パビリオン・出展情報

大和ハウスグループ エンドレスハートパーク|GREEN×EXPO 2027パビリオン・展示紹介<2026.9.24更新>

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Village出展等GREEN×EXPO 2027 パビリオン・展示紹介

エンドレスハートパークは水面に光をゆらす|風・太陽・水、緑がつくる Future Living大和ハウスグループ|Urban GX Village

大和ハウスグループがGREEN×EXPO 2027に出展する「大和ハウスグループ エンドレスハートパーク」。コンセプトは「風・太陽・水、緑がつくる Future Living」です。敷地は約1,237㎡。太陽の光をやわらかく広げる水面と、その下に生まれる光と影のゆらぎが、高木の木陰と溶け合い、時間とともに表情を変えていきます。会期中は食品残さ由来のバイオメタノールで発電した電気を暑熱対策の冷風設備に使う実証実験も行われます。

大和ハウスグループ エンドレスハートパークのイメージ
大和ハウスグループ エンドレスハートパーク|出典:大和ハウス工業「『2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)』に出展する展示施設の名称・コンセプト決定」(2026.3.19)
PAVILION DATA|基本情報
敷地面積約1,237㎡
AREAUrbanGX Village
KEY4風・太陽・水・緑
施設名称大和ハウスグループ エンドレスハートパーク
コンセプト風・太陽・水、緑がつくる Future Living
代表構成員大和ハウス工業株式会社
設計・施工株式会社フジタ/大和リース株式会社
敷地面積約1,237㎡
位置会場西エリア「Urban GX Village」
冷風設備の電源食品残さ由来のバイオメタノールによる発電(実証実験)
名称・コンセプト公表2026年3月19日(開催1年前)
CONCEPT

風・太陽・水、緑がつくる Future Living

風・太陽・水、緑がつくる Future Living エンドレスハートパークのコンセプト

コンセプト文は、こう始まります。人も緑も、それぞれが別々に生きているわけではありません——と。風・太陽・水のめぐみのなかで互いに響き合い、ときに関係性を変えながら、豊かな暮らしを形づくっている。

ここで表現されるのは、風・太陽・水と緑が織りなす万華鏡のような重なりと変化です。

4つの要素はどれも形を持たないものです。風も光も水も、それ自体は見えたり触れたりしにくい。それを緑と組み合わせることで、目に見える景色にする——という組み立てになっています。

DESIGN

水面と木陰、そして点在するプランター

コンセプト文には、具体的な情景が書かれています。

要素内容
水面太陽の光をやわらかく広げる。その下に光と影のゆらぎが生まれる
高木の木陰水面のゆらぎと溶け合い、時間とともに表情を変えていく
プランター周囲に点在し、風景に広がりを与える。活動に新たなリズムを生み出す

水面が光を広げ、その光が木陰と混ざる。朝と昼と夕方で見え方が変わるということです。会期は3月から9月の半年なので、季節によっても表情が変わります。

結びはこうです。人と緑が生きる歓びを分かち合う未来の景色を、ぜひ体感してほしい——と。

GROUP

グループ3社でつくる

出展するのは大和ハウスグループです。

役割企業
代表構成員大和ハウス工業株式会社
設計・施工株式会社フジタ/大和リース株式会社

施設名の「エンドレスハート」は、大和ハウスグループのシンボルマークの名称です。切れ目のないハートの形が、グループの結束と、人と人とのつながりを表しています。それを「パーク」と組み合わせた名前になります。

BACKGROUND

2055年の創業100周年に向けて

大和ハウスグループは、サステナブルな社会を実現するためパーパスである“将来の夢”を策定し、創業100周年となる2055年に「私たちが創り出したい世界」と「大和ハウスグループの果たすべき役割」を掲げています。

そうしたなかで、環境問題をはじめとする社会課題に向き合い、多くの人とともに未来を豊かにする新たな価値を創造するため、GREEN×EXPO 2027のVillage出展に応募し、内定したとしています(2024年10月1日発表)。

2055年を見据えている会社が、2027年の半年間に何を置くか。「Future Living」という言葉には、住宅メーカーとしての時間感覚が表れているように思います。

ENERGY

冷風設備の電気は、食べ残しからつくる

2026年9月24日、大和ハウス工業は会期中にエンドレスハートパークで食品残さ由来のバイオメタノールを活用した発電システムの実証実験を行うと発表しました。パーク内の暑熱対策として導入する冷風設備の電力を、この発電ですべて賄う計画です。

バイオメタノール発電の実証実験のために開発した装置
実証実験のために開発した装置|出典:大和ハウス工業「日本初 食品残さ由来のバイオメタノールを活用した発電システムの実証実験開始」(2026.9.24)

食べ残しが電気になるまで

原料は、栃木二宮工場(栃木県真岡市長沼)の社員食堂から出る食品残さです。1日あたり約25kgの食品残さから、小型バイオガス化装置で1日1〜2㎥のバイオガスを生成します。

