リビングホスピタリティジャパンの横浜グリーンエクスポ計画|吊り庭のアフタヌーンティーと「ハイジ」のカフェ
大阪・関西万博で6か国のパビリオンの飲食・物販を運営したリビングホスピタリティジャパンが、GREEN×EXPO 2027(横浜グリーンエクスポ)の計画を発表しました。キーワードは“where gardens meet the table”。庭園と食を組み合わせた、新しいカフェの構想です。
吊り庭のアフタヌーンティーカフェ、「ハイジ」のアルプス庭園のファミリーカフェ、神奈川県産の食材を使ったメニュー。レストランで使った箸を集めて家具や日用品に生まれ変わらせる構想もあります。
横浜でのカフェ計画 早わかり
01コンセプト
庭園 × 食
“where gardens meet the table”
02カフェの構想
- 吊り庭のアフタヌーンティー
- 「ハイジ」のアルプス庭園
- 神奈川県産の食材
03会場での運営
5施設
レストラン・カフェ・ギフトショップなど(スタッフ約230名を募集)
04大阪・関西万博
6か国
アメリカ・イギリス・カナダ・スイス・クウェート・アンゴラ
出典:リビングホスピタリティジャパン公式Instagram、AIPH(2026年10月2日)、GREEN×EXPO協会(2026年6月22日)

SECTION 01イタリア・バーリで計画を発表
発表の場は、2026年9月14日にイタリア・バーリで開かれた第78回AIPH(国際園芸家協会)年次総会のAIPH国際園芸博覧会会議。会場は歴史ある古城カステッロ・スヴェーヴォで、世界の園芸博の関係者が集まりました。
登壇したのは池永ももこさんとフィリップ・モシマンさん。横浜でのホスピタリティ計画を紹介しました。AIPHは10月2日にこの会議の報告を公開し、10月26日には同社の公式Instagramでも「遂に発表しました」と伝えています。

| 日時 | 2026年9月14日 |
|---|---|
| 会議 | AIPH国際園芸博覧会会議(第78回AIPH年次総会) |
| 会場 | カステッロ・スヴェーヴォ(イタリア・バーリ) |
| 登壇 | 池永ももこさん、フィリップ・モシマンさん |
SECTION 023つのカフェの構想
コンセプトは“where gardens meet the table”(庭園が食卓に出会う場所)。園芸博らしく、庭と食事をひとつにしたカフェを考えています。
吊り庭のアフタヌーンティーカフェ
天井いっぱいに藤やバラなどの花を吊るした「吊り庭」の中で、アフタヌーンティーを楽しむカフェです。窓の大きな明るい店内に、花の下でテーブルが並びます。

「ハイジ」のアルプス庭園のファミリーカフェ
スイスのアルプスが舞台の児童文学『ハイジ』(ヨハンナ・シュピリ作)をイメージした、アルプス庭園のある家族向けのカフェ。イメージは木の梁と石積みの壁に、銅のランプが下がる山小屋風の店内です。

