姫路の「えきそば」が横浜園芸博へ|まねき食品が営業出店、3,850円の究極も
まねき食品が横浜へ|姫路の「えきそば」と、輪島塗の器で出す究極の一杯まねき食品株式会社|ファストフード・フードコート
明治21年創業、姫路名物「えきそば」で知られるまねき食品が、GREEN×EXPO 2027の営業出店に内定しています。出店エリアはUrban GX Village。大阪・関西万博では「MANEKI FUTURE STUDIO JAPAN」を出店し、1杯3,850円の「究極のえきそば」で話題を集めました。輪島塗の器、神戸牛、そして中華麺に和風だしという独特の組み合わせ。横浜で何を出すのかはまだ発表されていませんが、大阪での挑戦から輪郭は見えてきます。
| 企業名 | まねき食品株式会社(本社:兵庫県姫路市) |
|---|---|
| 創業 | 明治21年(1888年)/設立 1944年10月 |
| 代表 | 竹田典高 氏 |
| 出店区分 | 営業出店(ファストフード)/フードコート内の店舗 |
| 出店エリア | Urban GX Village |
| 大阪・関西万博 | MANEKI FUTURE STUDIO JAPAN(2025年4月13日〜10月13日/静けさの森付近) |
まねき食品と「えきそば」
まねき食品は明治21年(1888年)創業。駅弁の販売から始まり、昭和24年(1949年)に姫路名物「えきそば」を生み出しました。
「そば」と名乗りながら、麺は中華麺。そこに和風のだしを合わせるという独特の組み合わせが、えきそばの正体です。姫路駅のホームで70年以上売られ続けてきたソウルフードで、2025年に75周年を迎えました。
大阪・関西万博での挑戦
まねき食品は大阪・関西万博に「MANEKI FUTURE STUDIO JAPAN」を出店しました。営業期間は2025年4月13日から10月13日まで、場所は会場内の静けさの森付近です。
姫路名物のえきそばや、日本食・弁当文化を軸に、伝統と革新を融合させた「未来型チャレンジショップ」という位置づけ。世界や日本各地から訪れる人に向けて、日本の食とおもてなしの魅力を発信する店でした。
3,850円の「究極のえきそば」
大阪でまねき食品の名を広めたのが、1杯3,850円の「究極のえきそば」です。
発売当初は「えきそばで3,850円?」という驚きとともに、批判的な声も寄せられたといいます。同社はそれを、挑戦を真剣に評価してもらった表れとして受け止めたとしています。結果として多くのメディアに取り上げられ、フォロワー数の多いYouTuberやTikTokerにも紹介され、2025年7月末時点で累計約13,000杯を販売しました。
何が「究極」なのか
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 器 | 能登半島地震の影響を受けた輪島市から、日本三大塗のひとつ「輪島塗」を採用した器。名門「田谷漆器」の技術による |
| だし | はまぐりとホタテの出汁と混合節を、えきそばの出汁に合わせた魚介かおるスープ |
| 麺 | 生麺を使用 |
| 具 | 神戸牛肩ロースを割下で甘辛く炊いた肉をふんだんに。温泉卵を割って肉に絡めて食べる |
価格の理由は器と食材にありました。被災地の伝統工芸を器に使うという選択が、単なる高級路線とは違う意味を持たせています。ほかに「輪島塗×神戸牛すき焼きめし」も提供されました。
究極シリーズ 第二弾・第三弾
2025年7月、まねき食品は究極シリーズの第二弾と第三弾を発表しました。「猛暑」「夜間の混雑」「世界中からの来場者」という3つの視点から、食の提案を組み直したものです。会場の状況を読んでメニューを設計するという考え方が表れています。
| 弾 | 商品 | 価格(税抜) | ねらい |
|---|---|---|---|
| 第二弾 | 四大陸横断スパイシー冷やし担々麺 | 1,750円 究極の辛さトッピング +550円 | パビリオンを巡って海外との距離が縮まったなか、日本の冷やし麺と海外の辛さを合わせて暑い夏を乗り切る |
| 第三弾 | 本気の冷やし出汁茶漬け | 2,700円 | ショー後に東ゲート周辺が混雑するなか、涼しくなる夜の会場に留まってもらうための「究極の〆」 |
第三弾の出汁は、鰹の一番出汁に鯛の骨から炊き出した旨味を重ねた特製の冷製出汁。米は水洗いして雑味を抑え、香川県や愛媛県産の鯛を昆布締めにしたものを4枚、カラスミを3枚スライスしてのせています。提供は19時から。この商品にあわせてラストオーダーを20時30分から21時へ、閉店を21時30分まで延長しました。
