである#環境 #ウェルビーイング #食と農は、この頃から扱われてきた領域です。
横浜市は2025年にアジア循環型都市宣言の第1号都市になっています。MEBUKUの発表でも、この宣言から2027年の園芸博開催へと向かう流れのなかにプログラムが位置づけられています。
JOIN成果発表会は誰でも見られる
第3期の成果発表会は2027年1月28日(木)に予定されています。時間や参加方法はまだ発表されていませんが、過去2回はいずれも一般が参加できる形でした。
- 第1期2025年9月25日 18:00〜21:30参加費無料/現地・オンライン選択可/Peatixで申込(現地は11日前で締切)
- 第2期2026年3月27日 19:00〜21:00現地は無料・先着順/オンラインは人数制限なし(ミートアップは現地のみ)
内容はオープニング、キートーク、プロジェクトのピッチ、表彰・講評、ミートアップという構成です。第2期はオンライン配信され、アーカイブの公開も予定されていました。
第3期の日時・参加方法は未発表です。第1期は現地参加の申込が開催11日前で締め切られました。同じであれば2027年1月17日ごろが目安になります。発表があり次第、この記事に追記します。
SUMMARYまとめ
- MEBUKUは横浜駅直結のVlag yokohama(THE YOKOHAMA FRONT 42階)で行われる共創プログラム
- 第3期は2026年8月〜2027年1月。#環境 #ウェルビーイング #食と農をテーマに4組が採択
- ゲスト共創パートナーはNOK、ファンケル、明治の3社
- 第2期にはPHI株式会社の「朝顔鉢で芽吹く 共創型環境教育」があり、GREEN×EXPO 2027を名指ししていた
- 第1期から環境・農・食・伝統産業のテーマが扱われてきた
- 成果発表会は2027年1月28日(木)。過去2回は一般参加できる形だった
朝顔鉢が筆になって子どもの手に戻る。規格外の野菜がキムチになる。園芸博の会場の外でも、横浜では「循環」を形にする試みが積み重なっています。2027年1月28日、第3期の4組がどんな成果を持ち寄るのかが見られます。
