GREEN NOKO 8月8日開催|農工大の食と農の交流イベント、さくら福姫の試食も
東京農工大学の学生チームが主催する食と農の交流イベント「GREEN NOKO -TUAT Glocal Agri-Food Project-」が、2026年8月8日(土)に府中キャンパスの「邂逅館」で開かれます。GREEN×EXPO 2027の全国連携プログラムに登録された活動で、参加無料・申込不要。農工大が開発したお米の試食会も予定されています。
OVERVIEWGREEN NOKOの開催概要
「世界ではどんな食べ物が食べられているの?」「気候変動で、作物はどうなるの?」——GREEN NOKOは、そんな問いを入口に、日本の地方から世界までを見渡しながら食と農の未来を考える交流イベントです。企画・運営を担うのはGREEN NOKOプロジェクトチーム。TUAT援農隊、Buddy Club、のこすまいと、大川研究室といった学内の団体が集まって構成されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | GREEN NOKO -TUAT Glocal Agri-Food Project- |
| 日時 | 2026年8月8日(土)11:00〜15:30 |
| 会場 | 東京農工大学 西東京国際イノベーション共創拠点「邂逅館」1階イベントスペース (東京都府中市幸町3-5-8) |
| 対象 | 高校生、大学生、地域の皆様など全ての方 |
| 参加費 | 無料(申込不要・対面のみ) |
| 主催 | GREEN NOKOプロジェクトチーム 東京農工大学 西東京国際イノベーション共創拠点 |
会場となる邂逅館は、2025年4月に府中キャンパス内へオープンした産学共創拠点です。「農」「食」「エネルギー」をテーマに掲げ、1階にはレストランや無印良品が入るなど一般に開放された施設で、地域の人が立ち寄りやすい場所になっています。
PROGRAM当日のプログラム
4時間半のなかで、GREEN×EXPO 2027の最新情報、教員による講演、参加団体の活動報告、そして試食会と、内容が切り替わりながら進みます。
- 11:00開会
- 11:05GREEN×EXPO 2027の最新情報が知れる!
(GREEN×EXPO サステナビリティ推進部長 見宮美早氏) - 11:15本学教員による講演会
- 12:15参加団体による活動報告
- 13:00パネル展示・試食会
〜さくら福姫 with 無印良品のふりかけ〜
協会の担当者から直接、最新情報が聞ける。冒頭に登壇するのはGREEN×EXPO 2027のサステナビリティ推進部長。開幕まで1年を切った博覧会の準備状況を、主催者側から直接聞ける貴重な機会です。
LECTURE3人の教員が語る「食と農」
講演会には、専門分野の異なる3人の教員が登壇します。土のインフラから品種改良、そして食文化まで、視点の振れ幅が大きいのが特徴です。
〜生産インフラからポストハーベストまで〜
土壌物理や地中レーダによる土中の水分動態の解析を専門とし、土という生産インフラの側から食を支える研究に取り組んでいます。斎藤広隆 教授(農学研究院 農業環境工学部門)
〜食料の持続的な安定生産を目指して〜
倒れにくい「強稈(きょうかん)」なイネの研究で知られ、台風に強い多収品種の開発を続けてきました。大川泰一郎 教授(農学研究院 生物生産科学部門)
〜南米ガイアナの暮らしと文化〜
国際関係論を専門とし、国際交流や平和構築に関わってきた立場から、食を通じて世界を見る視点を紹介します。横森佳世 准教授(グローバル教育院)
REPORT学生・地域団体による活動報告
12時15分からは、学内の学生団体と地域の企業・団体が、それぞれの取り組みを持ち寄って報告します。学生によるアイデア発表、地域の食・農の取り組み紹介、留学生による世界の食文化紹介が入り混じる構成です。
キャンパス内に出店する小売の立場から。無印良品 東京農工大学府中キャンパス店
地域で食を支える現場からの報告。新町ささえあいの会
学生団体としての取り組み。斎藤愛実/のこすまいと
農家に人手を届ける学生の活動。不破美幸/TUAT援農隊
研究室での品種研究の話。佐野朱理/作物学研究室
世界各国の食卓を留学生の視点から。buddy club
TASTING農工大生まれの米「さくら福姫」を試食
13時からのパネル展示・試食会で振る舞われるのは、東京農工大学が開発したお米「さくら福姫」。無印良品のふりかけと合わせて味わえます。
このさくら福姫を育成したのが、講演会に登壇する大川泰一郎教授です。茎が太く固いため折れにくく、台風などにも強いという特徴を持ちます。府中市の野口酒造店が38年ぶりに地元での酒造りを復活させた際にも、この米が使われました。
講演と試食と学生発表が、一本の線でつながっている。大川研究室はGREEN NOKOプロジェクトチームの構成団体でもあり、活動報告に登場する「モンスターライス」も同じ研究室から生まれた品種です。講演で聞いた品種改良の話を、そのまま口で確かめられる構成になっています。
GREEN×EXPOGREEN×EXPO 2027の全国連携プログラムとして
GREEN NOKOは、GREEN×EXPO 2027の全国連携プログラムに登録された活動です。協力にはGREEN×EXPO協会が名を連ねています。
顔ぶれを見ると、大学の研究室と学生団体に加えて、無印良品、株式会社まちづくり府中、都立農業高校、新町ささえあいの会、東京府中FMラジオTAMAリバー『幸せ時間ボナペティ』、農工大OBOGと、地域のさまざまな主体が並びます。大学のイベントというより、大学を場所として地域が集まる催しに近い形です。
会場へは、京王線「府中駅」北口3番のりばからバス約7分、「晴見町(東京農工大学前)」バス停下車。JR武蔵野線「北府中駅」からは徒歩約12分です。施設内に有料駐車場(50台)とバイク・自転車の無料置き場があります。申込不要で出入りが自由なので、講演だけ、試食だけといった参加の仕方もできます。
「グローカル」を掲げるとおり、地域の農地の話と世界の食文化の話が同じ場に並ぶのがこのイベントの面白いところです。GREEN×EXPO 2027が掲げる「幸せを創る明日の風景」というテーマも、案外こういう身近な食卓の話から考えたほうが手触りがあるのかもしれません。夏休みの土曜日、府中まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
