<レポート記事>万博「EARTH MART」の展示が農林水産省へ|「日本人が一生で食べる卵」と「いのちのはかり」を体験

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<レポート記事>万博「EARTH MART」の展示が農林水産省へ|「日本人が一生で食べる卵」と「いのちのはかり」を体験

 大阪・関西万博の閉幕後も、展示は新たな場所で受け継がれています。今回は、農林水産省本省別館で公開されている、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「EARTH MART」の展示を見学してきました。

 公開されているのは、万博会場でも印象的だった「日本人が一生で食べる卵」「多くのいのちを支えるイワシ」「いのちの重さを感じるはかり」の3つ。いずれも「食を通じて、いのちを考える」というEARTH MARTのテーマを象徴する展示です。

農林水産省別館 万博「EARTH MART」の展示(2026.8.5撮影)

まず目に入るのは「日本人が一生で食べる卵」

 農林水産省別館に入ると、最初に目を引くのが大きなの卵の展示。これは「日本人が一生で食べる卵」を表現した展示で、その数はなんと28,304個。万博会場で天井から吊るされた「卵のシャンデリア」の一部もショーケース内に展示されています。

ひとりが一生で食べるタマゴの数 日本は中国に次いで2位の多さ(2026.8.5撮影)

 「一生でこれほど多くの卵を食べるのか」と、数字ではなく実物のスケールで実感できる展示でした。

「いのちのはかり」で楽しく学べます

 体験しながら学べる楽しい展示が「いのちの重さを感じるはかり」です。食品サンプルをはかりに載せると、重さではなく、その食べ物にまつわる数字や背景が画面に表示されます。

いのちの重さをはかるはかり(2026.8.5撮影)

 普段は何気なく食べている食品にも、多くの人の仕事や自然の恵み、長い時間が関わっていることを改めて考えさせられました。大人でも十分楽しめる内容ですが、子どもにとっても「食」について学ぶきっかけになる展示です。夏休みの自由研究のテーマ探しにもぴったりだと感じました。

イワシが支える「たくさんのいのち」

 「多くのいのちを支えるイワシ」の一部も展示されています。1匹のイワシが産む約10万粒の卵。その多くは他の生き物の命を支え、ごく一部だけが私たちの食卓へ届きます。普段はあまり意識することのない「食物連鎖」や「命の循環」を、わかりやすく伝えてくれる展示です。

万博からやってきた展示物 いのちでつながる 食のものがたり(2026.8.5撮影)
「いちばん食べられる魚」「卵のシャンデリア」展示の一部(2026.8.5撮影)
 大阪・関西万博「EARTH MART」 いちばん食べられる魚|EARTH MART+ より

開催情報

項目内容
展示名万博からやってきた展示物 いのちでつながる食のものがたり
展示内容「日本人が一生で食べる卵」「多くのいのちを支えるイワシ」「いのちの重さを感じるはかり」
公開期間2026年7月24日(金)~ 当面の間
公開時間平日 10:30~15:00
休館日土・日・祝日
会場農林水産省 本省別館1階
(東京都千代田区霞が関1-2-1)
アクセス東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線「霞ケ関駅」C1出口すぐ
入館料無料
入館手続不要
主催農林水産省
農林水産省別館 平日10:30〜15:00は右側の入口が一般開放されている(2026.8.5撮影)
入口にある「おむすび権米衛 農林水産省店」には折り紙トゥンクが(2026.8.5撮影)

まとめ

 万博で人気を集めたEARTH MARTの展示は、「展示物」として保存されているだけではありません。実際に見て、触れて、考えることができる体験として公開されています。

 巨大なたまごのインパクトはもちろん、「いのちのはかり」は実際に体験してこそ伝わる展示です。万博のレガシーを感じられる場所として、そして「食といのち」のつながりを改めて考える場所として、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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