横浜園芸博・公式参加国がさらに拡大|70カ国・5機関公表へ<2026.7.24更新>

mirai

2027年3月19日、横浜で開幕する国際園芸博覧会 GREEN×EXPO 2027。世界中の国や国際機関が参加しますが、「どの国が来るの?」「参加表明と契約って何が違うの?」と疑問に思う方も多いはずです。

この記事では、参加表明70カ国・5国際機関(2026年6月3日現在)、そして7月に入って調印の公表が相次ぎ公表済の公式参加契約は45カ国・1機関となった最新状況を、初めての方にもわかりやすく整理します。

SUMMARY 0130秒でわかる現在の参加状況

70カ国
参加表明した国・地域
(2026.6.3現在)
5機関
参加表明した
国際機関
45カ国
公式参加契約 公表済
(2026.7.24現在)
達成
目標「約70の国・機関」
をクリア!
いま、ここまで来ています

参加表明は70カ国・5機関で目標を達成
7月は公表ラッシュで、公表済の公式参加契約は45カ国・1機関に。

アメリカ、イタリア、韓国、スペインなどのほか、大阪・関西万博で話題になったトルクメニスタンやルクセンブルク、ヨルダンも参加予定。目標としていた「約70の国・機関」の参加はすでに達成されています。

BASIC 02「参加表明」と「公式参加契約」の違い

参加国のニュースでは「参加表明」「公式参加契約」というふたつの言葉が出てきます。実は、国が博覧会に出展するまでには段階があります。ざっくり言うと次の3ステップです。

STEP 1
参加表明「GREEN×EXPO 2027に参加します」という意思を表明する段階。現在70カ国・5機関がここに到達。
70カ国・5機関
STEP 2
公式参加契約の調印博覧会協会と正式な契約を結ぶ段階。出展が“確定”に近づく大きな節目です。調印そのものは非公開で行われることもあり、あとから協会サイトで公表されるケースもあります。
45カ国・1機関
STEP 3
出展(2027年3月19日開幕)会場で実際に展示や庭園を披露。各国の園芸文化や植物、みどりの技術に出会えます。
開幕へ

補足:参加表明はあくまで“意思表明”のため、リストは流動的です。過去にはネパールが一時的にリストから消えたことがあり、直近ではザンビアが掲載されなくなっています(参加・不参加はまだ未確定です)。

HISTORY 03参加国はどう増えてきた? 経緯をたどる

参加国は約1年かけて着実に増え、2026年6月3日の更新でついに目標の「70」に到達しました。

2025年5月
前回開催国カタールが国際出展第一号として調印2025年5月13日
契約第1号
2025年6月
参加表明が約30カ国に
2025年8月
TICAD9にあわせアフリカ諸国が横浜に集結アフリカから30カ国が参加表明(うち4カ国と調印済)
アフリカ30カ国
2025年10月
参加表明が約60カ国・機関に拡大
2026年2月
アメリカ合衆国の参加が決定G7では初の参加。日米両国民の絆を強化(2026年2月6日発表)
G7初
2026年4月
カメルーン、セーシェル、中央アフリカ、パナマ、ボリビア、ミクロネシア、モロッコの7カ国が新たにリスト入り国際機関では国際農業開発基金(IFAD)が追加(4月23日更新)
2026年6月
インドネシア、クロアチア、スペイン、ハイチ、フィリピン、モンゴル、ラオスの7カ国が加わり70カ国・5機関に6月3日更新。目標「約70の国・機関」を達成!
目標達成
2026年6月30日
国際参加者会議の開催にあわせ調印が相次ぐサントメ・プリンシペ、コモロ、ボツワナ、エチオピア、モーリタニアなど
2026年7月9日
イタリアが公式参加契約を調印駐日イタリア大使館にて。公表済の公式参加契約は35カ国・1機関に
G7で2カ国目
2026年7月14〜24日
パナマ・ブルンジ・ギニア・モロッコ・イエメン・リベリア・マダガスカル・マリ・クロアチア・ジンバブエの調印を相次いで公表いずれも4〜7月に調印済。公表済の公式参加契約は45カ国・1機関に
最新

TOPICS 04ここに注目! 参加国トピック5選

① イタリアが調印 ── 大阪万博イタリア館の要素を横浜へ

2026年7月9日、駐日イタリア大使館でイタリアが公式参加契約を調印しました。出展テーマは「自然・伝統・革新の調和を設計するイタリア」。大阪・関西万博で数多くの来場者を魅了したイタリア館から、建築・展示要素の一部を横浜のイタリア館に再利用する計画で、循環経済と持続可能性への強いコミットメントを示すとしています(詳しくはイタリア館の紹介記事へ)。

大阪・関西万博のイタリア館
大阪・関西万博 イタリア館(2025.8.21撮影)
② 第一号はカタール ── 前回開催国からのバトンタッチ

公式参加契約の第一号(2025年5月13日調印)は、前回のA1クラス国際園芸博覧会を開催したカタール。開催国から次の開催国へ、バトンを引き継ぐ形での調印となりました。

