中国|GREEN×EXPO 2027 パビリオン・展示紹介
中国の展示園は「天人合一」がテーマ中華人民共和国|横浜園芸博に参加表明
アジアの中華人民共和国が、GREEN×EXPO 2027の参加表明国に加わりました。2026年10月16日に更新された参加表明の一覧(GREEN×EXPO協会・外務省)に新しく載り、参加表明は75カ国・5機関になりました。2019年に北京で世界園芸博覧会を開いた国です。中国花卉協会は、国際出展エリアの区画1Aに設ける「中国展園」(757平方メートル)の設計案を募り、2026年10月22日に審査の結果を公示しました。展示園は中国哲学の「天人合一」を基本に、中国の花や竹を取り入れたものになります。公式参加契約とナショナルデーは、まだ発表されていません。
| 国・地域 | 中華人民共和国 |
|---|---|
| 出展テーマ | 「天人合一」を基本にした展示園(中国展園) |
| 出展区分 | 屋外展示区画(国際出展エリア1A) |
| 設計 | 1位:北京愛地園林景観設計公司・北京市花木有限公司・国際竹藤センターの共同体(2026年10月22日公示) |
| 参加表明 | 協会・外務省の一覧に掲載(2026年10月16日更新で追加) |
| 公式参加契約 | 未発表 |
| ナショナルデー | 未発表(イベントリスト第一弾には未掲載) |
中国はどんな国?
中国はアジアの国です。首都は北京です。
面積は約960万平方キロメートルで、日本の約26倍あります。人口は約14億人です。
園芸博とのつながりでは、2019年に北京で世界園芸博覧会(北京市延慶区・4月29日〜10月7日)を開いています。GREEN×EXPO 2027と同じ、最上位のA1クラスの園芸博です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 中華人民共和国(People’s Republic of China) |
| 地域 | アジア |
| 首都 | 北京 |
| 言語 | 中国語 |
| 面積 | 約960万平方キロメートル(日本の約26倍) |
| 人口 | 約14億人 |
出展について、いまわかっていること
GREEN×EXPO協会は2026年10月16日、参加表明のあった国・国際機関の一覧を更新しました。この一覧に「中華人民共和国」が新しく載りました。外務省の一覧(2026年10月16日更新)でも、国・地域75、国際機関5のなかに入っています。
協会のお知らせの本文には国名が書かれておらず、中国の名前は添付の一覧にだけ載っています。一覧は「参加表明のあった国等のうち、公表準備が整った国等」を載せたものです。公式参加契約の調印は、まだ発表されていません。
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 参加表明 | 一覧に掲載(2026年10月16日更新で追加) |
| 公式参加契約 | 未発表 |
| ナショナルデー | 未発表 |
| 出展テーマ | 「天人合一」を基本にした展示園 |
| 面積 | 757平方メートル |
| 区画 | 国際出展エリアの1A |
| 設計案 | 審査結果を公示(2026年10月22日) |
中国展園の設計案と「天人合一」
中国花卉協会は2026年9月11日、横浜園芸博の「中国展園」の設計案の募集を始めました。協会は日本側の招請を受けて、中国の参加をとりまとめる立場です。募集に付けられた資料では、中国展園の場所は国際出展エリアの区画1A、面積は757平方メートルとされています。
設計の考え方として求められたのは、中国哲学の「天人合一」を基本に、人と自然の調和と共生を表すことです。中国らしい花や園芸、竹の要素を取り入れ、いまの花の産業や、生態系を守る取り組みの成果を見せる展示園とされています。展示園のテーマは「幸福花園」(しあわせの庭)です。
設計の条件
| 項目 | 資料に書かれていること |
|---|---|
| 花の面積 | 花や園芸植物の面積を、展示園全体の5割以上にする |
| 建物 | 来場者を迎え、展示もできる建物。室内は150平方メートルまで(テラスなどの半屋外は含まない) |
| 木 | 区画の中にいまある木は残す |
| 暑さ対策 | 軒、日よけの木、ミストなどで休める場所と日陰をつくる |
| 入口 | メインの園路側に設ける。バリアフリーにする |
| 会期後 | 区画を元の状態に戻す |
審査の結果
募集は10月10日に締め切られ、10月16日に北京で専門家による審査会が開かれました。審査に進んだのは5つの応募者です。中国花卉協会は10月22日、結果を公示しました。
| 順位 | 設計者 |
|---|---|
| 1位 | 北京愛地園林景観設計公司、北京市花木有限公司、国際竹藤センター(共同体) |
| 2位 | 中国美術学院風景建築設計研究総院 |
| 3位 | 上海永一格展覧工程、上海離言境環境芸術設計、上海植物園緑化工程(共同体) |
| 優秀賞 | 深圳奥雅設計、深圳永一格文化旅遊科技(共同体) |
公示には、選ばれた設計案の図やデザインの説明は載っていません。完成予想図が発表されたら、この章に追記します。
在上海日本国総領事館でも紹介
在上海日本国総領事館は、10月11日に開いた和紙盆栽の講座で横浜園芸博を紹介しました。総領事館のお知らせ(10月27日掲載)には、園芸博では盆栽をはじめとする伝統園芸植物が展示されること、そして中国が「天人合一」をテーマにした展示園を準備していることが紹介された、と書かれています。
ナショナルデーはいつ?
