GREEN×EXPO2027(横浜園芸博)

テーマ館|横浜園芸博パビリオン・展示紹介

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主催者等展示GREEN×EXPO 2027 パビリオン・展示紹介

テーマ館は「驚異的な自然のしくみを知る」|隈研吾の木造大空間に、奇跡の一本松の根テーマ館(Themed Pavilion)

会場のシンボルとなるテーマ館のテーマは「驚異的な自然のしくみを知る」。植物が持つ特別なネットワークを最先端の映像技術で可視化するインスタレーションで、すべてのいのちのつながりと、自然を活用した環境課題への取り組みを体感できます。建築は隈研吾 氏、展示のディレクションは杉山央 氏。東日本大震災を耐えた「奇跡の一本松」の根も展示されます。

テーマ館の外観イメージ
テーマ館のイメージ|出典:GREEN×EXPO協会「開催500日前!政府出展、テーマ館等の準備状況を紹介」(2025年10月)
PAVILION DATA|基本情報
ARCHITECT隈研吾
DIRECTOR杉山央
AREAシンボルゾーン(会場中央)
施設名テーマ館(Themed Pavilion)
テーマ驚異的な自然のしくみを知る
建築隈研吾 氏
展示ディレクター杉山央 氏(大阪・関西万博「いのちのあかし」計画統括ディレクター)
位置会場中央のシンボルゾーン。西側と東側のエリアを結ぶ通り沿い
特設サイトthemedpavilion.expo2027yokohama.or.jp
CONCEPT

テーマは「驚異的な自然のしくみを知る」

すべての生命はつながっている、植物を中心に テーマ館が掲げる考え方

テーマ館が扱うのは、植物が持つ特別なネットワークです。それを最先端の映像技術で可視化したインスタレーション展示によって、すべてのいのちのつながりと、自然を活用した環境課題への取り組みを体感できる場になります。

建築を手がけるのは、世界的に知られる建築家の隈研吾 氏。展示のディレクションは、大阪・関西万博でシグネチャーパビリオン「いのちのあかし」の計画統括ディレクターを務めた杉山央 氏が担当します。

構想として示されているのは、木造建築による大空間と、巨大な植物図鑑のような展示、そして植物同士の「コミュニケーション」を可視化する演出です。

テーマ館の展示イメージ
展示のイメージ|出典:GREEN×EXPO協会「開催500日前!政府出展、テーマ館等の準備状況を紹介」(2025年10月)
ARCHITECTURE

植物の形に学んだ、国産CLTの建築

建物には国産材を活用したCLT(直交集成板)が用いられます。板の繊維方向を交互に直交させて貼り合わせた木質の構造材で、木を大きな構造物に使えるようにする技術です。持続可能な循環を建物そのもので表現し、カーボンニュートラルの実現に貢献するとされています。

形についても、協会は植物の形には機能的な意味があるという考えから、植物の形態や構造の合理性を建築に応用したと説明しています。展示で植物のしくみを見せる施設が、その植物の理屈で建てられている、という関係です。

多くの生命に支えられて成り立つ「本物の世界」のつながりを、植物という主役を通じて全身で体感してもらう場をつくる、というのが協会の説明です。

EXHIBITION

展示内容 ― 植物の真の姿を見る

地球上のすべての生命のうち、重量で82%を占めるのが植物です。テーマ館では、地球を支える命の根源であるその真の姿を、最新の映像技術と展示技術で紹介します。

テーマ館の展示イメージ
出典:BIE 第177回総会
テーマ館の展示イメージ
出典:GREEN×EXPO協会(2025年10月)
HIGHLIGHT

奇跡の一本松の根を展示

「奇跡の一本松」は、2011年の東日本大震災のとき、海岸に約7万本あった松のなかで10メートルを超える津波に耐えて唯一残った、樹齢約170年の松です。震災後、陸前高田市が幹や枝を復元し、根を防腐処理したうえで保管してきました。

テーマ館では、この「奇跡の一本松」の根を展示します。復興の象徴であると同時に、植物が菌類と共生する“土の中の世界”を、最新の研究成果にもとづいて紹介する展示です。地上の姿ではなく地下のネットワークに目を向けるという意味で、テーマ館の主題そのものを体現する展示になります。

テーマ館の展示イメージ
テーマ館|出典:GREEN×EXPO協会「開催まであと2年 主要施設の展示内容など最新の会場計画を発表」(2025.3.19)
PROJECT

