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日経SDGsフォーラム 特別シンポジウム 東京海上日動創立140周年・マングローブ植林20周年記念 「地球の未来にかける保険 『マングローブ植林』を通じた社会価値創出」

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10月8日に、日経SDGsフォーラム 特別シンポジウム東京海上日動創立140周年・マングローブ植林20周年記念「地球の未来にかける保険『マングローブ植林』を通じた社会価値創出」が東商グランドホールで開催され、私も参加してきました。

開会挨拶・ビデオメッセージ

初めに、東京海上日動取締役社長である広瀬伸一氏が開会挨拶し、その中で「マングローブ価値共創100年宣言」を発表されました。

NGOs成果発表

第一部では、東京海上日動と連携してマングローブ事業を展開しているNGOからの活動事例が発表されました。

<講演者一覧>
公益財団法人オイスカ タイ駐在代表 春日 智実氏
マングローブ植林行動計画 ベトナム駐在代表 浅野 哲美氏
特定非営利活動法人 国際マングローブ生態系協会 理事長 馬場 繁幸氏 (琉球大学名誉教授、日本マングローブ学会会長)

パネルディスカッション「地球の未来にかける保険」~サステナブルな未来づくり~

第二部では、パネルディスカッションとして、東北大学災害科学国際研究所 所長・教授である今村 文彦氏、国際自然保護連合(IUCN) 日本リエゾンオフィス コーディネーターである古田 尚也氏 (大正大学教授)、そして東京海上日動CSR担当の方が登壇され、「地球の未来にかける保険」をテーマにそれぞれの立場からお話されていました。

講演を聞いて

私自身、マングローブ植林活動自体があまり身近ではなく、どのような必要性があるのかを詳しく知りませんでした。本フォーラムを聞いて、マングローブ植林が二酸化炭素の吸収・固定だけでなく、高波・津波などの減災や生物多様性の保全にも役立っていることを知り、どれほど大切な活動なのかを知ることができ、携わる東京海上日動の方やNGOの方たちの強い思いを感じることができました。

また、国際マングローブ生態系協会理事長である馬場先生が最後におっしゃっていた「私たちよそ者はほんの少しお手伝いさせて頂き、必要以上にお節介しないこと」という言葉はとても響くもので、我々日本人にとって重要な考え方だと思いました。諸外国に比べ、ボランティア活動がまだまだ発展途上な日本では、活動に利益性を求めてしまい、自分自身の価値になるという考えが薄いです。さらに「良いこと」を相手に押し付けてしまうこともしばしばあります。どんな時でも「ほんの少しのお手伝い」で決して押し付けた「お節介」にならないように行動していきたいと強く感じました。

東京海上日動マングローブ植林20周年写真展

休憩時間に受付付近に写真が展示してありました。

関連サイト

・東京海上日動 https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/mangrove/
・公益財団法人 オイスカ http://www.oisca.org
・マングローブ植林行動計画(アクトマン) http://www3.big.or.jp/~actmang/
・国際マングローブ生態系協会 http://www.mangrove.or.jp
・東北大学災害科学国際研究所 IRIDeS http://irides.tohoku.ac.jp
・Global Mangrove Alliance http://www.mangrovealliance.org

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地球のミライについて環境と教育の視点から考える個人サイトです。
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