中国のナショナルデーは、まだ発表されていません。2026年9月15日に公表されたイベントリスト(第一弾)には58か国と1機関、59件の日程が載っていますが、中国はその後に参加表明の一覧に加わったため含まれていません。
協会は、すべての公式参加者がナショナルデー・スペシャルデーを開くと案内しているので、中国の日程は第二弾以降で発表される可能性があります。
大阪・関西万博の中国館
中国は2025年の大阪・関西万博にも参加し、竹簡(ちっかん)をモチーフにした中国館を出しました。テーマは「自然と共に生きるコミュニティの構築-グリーン発展の未来社会-」で、2025年4月13日に開館式が開かれています。
| 項目 | 大阪・関西万博(2025年) |
|---|---|
| テーマ | 自然と共に生きるコミュニティの構築-グリーン発展の未来社会- |
| 外観 | 竹簡がモチーフ |
| 面積 | 約3,500平方メートル |
| 運営 | 中国国際貿易促進委員会 |
| 開館式 | 2025年4月13日 |
GREEN×EXPO 2027での中国のナショナルデーの日程は、まだ発表されていません。発表されたら、この章に追記します。
会場のどこにできる?
中国展園は、国際出展エリアの区画1Aに入ります。エリア1(1A〜1D)のうち、いちばん大きい区画です。下の区画図では1Aのピンが光っています。
GREEN×EXPO 2027 開催概要
| 正式名称 | 2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027) |
|---|---|
| 会期 | 2027年3月19日(金)〜9月26日(日) |
| 会場 | 旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区) |
| 全体テーマ | Scenery of the Future for Happiness(幸せを創る明日の風景) |
ナショナルデーの日程がまだ出ていない国・機関
外務省の参加表明の一覧(2026年10月16日更新)に載っている75カ国・5機関のうち、イベントリスト(第一弾)に日程がないのは17カ国と4機関です(10月16日に加わった中国を含む)。公式参加契約の欄は、協会などが公表しているものです。
| 地域 | 国・機関 | 公式参加契約 |
|---|---|---|
| アフリカ | リビア国 | — |
| アフリカ | 赤道ギニア共和国 | — |
| アジア | インドネシア共和国 | — |
| アジア | 大韓民国 | 調印済み |
| アジア | 中華人民共和国 | 未発表 |
| アジア | マレーシア | 調印済み |
| アジア | ネパール連邦民主共和国 | 調印済み |
| アジア | 東ティモール民主共和国 | — |
| 中央アジア・コーカサス | アゼルバイジャン共和国 | 調印済み |
| ヨーロッパ | ルクセンブルク大公国 | 調印済み |
| ヨーロッパ | 英国 | 調印済み |
| 南北アメリカ | ハイチ共和国 | — |
| 南北アメリカ | エクアドル共和国 | — |
| 南北アメリカ | コロンビア共和国 | — |
| オセアニア | フィジー共和国 | — |
| オセアニア | ミクロネシア連邦 | — |
| オセアニア | パラオ共和国 | 調印済み |
| 国際機関 | 国際農業開発基金(IFAD) | — |
| 国際機関 | 国連大学(UNU) | — |
| 国際機関 | 国連人間居住計画(UN-Habitat) | — |
| 国際機関 | 世界食糧計画(WFP) | — |
中国は2026年10月16日に、GREEN×EXPO 2027の参加表明国の一覧に加わりました。これで参加表明は75カ国・5機関です。2019年に北京で世界園芸博覧会を開いた国でもあります。
中国花卉協会は、国際出展エリアの区画1Aに設ける757平方メートルの「中国展園」の設計案を募り、10月22日に審査の結果を公示しました。中国哲学の「天人合一」を基本に、花や竹を取り入れた「幸福花園」がテーマの展示園になります。
公式参加契約、ナショナルデーの日程、完成予想図はまだ発表されていません。発表があればこの記事に追記します。
・GREEN×EXPO 2027 ナショナルデー・スペシャルデー一覧
・主催事場(仮称)は約500席|ナショナルデーとテーマフォーラムの舞台
・横浜園芸博・公式参加国がさらに拡大|75カ国・5機関に
出典・関連リンク
・GREEN×EXPO協会「会期中のイベントリスト(第一弾)を公表」(2026.9.15)
・GREEN×EXPO協会「GREEN×EXPO 2027に参加表明のあった国・国際機関を更新しました。」(2026.10.16)(一覧PDF)
・外務省「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)に参加表明のあった国・国際機関」(令和8年10月16日更新)
・中国花卉協会「2027年日本横浜世界園芸博覧会(A1類)中国展園設計方案の募集について」(2026.9.11・中国語)(附件2 中国展園概況及設計要求・PDF)
・中国花卉協会「2027年日本横浜世界園芸博覧会(A1類)中国展園設計方案 評審結果の公示」(2026.10.22・中国語)
・在上海日本国総領事館「和紙盆栽講座」のお知らせ(2026.10.27掲載)
・外務省「中華人民共和国 基礎データ」
・農林水産省「2019年北京国際園芸博覧会」資料
・ジェトロ ビジネス短信「大阪・関西万博の中国館が開館」(2025年4月15日)
・GREEN×EXPO 2027 公式サイト
※2026年10月28日時点の公開資料にもとづく内容です。日程は今後変更される可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。




















