横浜園芸博の運営リハーサルは3月5日から3日間・延べ6万人|大阪・関西万博のテストランはどうだった?
2027年3月19日に開幕するGREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)で、開幕前の3月5日(金)〜7日(日)に、延べ約6万人が会場に入る運営リハーサルが行われます。2026年11月4日の協会の定例会見で明らかにされました。
参加の方法などはまだ発表されていません。この記事では、わかっていることを短くまとめたうえで、2025年の大阪・関西万博で行われた「テストラン」がどうだったのかを、くわしく振り返ります。
運営リハーサル 早わかり
01日程
2027年3月5日〜7日
- 金・土・日の3日間
- 開幕の2週間前
02規模
延べ約6万人
- 会場に入って運営を確かめる
03参加方法
未発表
- 対象・募集の有無はこれから
04大阪・関西万博では
府民約4万人
- 2025年4月4日〜6日の「テストラン」
- 抽選で無料招待
大阪では入場ゲートの混雑や駅での滞留が起き、開幕に向けた課題になりました

SECTION 01GREEN×EXPO 2027の運営リハーサル
神奈川新聞の報道によると、協会は2026年11月4日の定例会見で、開幕直前に延べ約6万人が入場する運営リハーサルを行うことを明らかにしました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 2027年3月5日(金)〜7日(日) |
| 規模 | 延べ約6万人 |
| 会場 | GREEN×EXPO 2027の会場(横浜市瀬谷区・旭区) |
| 参加方法 | 未発表 |
誰が参加できるのか、募集があるのか、どの施設が動くのかはまだ発表されていません。
大阪・関西万博のテストランと比べると
参加者
日程はどちらも金曜から日曜の3日間ですが、横浜は開幕までの間が少し長くとられています。
参加できるのは誰になる? 参加の形はまだ決まっていません。大阪では、開催地の大阪府と大阪市が協会と協力して、大阪府民を抽選で無料招待しました。同じような形で行われるなら、横浜の運営リハーサルも横浜市民・神奈川県民が対象となる可能性が高そうです。発表があったら、この記事でお知らせします。
関連記事GREEN×EXPO 2027 開幕までの主な予定運営リハーサルや記念切手の発売など、開幕までの節目を時系列で›SECTION 02大阪・関西万博の「テストラン」
2025年の大阪・関西万博では、開幕9日前の2025年4月4日(金)〜6日(日)に、会場に人を入れて運営体制や動線を確かめる「テストラン」が行われました。開幕は4月13日(日)です。

府民約4万人を無料招待
テストランの一般参加者の枠は、大阪府・大阪市が協会と協力して募集しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 大阪府内に住む人 |
| 人数 | 2日間で合計約4万人 |
| 日程 | 4月5日(土)9:00〜18:00/4月6日(日)9:00〜21:00 |
| 募集期間 | 2025年1月31日〜2月28日(大阪市の行政オンラインシステムで受付)。抽選結果は3月上旬に通知 |
| 費用 | 無料(交通費と会場内の飲食・物販は自己負担) |
| 来場の手段 | 地下鉄(大阪メトロ)で東ゲートから、または自家用車で舞洲のパーク&ライド駐車場を使い西ゲートから。期間中の駐車料金は無料。シャトルバス・自転車・タクシーでの来場は不可 |
出典:箕面市「大阪・関西万博『テストラン』の実施について」。来場日時と来場手段を指定して募集する形でした。
3日間で起きたこと
- 4月4日(金)テストランが始まる。運営体制や動線の確認が目的
- 4月5日(土)府民の参加が始まる。入場ゲートの数を減らした影響もあり、入場までに1時間半かかる混雑が出たと関西テレビが伝えています
- 4月6日(日)最終日。府民ら約5万人が来場。午前11時半過ぎ、入場ゲートに人が集中したため、夢洲駅の地上へ上がる階段の通行を一時止め、駅の中に人がたまりました。協会の高科淳副事務総長は「予約時間より早く来場する人が多く、入場ゲート前に人がたまらないように、駅で一時待機してもらうよう警備に要請した」と説明し、改善を考えるとしました(共同通信)
予約制の来場日時で入場を分散させる仕組みでしたが、時間ごとの予約をしても、テロ対策の手荷物検査があるため入場には時間がかかります。並ぶ場所に屋根がないことも、夏に向けた心配として指摘されました。
テストランで見えた課題
- 入場ゲート:手荷物検査に時間がかかり、ゲートの前に列ができた
- 早く着く人:予約時間より早く来る人が多く、ゲート前や駅に人が集中した
- 待つ場所:屋根のない場所で並ぶことになり、暑さや雨への備えが課題になった
開幕日にも残った課題
2025年4月13日の開幕日には、東ゲートの周辺で9時30分から14時30分ごろまで携帯電話の通信がつながりにくくなり、入場チケットのQRコードを表示するのに時間がかかって、スムーズに入場できない人が出ました。協会は、QRコードを表示するためのWi-Fiを東ゲートに置き、携帯事業者などに通信の強化を求めるとともに、来場者にQRコードを前もって印刷するか、スクリーンショットで保存しておくよう呼びかけました。

テストランでは見えきらなかった課題が、開幕の日に初めて表に出た形です。
SECTION 03横浜で確かめられそうなこと
GREEN×EXPO 2027の会場には隣接する鉄道駅がなく、主にシャトルバスや駐車場を使って来場します。来場日時に加えて、シャトルバス・駐車場も事前予約の形です。大阪のテストランで課題になった「入場ゲート」「早く着く人」「待つ場所」が、横浜ではバスの乗り場や駐車場も含めてどう確かめられるのか、続報に注目です。
SUMMARYまとめ
- GREEN×EXPO 2027は、開幕前の2027年3月5日(金)〜7日(日)に、延べ約6万人が入場する運営リハーサルを行う
- 参加の方法や対象はまだ発表されていない。大阪と同じ形なら、横浜市民・神奈川県民が対象となる可能性が高そう
- 大阪・関西万博のテストラン(2025年4月4日〜6日)では、大阪府民約4万人を抽選で無料招待した
- 大阪では入場ゲートが混み合い、最終日には夢洲駅の階段の通行を一時止める場面も
- 開幕日には東ゲートで通信がつながりにくくなり、Wi-Fiが置かれた
大阪では、テストランや開幕日に見えた課題が、その後の改善につながっていきました。横浜の運営リハーサルの参加方法がわかったら、この記事に追記します。
出典:神奈川新聞(2026年11月4日)、共同通信(2025年4月6日)、箕面市「大阪・関西万博『テストラン』の実施について」、2025年日本国際博覧会協会「東ゲートにおける携帯通信状況について」(2025年4月13日)、関西テレビ(2025年4月14日)。大阪・関西万博の写真は筆者撮影(2025年4月13日)。
