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GREEN×EXPO 2027の会場グルメ・ショップ出店者が内定!大阪・関西万博との比較で見えた横浜の特徴

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GREEN×EXPO 2027の会場グルメ・ショップ出店者が内定!大阪・関西万博との比較で見えた横浜の特徴

GREEN×EXPO協会は2026年6月22日、2027年に横浜で開催されるGREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)の会場内営業出店者(現時点の内定者)を公表しました。カフェ・レストラン・グリーンショップ・モビリティと多彩なラインナップが揃い、各Village・エリアの特色に合わせた店舗配置が明らかになっています。

本記事では、内定した出店者を業態別に整理するとともに、2025年に閉幕した大阪・関西万博(EXPO2025)の全72店舗と照合。すると、実に14者が大阪・関西万博ゆかりの「リピーター企業」であること、そして崎陽軒・ありあけ・TDM 1874 Breweryといった横浜・神奈川の地元企業が主役級で並ぶという、横浜ならではの特徴が見えてきました。

OVERVIEW 01今回の発表の概要

GREEN×EXPO協会(公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会)が6月22日に公表したのは、会場内の営業施設で飲食・物販を行う営業出店の内定者と、会場内の移動を支えるモビリティ営業出店の内定者です。各店舗の詳細(店舗コンセプトや提供メニュー等)は順次公開されるとしています。

なお、公式グッズを扱う会場内オフィシャルストアの内定者は、ひと足先に2026年4月10日に公表済み。今回の発表とあわせて、会場の「食べる・買う・移動する」の顔ぶれがかなり具体的に見えてきたことになります。

GREEN×EXPO 2027 営業出店及び会場内パーソナルモビリティ営業出店の出店場所
GREEN×EXPO 2027 カフェやレストラン、グリーンショップ、モビリティ営業など、会場を彩るこだわりのラインナップが内定 より
これで全部ではありません。 今回の公表は「現時点の内定者」であり、今後さらに追加発表が見込まれます。大阪・関西万博でも出店者は複数回に分けて発表され、最終的に全72店舗が出揃ったのは開幕直前の2025年3月でした。

COMPARE 02規模で比較する:大阪・関西万博 vs GREEN×EXPO 2027

まずは両博覧会の基本スペックと営業施設の規模を並べてみましょう。

項目大阪・関西万博(EXPO2025)GREEN×EXPO 2027
開催地大阪市此花区 夢洲横浜市(旧上瀬谷通信施設地区)
会場面積約155ha博覧会区域 約100ha(うち会場区域 約80ha)
来場者数想定2,820万人に対し、一般来場者 約2,558万人(関係者含む総来場者 約2,902万人)有料来場者数 1,000万人以上(目標)
飲食店舗43店舗延べ26者・実22社(現時点)フードコート2/レストラン2/カフェ6/ファストフード6/FOOD STATION 10(複数カテゴリ出店の重複含む)
物販店舗20店舗延べ6者(現時点)グリーンショップ1/コンビニエンスストア3/一般ショップ2
サービス・その他9店舗(サービス8+アミューズメント1)モビリティ営業出店 4件
営業施設 合計72店舗現時点の内定公表分(追加発表見込み)

※大阪・関西万博の店舗数は博覧会協会公表値(2025年3月19日「全ての出店者が決定」時点)。GREEN×EXPO 2027の「延べ」は、同一企業が複数カテゴリに内定しているケース(白ハト食品工業、初亀、シーザースキッチン、リビングホスピタリティジャパン、京丹波)を含む数です。

大阪・関西万博は、フードコート・レストラン・ファストフード・カフェ等の飲食店舗、日本各地の物産品やグッズを扱う物販店舗、コンビニエンスストアなど計72店舗を配置しました。GREEN×EXPO 2027の現時点の顔ぶれはこれより少なく見えますが、会場規模(約100ha vs 約155ha)と来場者目標(1,000万人以上 vs 2,820万人想定)を踏まえると、面積・目標比ではすでにかなり充実した布陣といえそうです。

GOURMET 03飲食カテゴリ別・内定出店者一覧

飲食はフードコート/レストラン/カフェ/ファストフード/FOOD STATIONの5カテゴリ。備考欄には、協会資料で紹介されている大阪・関西万博での実績や、GREEN×EXPO 2027での出店コンセプトをまとめました。