③ アメリカはG7初の参加

2026年2月に参加が決定したアメリカ合衆国は、G7として初の参加国。米国の多様な植物と公共庭園の展示を通じて、日米両国民の絆を強化するとしています。公表済の契約では、イタリアはこの米国に続くG7で2カ国目の調印国です。

米国のGREEN×EXPO 2027参加決定:米国植物園事務局長の来訪と会場予定地視察
①ペル米国植物園事務局長の来訪を歓迎する河村事務総長と越川2027年国際園芸博覧会政府委員 ②会場予定地視察を行う米国訪問団|プレスリリース(2026.2.6)より
④ 最大勢力はアフリカ ── 70カ国のうち35カ国

参加表明70カ国のうち、実はちょうど半数の35カ国がアフリカの国々。アフリカのみどりと園芸文化に一度に出会える、貴重な機会になりそうです。

⑤ 大阪・関西万博の“人気国”も続々

大阪・関西万博で話題を集めたトルクメニスタン、ルクセンブルク、ヨルダンなども参加予定。すでにテーマを発表している国もあり、セルビアは「遊び心あふれるセルビア ― 繁栄に向けた調和の中での育成」、フィリピンは「ブカス:バヤニハン〈助け合い〉の精神が息づく庭園」を掲げています。

LIST 05地域別・参加表明70カ国一覧

公表されている70カ国を、わかりやすいように地域別に整理しました。は公式参加契約の調印済み(2026年7月15日現在・公表済のもの)を表します。

アフリカ(35カ国)
国名契約国名契約
アンゴラ共和国 🇦🇴チャド共和国 🇹🇩
ウガンダ共和国 🇺🇬中央アフリカ共和国 🇨🇫
エジプト・アラブ共和国 🇪🇬トーゴ共和国 🇹🇬
エスワティニ王国 🇸🇿ブルンジ共和国 🇧🇮
エチオピア連邦民主共和国 🇪🇹ベナン共和国 🇧🇯
ガーナ共和国 🇬🇭ボツワナ共和国 🇧🇼
カメルーン共和国 🇨🇲マダガスカル共和国 🇲🇬
ガンビア共和国 🇬🇲マラウイ共和国 🇲🇼
ギニア共和国 🇬🇳マリ共和国 🇲🇱
ケニア共和国 🇰🇪南スーダン共和国 🇸🇸
コートジボワール共和国 🇨🇮モーリタニア・イスラム共和国 🇲🇷
コモロ連合 🇰🇲モザンビーク共和国 🇲🇿
コンゴ民主共和国 🇨🇩モロッコ王国 🇲🇦
サントメ・プリンシペ民主共和国 🇸🇹リベリア共和国 🇱🇷
ジブチ共和国 🇩🇯レソト王国 🇱🇸
ジンバブエ共和国 🇿🇼 NEW赤道ギニア共和国 🇬🇶
スーダン共和国 🇸🇩セーシェル共和国 🇸🇨
ソマリア連邦共和国 🇸🇴
アジア(12カ国)
国名契約国名契約
インド共和国 🇮🇳フィリピン共和国 🇵🇭
インドネシア共和国 🇮🇩ブータン王国 🇧🇹
タイ王国 🇹🇭ベトナム社会主義共和国 🇻🇳
大韓民国 🇰🇷マレーシア 🇲🇾
ネパール 🇳🇵モンゴル国 🇲🇳
東ティモール民主共和国 🇹🇱ラオス人民民主共和国 🇱🇦
中東(5カ国)
国名契約国名契約
イエメン共和国 🇾🇪ヨルダン 🇯🇴
カタール国 🇶🇦レバノン共和国 🇱🇧
シリア・アラブ共和国 🇸🇾
中央アジア・コーカサス(4カ国)
国名契約国名契約
アゼルバイジャン共和国 🇦🇿タジキスタン共和国 🇹🇯
キルギス共和国 🇰🇬トルクメニスタン 🇹🇲
ヨーロッパ(5カ国)
国名契約国名契約
イタリア共和国 🇮🇹セルビア共和国 🇷🇸
クロアチア共和国 🇭🇷ルクセンブルク大公国 🇱🇺
スペイン王国 🇪🇸
南北アメリカ(5カ国)
国名契約国名契約
アメリカ合衆国 🇺🇸パナマ共和国 🇵🇦
エクアドル共和国 🇪🇨ボリビア多民族国 🇧🇴
ハイチ共和国 🇭🇹
オセアニア(4カ国)
国名契約国名契約
ソロモン諸島 🇸🇧フィジー共和国 🇫🇯
パラオ共和国 🇵🇼ミクロネシア連邦 🇫🇲

参加表明は2026年6月3日現在、契約★は2026年7月24日現在の公表済の情報にもとづきます。ルクセンブルクとインドは公式参加契約の調印公表(2026年2月26日)にもとづき★を付しています。なお調印日と協会の公表日は一致しないことがあり、数カ月前に調印された契約があとから公表されるケースもあります。