混雑の緩和に少しでも協力できないか、良い思い出を持って帰ってほしい——という動機から生まれた商品だと同社は説明しています。会場運営の課題に、メニューで応えようとした例といえます。
横浜では何を出すのか
GREEN×EXPO 2027でのまねき食品は、Urban GX Villageへの出店が内定しています。協会の発表ではファストフードのカテゴリに分類されており、同社のスタッフ募集ではファストフード店とフードコート内の店舗のいずれかが勤務先になると案内されています。
メニューの内容は、2026年9月時点では発表されていません。ただ、大阪での取り組みを振り返ると、いくつか手がかりがあります。
- えきそばという看板商品を軸に、会場ならではの特別版を用意する
- 器や食材に地域の文脈を持ち込む(輪島塗、神戸牛、国内産の鯛など)
- 会期中の状況を見ながらメニューを追加していく
会期が3月から9月までの半年に及ぶこと、夏の横浜が暑いこと、閉場が21時30分であること——大阪と似た条件が並びます。会期の途中で新作が出てくる可能性は高そうです。
スタッフ募集
まねき食品は、会場内店舗の調理・接客スタッフを募集しています。2027年3月1日から9月30日までの期間限定で、時給1,850円以上。飲食店の経験は不問とされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 勤務期間 | 2027年3月1日〜9月30日(期間限定) |
| 勤務時間 | 7:00〜22:00のうち1日5〜8時間、シフト制 |
| 時給 | 1,850円以上(研修1か月、条件は本採用と同じ) |
| 勤務地 | 横浜市瀬谷区瀬谷町5936(会場内)/相鉄本線「瀬谷」駅 |
| 応募資格 | 高校卒業以上。飲食・販売未経験も可。外国語に堪能な方を歓迎 |
会場のどこにできる?
出店エリアはUrban GX Village。会場西側にあり、ケンミン食品、エイト(壱八家)、銀座仁志川、神奈川県パン協同組合連合会など、飲食の出店が集まるエリアのひとつです。
GREEN×EXPO 2027 開催概要
| 正式名称 | 2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027) |
|---|---|
| 会期 | 2027年3月19日(金)〜9月26日(日)/192日間 |
| 開場時間 | 9時30分〜21時30分 |
| 会場 | 旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区) |
明治21年創業のまねき食品が、GREEN×EXPO 2027のUrban GX Villageに出店します。区分はファストフードで、フードコート内の店舗も含まれます。看板は姫路名物の「えきそば」——中華麺に和風だしという独特の一杯です。
大阪・関西万博では1杯3,850円の「究極のえきそば」が話題になりました。輪島塗の器、神戸牛肩ロース、はまぐりとホタテの出汁。累計約13,000杯を売り、会期の途中で辛い冷やし担々麺と冷やし出汁茶漬けを追加しています。
横浜のメニューはまだ発表されていません。会期が半年に及ぶことを考えると、開幕後に新作が出てくる可能性もあります。続報が出たらこの記事に追記します。
・GREEN×EXPO 2027の会場グルメ・ショップ出店者が内定!大阪・関西万博との比較で見えた横浜の特徴
・横浜園芸博で働くには?|求人まとめ
・【保存版】横浜園芸博のパビリオンは?|Village別 出展企業リストと最新情報
出典・関連リンク
・『究極のえきそば』第二弾・第三弾 発表!|まねき食品株式会社(2025.7.29)
・GREEN×EXPO 2027 カフェやレストラン、グリーンショップ、モビリティ営業など、会場を彩るこだわりのラインナップが内定|GREEN×EXPO協会(2026.6.22)
・まねき食品株式会社
・GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)オフィシャルサイト
※2026年9月時点の公開情報にもとづく内容です。出店内容・メニュー・募集条件は今後変更される可能性があります。価格は大阪・関西万博での提供時のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