GREEN×EXPO 2027 営業出店内定者
GREEN×EXPO 2027 カフェやレストラン、グリーンショップ、モビリティ営業など、会場を彩るこだわりのラインナップが内定 より
フードコート(2者)
企業名エリア備考
KOTIホールディングス Farm & Food Village <大阪・関西万博>グループ企業の高麗貿易ジャパンが大阪ヘルスケアパビリオン内「ミライの食と文化」フードゾーンに韓国料理店「bibim’(ビビム)」を出展
白ハト食品工業 ゲート周辺SATOYAMA VillageUrban GX VillageFarm & Food Village <大阪・関西万博>食の街・大阪を代表するグルメが集結したフードコート「大阪のれんめぐり」を運営
フードコート「大阪のれんめぐり」
フードコート「大阪のれんめぐり」
レストラン(2者)
企業名エリア備考
ADNJ – Africa Diaspora Network Japan Urban GX Village <大阪・関西万博>万博唯一のアフリカンレストラン、アフリカンダイニングホール「PANAF’」を展開
シーザースキッチン Urban GX VillageFarm & Food Village ケータリング、フードサービス(ダイニングやカフェ、オーダーメイド)を専門とする企業
<大阪・関西万博>ケータリングサービスを展開
アフリカンダイニングホール「PANAF'」
万博唯一のアフリカンレストラン、アフリカンダイニングホール「PANAF’」
カフェ(6者)
企業名エリア備考
白ハト食品工業 ゲート周辺 ほか <大阪・関西万博>「らぽっぽファーム」「道頓堀くくる」などを展開
鈴廣かまぼこ Farm & Food Village 神奈川県小田原市に本社を置く、1865年(慶応元年)創業の老舗かまぼこメーカー
初亀 Farm & Food Village <大阪・関西万博>発酵食品をテーマとしたカフェレストラン「醗酵食堂~Hasshoku~」を展開
ポルトガル・トレード
(共同運営パートナー:薪窯パン Lisboa)
SATOYAMA Village <大阪・関西万博>ポルトガルパビリオンのレストランで料理長兼ディレクターを務め、招へいした14名のポルトガル人キッチンスタッフと共に本場の味を提供
リビングホスピタリティジャパン Kids VillageFarm & Food Village <大阪・関西万博>複数のパビリオンでレストランや小売店舗、イベントスペースのコンセプト開発と運営を担当。ナショナルデーなど公式イベントのケータリングも実施
チーズガーデン
(庫や/コロワイドグループ)
Farm & Food Village <横浜園芸博>「自然と都市をつなぐ空間」をテーマに、那須本店で育んでいる”自然との心地よい距離”を感じられる、くつろぎの時間と空間を提供
カフェレストラン「醗酵食堂~Hasshoku~」
発酵食品をテーマとしたカフェレストラン「醗酵食堂~Hasshoku~」を展開
ファストフード(6者)
企業名エリア備考
ケンミン食品 Urban GX Village <大阪・関西万博>米粉麺ラーメンの「GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店」を展開
トゥーバトレーディング Kids Village <大阪・関西万博>「MARE produced by Mrs.Istanbul」「SOFRA produced by Mrs.Istanbul」を展開
フラット・フィールド・オペレーションズ Urban GX VillageFarm & Food Village <大阪・関西万博>「f fields」を展開
まねき食品 Urban GX Village <大阪・関西万博>「MANEKI FUTURE STUDIO JAPAN」を展開
横浜バニラ Kids Village <横浜園芸博>横浜で生まれ育った髙橋優斗さんが、自身が思い描く横浜のイメージを基に企画・開発を推し進めた横浜発ギフトスイーツブランド。ここでしか味わえない特別な商品を鋭意開発中
リビングホスピタリティジャパン Kids VillageFarm & Food Village カフェの項を参照(複数カテゴリに内定)
FOOD STATION(10者)

FOOD STATIONは、地域色豊かな食を気軽に楽しめる業態。横浜・神奈川の名店がずらりと並ぶのが最大の特徴です。

企業名エリア備考
ありあけ Kids Village 横浜銘菓「ありあけのハーバー」を展開。トゥンクトゥンクとのコラボ商品も
HRTニューオータニ Farm & Food Village ホテル事業ならびにレストラン事業を展開
エイト Urban GX Village 横浜エリアを中心に横浜家系の老舗「壱八家(いっぱちや)」や里山古民家レストラン「久右衛門邸」などを展開
神奈川県パン協同組合連合会 Urban GX Village 神奈川県内のパン製造業者や関連事業者を束ねる業界団体
崎陽軒 Farm & Food Village <横浜園芸博>”食”の分野から来場者をおもてなしすると共に、日本が誇る駅弁文化を国内のみならず世界へ発信
京丹波 Urban GX Village <大阪・関西万博>JAPANマルシェに焼ポン、黒豆茶などを出店
銀座仁志川 Urban GX Village 2018年に創業した高級食パン専門店のブランド
シーザースキッチン Urban GX VillageFarm & Food Village レストランの項を参照(複数カテゴリに内定)
TDM 1874 Brewery(坂口屋) Farm & Food Village 横浜・十日市場の老舗酒屋が設立したブルワリー
リビングホスピタリティジャパン Kids VillageFarm & Food Village カフェの項を参照(複数カテゴリに内定)