神奈川県産の食材を使ったメニュー
メニューには神奈川県産の食材を使います。公開されたイメージには、のりと青ねぎ、チャーシューがのった醤油ラーメンが写っています。

- 店舗やメニューの内容は構想段階のもので、決定したものではありません
- どのカフェが会場のどこにできるかは、まだ発表されていません
SECTION 03使った箸を家具や日用品に
資源の循環にも取り組みます。レストランで使った箸を回収し、家具や日用品に再生する構想です。
AIPHとのガーデンでの協働も、横浜で続きます。同社は2026年に韓国で開かれた泰安(テアン)の園芸博で、AIPHの展示スペースで植栽・飲食・物販・ストーリーを組み合わせた展示をつくりました。AIPHの報告によると、この協働はGREEN×EXPO 2027の「AIPHのガーデン」へと引き継がれます。
SECTION 04GREEN×EXPO 2027での出店
GREEN×EXPO協会が2026年6月22日に公表した営業出店の内定者で、リビングホスピタリティジャパン合同会社はカフェ・ファストフード・FOOD STATION・一般ショップの4カテゴリーに名前が入りました。
| 区分 | カフェ/ファストフード/FOOD STATION/一般ショップ |
|---|---|
| エリア | キッズビレッジ(旧 Kids Village)、農と食ビレッジ(旧 Farm & Food Village) |
| 店名・場所 | 未発表 |
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会場で5施設、約230名を募集
同社の採用ページ(2026年9月19日)によると、会場ではレストラン、カフェ、ギフトショップなど計5施設を運営する予定です。スタッフは約230名を募集し、職種はホールスタッフ・シェフ・キッチンポーター。勤務は9時〜22時ごろのシフト制で、第一次応募は10月3日に締め切られました。
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SECTION 05リビングホスピタリティジャパンとは
大阪市北区に本社を置く、ケータリング・フードサービスの会社です(リビングホスピタリティジャパン合同会社)。英国・ロンドン発のファインダイニング・ケータリングブランド「モシマンズ(Mosimann’s)」の姉妹ブランドです。大阪・関西万博では、アメリカ・イギリス・カナダ・スイス・クウェート・アンゴラの6か国のパビリオンで飲食・物販を運営し、ナショナルデーなどの公式行事のケータリングも担いました。
AIPHの報告では、登壇した2人はリビングホスピタリティ・グローバルとして紹介されています。同社のエグゼクティブ・ディレクターがフィリップ・モシマンさんで、父のアントン・モシマンさんはロンドンでクラブとケータリングの事業を興した料理人。同社は2012年のロンドン五輪のケータリングも手がけ、2025年からAIPHの国際園芸博覧会会議のスポンサーを務めています。
- 10月8日〜13日には、あべのハルカス近鉄本店でアメリカ館「spark」とAIPHの公式キャラクター「ApiApi(アピアピ)」のグッズを販売しました
- 大阪のタイムアウトマーケット大阪にも店を出しています
大阪・関西万博での出店状況
同社のEXPOページによると、大阪・関西万博では6つのパビリオンで、レストラン・小売店・イベントスペースのコンセプトづくりから運営までを担当しました。担当したのはアメリカ・イギリス・カナダ・スイス・クウェート・アンゴラの6館です。

- 6館運営したパビリオン
- 6・3・4レストラン・小売店・イベントスペース
- 約5000名1日平均の来店者
- 325件ナショナルデーなどのケータリング
- 215名社内ケータリングスタッフ(外国人・日本人が半数ずつ)
- 一括対応人材・物流・備品・配送・サービス
各国の政府機関と協力し、本場の味を出すための食品や飲料の企画・輸入も自社の物流部門と倉庫で手がけました。運営した店はテレビ番組や人気の動画チャンネルでも紹介されています。
イギリス館のショップには、同社のブランド「LIVING HOSPITALITY GLOBAL CATERING」のラベルを貼ったオリジナル商品も並びました。写真はピッカリリ(Piccalilli)というピクルスのレリッシュで、18世紀のインドのスパイス文化をヒントにした、イギリスの伝統的なピクルスです。EXPO2025限定で、イギリスの伝統的なレシピで作られ、価格は1,800円でした。

パビリオンで余った食品や飲料は、NPO法人ジャパンハーベストと組んで大阪・兵庫・岡山の子ども食堂に届けました。赤穂市の代表者は「万博が赤穂市にやってきたようだ」と話し、子どもたちはフレンチフライやピザ、ブラウニーを食べたそうです。

SUMMARYまとめ
- 大阪・関西万博で6か国のパビリオンを運営したリビングホスピタリティジャパンが、横浜の計画を発表
- コンセプトは“where gardens meet the table”。庭園と食を組み合わせたカフェ
- 吊り庭のアフタヌーンティーカフェ、「ハイジ」のアルプス庭園のファミリーカフェ、神奈川県産の食材のメニュー
- 使った箸を家具や日用品に再生する構想。AIPHのガーデンでの協働も横浜で
- 会場ではレストラン・カフェ・ギフトショップなど計5施設を運営予定。スタッフ約230名を募集
- 内定はカフェ・ファストフード・FOOD STATION・一般ショップの4区分。店名と場所は未発表(内容は構想段階)
大阪・関西万博で6か国の味を届けた会社が、横浜では「庭」を食卓に持ち込みます。同社は続報を順に出していくとしています。
- リビングホスピタリティジャパン 公式Instagram
- AIPH International Horticultural Expo Conference showcases horticulture’s global reach(AIPH・2026年10月2日・英語)
- From London 2012 to Osaka 2025: Living Hospitality Global partners with AIPH(AIPH・2025年8月26日・英語)
- Osaka Expo 2025(リビングホスピタリティジャパン)
- GREEN×EXPO 2027 スタッフ募集(リビングホスピタリティジャパン・2026年9月19日)
- GREEN×EXPO 2027 営業出店の内定について[PDF](GREEN×EXPO協会・2026年6月22日)
