岸和田市|GREEN×EXPO 2027 パビリオン・展示紹介
竹の聖地・岸和田から、持続可能な未来を世界へKishiwada City|岸和田市出展「竹の祭典」
大阪府岸和田市が、GREEN×EXPO 2027への出展に向けて「岸和田市GREEN×EXPO 2027実行委員会」を設立します。2026年7月23日に設立総会を開催し、竹を核とした資源循環・産業・文化・教育の取り組みを世界へ発信する体制を確認。大阪・関西万博のレガシーである100%竹の茶室「竹友庵」の移設も予定されています。
| 出展者 | 岸和田市(大阪府) |
|---|---|
| 参加形態 | 会期中の催事として2日間出展(花・緑出展やVillage出展などの常設出展とは異なる枠組み) |
| 推進体制 | 岸和田市GREEN×EXPO 2027実行委員会(市、企業、大学、地域団体等の産官学民で構成) |
| コンセプト | 竹の聖地・岸和田から、持続可能な未来を世界へ |
| 設立総会 | 2026年7月23日(木)午後2時から/岸和田市役所 |
放置竹林という地域課題を、資源循環モデルへ
岸和田市の出展コンセプトは「竹の聖地・岸和田から、持続可能な未来を世界へ」。その根っこにあるのは、全国の里山が抱える放置竹林という課題です。
実行委員会は、この地域課題を竹の加工・製品化・エネルギー利用等につなぐ「資源循環モデル」へ転換し、岸和田発の竹の新産業を国内外へ発信することを目的としています。あわせて、竹林を人が集う場として活用し、市民参加、関係人口の創出、ESD環境教育など、次世代へつながる持続可能なまちづくりを進めるとしています。
出展内容 ―「竹の祭典」を2日間で展開
出展時期は2027年4月(2日間を予定)。竹をめぐる産業・文化・体験を一度に見せる「竹の祭典」が構想されています(内容は予定)。
- 大阪・関西万博のレガシーである100%竹の茶室「竹友庵」を移設し、お茶会を開催
- 市民・職員・ボランティアが岸和田の竹で制作する壮大な竹あかりを展示
- 竹関連のビジネスピッチ・製品や技術の展示、音楽・パフォーマンス等を組み合わせた「竹の祭典」を展開
出展後も終わらない ― 市内へ再配置してレガシーに
注目したいのは、出展の“その後”まで設計されている点です。出展後は竹友庵や竹あかり等を市内に再配置し、観光・産業・地域活性化へつなげるレガシーとして活用するとしています。大阪・関西万博から横浜、そして岸和田へと、竹の茶室が旅を続けることになります。
産官学民で実行委員会を設立 ― 7月23日に設立総会
岸和田市は出展に向け、産官学民の多様な主体で構成する「岸和田市GREEN×EXPO 2027実行委員会」を設立します。
- 日時:2026年7月23日(木)午後2時から
- 場所:岸和田市役所
- 内容:実行委員会設立、事業計画、予算、スケジュール等
- 参画:市、企業、大学、地域団体等
設立総会では、竹を核とした資源循環・産業・文化・教育の取り組みを世界へ発信するための体制や事業計画等が確認されます。
大阪・関西万博での成果 ―「大阪ウィーク」で3会期に出展
岸和田市は2025年の大阪・関西万博で、「大阪ウィーク」の春・夏・秋の3会期にわたってステージイベントやブース出展を行い、国内外へ地域の魅力を発信しました。
春(5月)― だんじりの「やりまわし」を実演
藤井町のだんじりを展示・実演し、迫力ある「やりまわし」を披露。岸和田出身アーティストのHARTYさんと地元高校生によるライブステージも行われました。ブースでは岸和田城や蛸地蔵伝説のパネル展示、法被の着用体験に加え、地元食材を用いた「泉州和タリアン」を販売しました。
夏(7月)― 高校生のパフォーマンスと「岸和田ブランド」
久米田高校ダンス部・太鼓部が、圧巻のパフォーマンスやゲスト(伊原六花さん)とのコラボステージを披露。ブースでは大阪泉州桐箪笥やだんじりの組駒など、伝統と革新の技術による「岸和田ブランド」認定品の工芸品等を展示しました。
秋(9月)― 茶室「竹友庵」が登場
そして秋、自然環境の保全と資源の有効活用への取り組み「パンダバンブープロジェクト」として、市内で採れた竹を構造材に使用した茶室「竹友庵」を展示。多くの来場者がその空間を体感しました。
この竹友庵が横浜へ渡り、GREEN×EXPO 2027で再びお茶会の舞台となります。
会場のどこで開催される?
岸和田市の出展は2027年4月の2日間を予定しています。会場内の場所や具体的な日程は、今後の発表を待って追記します。
GREEN×EXPO 2027 開催概要
| 正式名称 | 2027年国際園芸博覧会(International Horticultural Expo 2027, Yokohama) |
|---|---|
| 会期 | 2027年3月19日(金)〜9月26日(日) |
| 会場 | 旧上瀬谷通信施設(横浜市) |
| 全体テーマ | Scenery of the Future for Happiness(幸せを創る明日の風景) |
岸和田市の出展は、放置竹林という地域課題を竹の新産業へと転換する資源循環モデルを、茶室・竹あかり・ビジネスピッチを組み合わせた「竹の祭典」として発信する2日間です。大阪・関西万博の竹の茶室「竹友庵」が横浜へ渡り、その後は岸和田市内へ再配置されるという“旅するレガシー”にも注目です。
2027年の開幕に向けて、これからも各パビリオン・展示の続報を追いかけていきます。