ORGANIZATIONS 06参加する国際機関(5機関)

国だけでなく、国連関係を中心とした5つの国際機関も参加を表明しています。は公式参加契約の調印済みです。

No.国際機関名契約
1国際熱帯木材機関(ITTO)
2国際農業開発基金(IFAD)
3国連大学(UNU)
4国連人間居住計画(UN-Habitat)
5世界食糧計画(WFP)

ちなみに国際熱帯木材機関(ITTO)は、本部を横浜に置く国際機関。開催都市とゆかりの深い機関の参加です。

TIMELINE 07公式参加契約の調印タイムライン

2026年7月24日現在、公表済の公式参加契約は45カ国・1機関調印日の順にまとめました(協会の公表が後日になったものは、備考に公表日を記しています)。

調印日国・機関名
2025年5月13日カタール国 🇶🇦(国際出展第一号)
2025年6月19日ネパール連邦民主共和国 🇳🇵
2025年7月17日スーダン共和国 🇸🇩
2025年8月21日ケニア共和国 🇰🇪 / コートジボワール共和国 🇨🇮 / マラウイ共和国 🇲🇼 / モザンビーク共和国 🇲🇿
2025年10月14日タイ王国 🇹🇭
2025年11月12日アゼルバイジャン共和国 🇦🇿
2025年12月22日パラオ共和国 🇵🇼
2026年1月14日ガンビア共和国 🇬🇲 / アメリカ合衆国 🇺🇸
2026年2月26日エスワティニ王国 🇸🇿 / エジプト・アラブ共和国 🇪🇬 / ルクセンブルク大公国 🇱🇺 / インド共和国 🇮🇳
2026年2月27日チャド共和国 🇹🇩
2026年3月12日国際熱帯木材機関(ITTO)
2026年3月17日ブータン王国 🇧🇹
2026年4月4日イエメン共和国 🇾🇪
2026年7月16日公表
2026年4月29日大韓民国 🇰🇷
2026年5月9日ブルンジ共和国 🇧🇮
2026年7月15日公表
2026年5月21日フィリピン共和国 🇵🇭
2026年5月23日ボリビア多民族国 🇧🇴
2026年5月25日ベナン共和国 🇧🇯 / トーゴ共和国 🇹🇬
2026年5月27日ガーナ共和国 🇬🇭
2026年5月28日パナマ共和国 🇵🇦
2026年7月14日公表
2026年5月29日カメルーン共和国 🇨🇲
2026年5月30日マレーシア 🇲🇾
2026年6月4日セーシェル共和国 🇸🇨
2026年6月5日レソト王国 🇱🇸 / ジブチ共和国 🇩🇯
2026年6月5日ジンバブエ共和国 🇿🇼
2026年7月24日公表
2026年6月9日ギニア共和国 🇬🇳
2026年7月15日公表
2026年6月16日モロッコ王国 🇲🇦
2026年7月15日公表
2026年6月30日
(国際参加者会議)
サントメ・プリンシペ民主共和国 🇸🇹 / コモロ連合 🇰🇲 / ボツワナ共和国 🇧🇼 / エチオピア連邦民主共和国 🇪🇹 / モーリタニア・イスラム共和国 🇲🇷
2026年6月30日リベリア共和国 🇱🇷 / マダガスカル共和国 🇲🇬 / マリ共和国 🇲🇱
リベリアは2026年7月16日、マダガスカル・マリは7月21日公表
2026年7月8日クロアチア共和国 🇭🇷
2026年7月21日公表
2026年7月9日イタリア共和国 🇮🇹(駐日イタリア大使館にて調印)

メモ:2026年6月30日の国際参加者会議にあわせて多くの国が調印。7月14〜24日にはパナマ(5月28日調印)、ブルンジ(5月9日)、ギニア(6月9日)、モロッコ(6月16日)、イエメン(4月4日)、リベリア・マダガスカル・マリ(6月30日)、クロアチア(7月8日)、ジンバブエ(6月5日)の公表が相次ぎました。このように公表は調印から数カ月あとになることもあるため、実際の契約状況は公表済の数字より先に進んでいる可能性があります。

SUMMARY 08まとめ:開幕までの見どころ

  • 参加表明は70カ国・5機関。目標だった「約70の国・機関」をすでに達成。
  • 公表済の公式参加契約は45カ国・1機関(2026年7月24日現在)。7月14〜24日にパナマ・ブルンジ・ギニア・モロッコ・イエメン・リベリア・マダガスカル・マリ・クロアチア・ジンバブエの調印が相次いで公表されました。
  • 今後は残る参加表明国の調印ラッシュと、セルビア・フィリピン・イタリアに続く各国テーマの発表に注目。
  • 各国がどんな庭園・植物・みどりの技術を持ち込むのか、展示内容の具体化はこれから。続報をお楽しみに。

当サイトでは参加国リストの更新や調印式のニュースを随時追いかけていきます。「推し国」を今のうちから見つけておくと、開幕がもっと楽しみになりますよ

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