このバイオガスから、大阪大学の大久保敬教授と共同研究を進めている独自の光酸化反応技術でバイオメタノールを合成します。安全性に配慮し、メタノールを58%含む水溶液(バイオメタノール水)として調製したものを会場へ輸送し、発電燃料に使います。

段階場所内容
1. 食品残さ栃木二宮工場社員食堂の食べ残し。1日約25kg
2. バイオガス栃木二宮工場小型バイオガス化装置で1日1〜2㎥を生成
3. バイオメタノール栃木二宮工場光酸化反応技術で合成。メタノール58%の水溶液に調製
4. 輸送栃木→横浜バイオメタノール水を会場へ運ぶ
5. 発電・利用エンドレスハートパーク発電した電気を冷風設備に供給
バイオメタノール発電システムの流れ
実証実験の流れ|出典:大和ハウス工業(2026.9.24)

食品残さ由来のバイオガスからバイオメタノールを合成し、それを燃料として発電する一連のプロセスは日本初とされています(自社調べ。2026年8月末時点で学術文献・公開特許・インターネット上の情報を対象に調査した範囲)。

会期中に約2.7トンのCO₂削減

自社で合成したバイオメタノールに加え、マスバランス方式で国内製造されたバイオメタノールを三菱ガス化学から調達します。これらを燃料に発電することで、冷風設備に必要な電力をすべて賄い、化石燃料由来の電力を使った場合と比べて会期中に約2.7トンのCO₂排出量削減を見込んでいます。

マスバランス方式とは、バイオ由来原料と化石由来原料を混合して製造した製品について、投入したバイオ由来原料の割合に応じて、製品の一部をバイオ由来製品として扱う管理方式です。

項目内容
時期2027年3月19日〜9月26日(会期と同じ)
場所栃木二宮工場(栃木県真岡市長沼)/GREEN×EXPO 2027会場
検証内容バイオメタノール合成量、メタンガス変換効率、コスト、安全性、商用化に向けた法令適合性など
共同研究大阪大学 大久保敬教授(2022年から)

庭の暑さ対策に使う電気の出どころまでが、出展の中身になっています。来場者には見えない部分ですが、「食べ残し → ガス → メタノール → 電気 → 涼しい風」という流れが、展示の裏側で半年間動き続けます。

背景には環境長期ビジョン「Challenge ZERO 2055」があります。創業100周年となる2055年までに、グループ・グローバル・サプライチェーンを通じて環境負荷ゼロを目指すもので、非化石燃料の積極的な活用はその一環です。2025年には高い変換率のバイオメタノール合成法を開発し、今回は実用化を見据えて3連タンク・合計容量135Lの試験機を新たに開発しました。実証の成果は、栃木二宮工場をはじめとする自社施設への導入検討に活かされます。

LOCATION

会場のどこにできる?

エンドレスハートパークがあるのは、会場西エリアのUrban GX Village。敷地面積は約1,237㎡です。

Urban GX Village|敷地 約1,237㎡
会場マップ|ドラッグで移動、+−で拡大できます(スマホは2本指)。ピンをタップすると施設の情報が出ます
EXPO OVERVIEW

GREEN×EXPO 2027 開催概要

正式名称2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)
会期2027年3月19日(金)〜9月26日(日)/192日間
開場時間9時30分〜21時30分
会場旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区)
VILLAGE

Urban GX Villageとは

「Urban GX Village」は、グリーン社会を実現する最新テクノロジーと出会えるエリアです。8つのVillage出展と、横浜市の出展が予定されています。

同じエリアにあるのは、とうきゅうグループ館、Mobi+、NTT EAST館、KAJIMA TREE、大林組モリソラミライ、三菱みんなの未来館、「やさしくなりたい。」STUDIOなど。飲食の営業出店も多いエリアです。

なお大和ハウス工業は、東邦レオ・鹿島建設・竹中グループ・住友林業とともに「5社共創会議」を立ち上げ、各社が集う通りの景観づくりを議論しています。自社の敷地だけでなく、敷地と敷地のあいだをどうするかという取り組みです。

SUMMARY

「大和ハウスグループ エンドレスハートパーク」は、Urban GX VillageへのVillage出展です。コンセプトは「風・太陽・水、緑がつくる Future Living」。形を持たない3つの要素を、緑と組み合わせて目に見える景色にします。

太陽の光をやわらかく広げる水面、その下の光と影のゆらぎ、高木の木陰、点在するプランター。時間とともに表情を変える庭です。敷地は約1,237㎡。

会期中は、栃木二宮工場の食堂から出る食品残さでつくったバイオメタノールで発電し、冷風設備の電力をすべて賄う実証実験も行われます。化石燃料由来の電力と比べて約2.7トンのCO₂削減を見込む、日本初の取り組みです。続報が出たらこの記事に追記します。

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