SHOP 04物販・オフィシャルストアの内定者

物販は、花や観葉植物、ガーデニンググッズ等の園芸関連商品を販売するグリーンショップが園芸博らしいポイント。出店するのは日比谷花壇グループで、来場者が花や植物を直接購入できるグリーンショップの出店形態は日比谷花壇グループが唯一となります。

カテゴリGREEN×EXPO 2027 内定者
グリーンショップ日比谷花壇グループ
コンビニエンスストアファミリーマート、山崎製パン、ローソン
一般ショップ初亀、リビングホスピタリティジャパン
オフィシャルストア
(4月10日公表済)
オフィシャルストア営業推進共同企業体(代表構成員:丸善ジュンク堂書店、構成員:大日本印刷・オークコーポレーション)、近鉄百貨店

コンビニは、大阪・関西万博に出店したファミリーマート・ローソンの2社に、新顔として山崎製パンが加わる構成。大阪でセブンイレブンが担っていたポジションの顔ぶれが入れ替わるのは、ちょっとした注目ポイントです。オフィシャルストアの丸善ジュンク堂書店は、EXPO2025でも公式ライセンス商品を扱うオフィシャルストアを展開しており、アフター万博でも各地でポップアップストアを運営中。両博のグッズをつなぐ存在といえます。

MOBILITY 05モビリティ出店内定者(WHILLほか)

約100haの広い会場を巡る移動手段も発表されています。会場内パーソナルモビリティ営業出店にはWHILLが内定。また会場内モビリティ営業出店には、すでに公表済みの泉陽興業・マクニカ(2026年3月19日公表)に加えて、湘南貿易が追加公表されました。

カテゴリ内定者
会場内パーソナルモビリティ営業出店WHILL
会場内モビリティ営業出店湘南貿易(今回追加公表)、泉陽興業・マクニカ(3月19日公表済)
WHILL社 GREEN×EXPO 2027 会場内パーソナルモビリティ
WHILL社、GREEN×EXPO 2027で「会場内パーソナルモビリティ」提供事業者に採択 より

ちなみに大阪・関西万博のパーソナルモビリティは、ダイハツ工業が開発した低速で移動する一人用の乗り物でした。会期前半は会場内での自由走行、会期後半は専用エリアでの試乗体験という運用でした。近距離モビリティで実績豊富なWHILLが、横浜でどんな移動体験を提供するのか注目です。

大阪・関西万博のパーソナルモビリティ(走行の様子) 大阪・関西万博のパーソナルモビリティ
大阪・関西万博のパーソナルモビリティ|くじを引いて当たったら乗ることができ、この頃は会場内を走行することができました(2025.5.4撮影)

PICKUP 06【注目】両博をつなぐ「リピーター企業」は14者

今回の内定者リストを大阪・関西万博の出店実績と照合すると、協会資料の備考で万博での実績が紹介されている企業は、グループ会社としての参加も含めて実に14者にのぼります。会場運営のノウハウを持つ企業が横浜にも続々と集結している格好です。

REPEATERS

とりわけ白ハト食品工業は、大阪でフードコート「大阪のれんめぐり」を運営し、横浜でも4エリアに出店予定。両博を象徴するリピーター企業といえます。

企業名大阪・関西万博での実績GREEN×EXPO 2027 内定カテゴリ
白ハト食品工業大阪のれんめぐり(フードコート)、らぽっぽファームほかフードコート、カフェ(4エリア)
初亀醗酵食堂~Hasshoku~(発酵食カフェレストラン)カフェ、一般ショップ
ADNJPANAF’(万博唯一のアフリカンダイニングホール)レストラン
シーザースキッチンケータリングサービスレストラン、FOOD STATION
ケンミン食品GF RAMEN LAB(米粉麺ラーメン)ファストフード
トゥーバトレーディングMARE/SOFRA produced by Mrs.Istanbulファストフード
フラット・フィールド・オペレーションズf fieldsファストフード
まねき食品MANEKI FUTURE STUDIO JAPANファストフード
ポルトガル・トレードポルトガルパビリオンのレストラン運営カフェ
リビングホスピタリティジャパン複数パビリオンの飲食・小売運営、公式イベントのケータリングカフェ、ファストフード、FOOD STATION、一般ショップ
京丹波JAPANマルシェ(焼ポン・黒豆茶など)FOOD STATION
KOTIホールディングスグループ会社が大阪ヘルスケアパビリオンに「bibim’」出展フードコート
ファミリーマートファミリーマート大阪・関西万博店コンビニエンスストア
ローソンローソン/ローソンカフェ大阪・関西万博店コンビニエンスストア(3エリア)

