東京2020大会ボランティアについて
mirai
Future Earth〜ミライの地球を考える〜
一般によく知られる「春分・秋分の日は昼と夜の長さが同じ」という考えですが、実際には 昼の方がわずかに長くなる のが実情です。
“日の出”は「太陽の上端が地平線に達した瞬間」、「日の入り」は「太陽の上端が地平線に沈んで見えなくなった瞬間」と定義されています。
このため、 太陽は完全な円ではなく、形や大きさから昼の時間の方がわずかに長く記録されるようになります。
「市民薄明」とは、屋外で灯りなしでも活動できるほど薄く明るい時間帯で、日の出前・日の入り後約30分続くとされます。
これによって、 見かけ上“昼”に近い時間が長くなり、昼時間がさらに伸びる印象を与えます。
参考として、東京のデータを見てみると(春分の日に近い2025年3月20・21日):
理論上の12時間に対し、実際には少しだけ長い結果が記録されています。
春分・秋分の日は「昼と夜の長さがほぼ等しい」というのは概ね正しいものの、正確には以下の理由から 昼の方が少しだけ長い のが事実です。