きぼうの樹プロジェクトに参加しよう

「きぼうの樹プロジェクト」は、一人ひとりが植物と関わることでつくり上げる参加型の取り組みです。投稿された写真の一枚一枚が集まって、テーマ館のシンボルツリーが少しずつ成長していきます。開幕前から関われる企画で、あなたの写真できぼうの樹を完成させる、という趣旨です。

  • シードペーパーを育てる
  • 成長の過程を写真に撮る
  • 想いを添えて投稿する
きぼうの樹プロジェクト
出典:GREEN×EXPO 2027「きぼうの樹|テーマ館」
きぼうの樹プロジェクトへの参加方法
出典:GREEN×EXPO 2027「きぼうの樹|テーマ館」

シードペーパーとは

シードペーパーは、オフィスなどから出た古紙を原料に、植物の種を漉き込んだ再生紙です。一晩水に浸してから土に埋めると、やがて芽が出て花を咲かせます。伝統工芸である和紙の技術と、障がいのある方々の自立支援をつなぎ、地球環境と社会の持続可能な循環を目指すプロジェクトの一環です。

フラワーイベントで配布

2026年5月2日から4日まで開かれた「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2026」では、重ね押しスタンプラリーの特典としてオリジナルのシードペーパーが配布されました。

横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2026で配布されたシードペーパー
横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2026(2026.5.4撮影)
テーマ館展示写真投稿キャンペーンの案内パネル
「テーマ館展示写真投稿キャンペーン ~あなたの写真でテーマ館の『きぼうの樹』を完成させよう!~」の案内。シードペーパーをもらう→育てて写真を撮る→成長の過程を撮影→公式サイトから投稿、という4つの流れが示されています(2026.5.4撮影)
シードペーパーの案内パネルと育て方の説明
シードペーパーの案内と育て方。台紙から外す→一晩水に浸して植え付ける→水やり→成長にあわせて撮影・投稿、という手順です。このイベントで配られた品種はカモミールで、夏頃まで植えることができ、植え付け後5日から2週間で発芽するとのことでした(2026.5.4撮影)

幕張メッセのDIYショーでも配布

2026年8月27日から29日まで幕張メッセで開かれた「第62回 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2026」でも、シードペーパーが配布されました。アンケートに答えると1日先着300名にプレゼントされる形で、一般の方が入場できたのは28日と29日の2日間でした。

JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2026でのシードペーパー配布
第62回 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2026(2026.8.28)
TOPICS

愛称が2026年9月中旬に決まります

GREEN×EXPO協会は2026年6月5日から26日まで、協会が主体的に運営する3つの展示施設——テーマ館・園芸文化館・屋内出展施設——の愛称を一般公募していました。

審査の観点は、誰もが親しみやすく覚えやすいか、博覧会らしさやイメージが連想できるか、施設の使用用途がイメージしやすいか、の3点。最優秀作品は1施設につき1作品が選ばれ、2026年9月中旬頃に公式サイトで公表される予定です。決まった愛称は会場マップなどで使われます。

つまり、この記事で「テーマ館」と呼んでいる施設には、まもなく別の呼び名が付きます。発表があり次第、追記します。

LOCATION

会場のどこにできる?

テーマ館があるのは、会場中央のシンボルゾーン。西側と東側のエリアを結ぶ通り沿いにあり、屋内出展施設や園芸文化館が近くにあります。

シンボルゾーン(会場中央)
会場マップ|ドラッグで移動、+−で拡大できます(スマホは2本指)。ピンをタップすると施設の情報が出ます
EXPO OVERVIEW

GREEN×EXPO 2027 開催概要

正式名称2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)
会期2027年3月19日(金)〜9月26日(日)
会場旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区)
全体テーマScenery of the Future for Happiness(幸せを創る明日の風景)
SUMMARY

テーマ館のテーマは「驚異的な自然のしくみを知る」。隈研吾 氏による木造の大空間に、巨大な植物図鑑のような展示と、植物同士のやりとりを可視化する演出が入ります。展示のディレクションは杉山央 氏。

見どころは「奇跡の一本松」の根。津波を耐えた1本の松の地下の姿から、植物と菌類が共生する土の中の世界を見せます。地上ではなく地下に目を向けるという構成が、テーマそのものと重なります。

開幕前から参加できる「きぼうの樹プロジェクト」も動いています。シードペーパーを育てて写真を投稿すると、テーマ館のシンボルツリーが育っていきます。続報が出たらこの記事に追記します。

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