※協会プレスリリースの備考欄で大阪・関西万博での実績が紹介されている企業(グループ会社・共同運営パートナーとしての参加を含む)を集計。

YOKOHAMA 07横浜・神奈川の地元企業が主役級

リピーター企業と並ぶもう一つの柱が、地元・横浜と神奈川の顔ぶれです。シウマイの崎陽軒、横浜銘菓ハーバーのありあけ、横浜家系「壱八家」のエイト、十日市場発クラフトビールのTDM 1874 Brewery、小田原の老舗鈴廣かまぼこ、県内のパン事業者を束ねる神奈川県パン協同組合連合会──。大阪・関西万博で「大阪のれんめぐり」が大阪の食を発信したように、横浜では”ハマの食”がホスト役を務める構図がはっきりと見えます。

出店者特徴
崎陽軒横浜を代表する名物・シウマイの地元企業。駅弁文化を世界へ発信
ありあけ横浜銘菓「ハーバー」。トゥンクトゥンクとのコラボ商品も
エイト横浜家系の老舗「壱八家」や里山古民家レストラン「久右衛門邸」を展開
TDM 1874 Brewery(坂口屋)横浜・十日市場発のクラフトビール
横浜バニラ横浜発のギフトスイーツブランド。会場限定商品を開発中
鈴廣かまぼこ小田原の老舗かまぼこ店(1865年創業・神奈川)
神奈川県パン協同組合連合会地元パン事業者の連合体

MAP 08各Village・エリアの出店者配置

会場は複数のVillage・エリアに分かれており、出店者は以下のように配置される予定です。ゲート周辺にグリーンショップとカフェ・コンビニを置き、飲食の中核をFarm & Food VillageとUrban GX Villageが担う構成です。

Village・エリア出店者
ゲート周辺白ハト食品工業、日比谷花壇グループ、ローソン
Craft Village初亀
SATOYAMA Village白ハト食品工業、ポルトガル・トレード(薪窯パン Lisboa)
Urban GX Villageエイト、ADNJ、神奈川県パン協同組合連合会、京丹波、銀座仁志川、ケンミン食品、シーザースキッチン、白ハト食品工業、まねき食品、ローソン
Kids Villageありあけ、シーザースキッチン、トゥーバトレーディング、ファミリーマート、横浜バニラ、リビングホスピタリティジャパン
Farm & Food VillageHRTニューオータニ、崎陽軒、KOTIホールディングス、シーザースキッチン、白ハト食品工業、鈴廣かまぼこ、TDM 1874 Brewery、チーズガーデン、初亀、フラット・フィールド・オペレーションズ、山崎製パン、リビングホスピタリティジャパン
バックヤードローソン

GREEN×EXPO 2027 カフェやレストラン、グリーンショップ、モビリティ営業など、会場を彩るこだわりのラインナップが内定 より

SUMMARY 09まとめ

  • GREEN×EXPO協会は2026年6月22日、GREEN×EXPO 2027の会場内営業出店者(現時点の内定者)を公表。飲食は延べ26者(実22社)、物販は延べ6者で、今後さらに追加発表が見込まれます
  • 大阪・関西万博(全72店舗)と照合すると、グループ会社参加も含め14者が万博ゆかりのリピーター企業。中でも白ハト食品工業は横浜でも4エリアに出店予定です。
  • コンビニはファミリーマート・ローソンが連続参加し、新顔として山崎製パンが加わる構成に。
  • 崎陽軒・ありあけ・エイト・TDM 1874 Brewery・鈴廣かまぼこなど、横浜・神奈川の地元企業が主役級で並ぶのが横浜ならではの特徴。
  • 園芸博らしいグリーンショップは日比谷花壇グループが唯一の出店。花や植物をその場で購入できる体験型の複合空間を展開予定です。
  • 会場内パーソナルモビリティはWHILLが内定。大阪のダイハツ製モビリティに続き、横浜ではどんな移動体験が生まれるのか──続報に注目です。

大阪・関西万博で培われた運営ノウハウと、横浜・神奈川の食文化。この2つが交わるところに、GREEN×EXPO 2027の会場グルメの輪郭が見えてきました。各店舗のコンセプトやメニューは順次公開予定。当サイトでも追加発表があり次第、随時更新していきます。

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