屋内出展施設|横浜園芸博パビリオン・展示紹介
屋内出展施設は9日ごとに中身が変わる|ドバイと大阪の資材を受け継いだ建物屋内出展施設(Indoor Exhibition Facility)
東エリアと西エリアをつなぐ位置にある屋内出展施設のテーマは「訪れるたびに新たな感動」。会期192日を通した全期間出展に加えて、9日ごとに展示が入れ替わる短期間出展が会期中27回くり返されます。建物にはドバイ万博の日本館、大阪・関西万博のウーマンズ パビリオンで使われた構造材がリユースされます。
| 施設名 | 屋内出展施設(愛称を公募中) |
|---|---|
| テーマ | 訪れるたびに新たな感動 |
| 構成 | 全期間出展棟(中央)/短期間出展A棟(西)・B棟(東)/イベントスペース(仮称) |
| 展示の内容 | 屋内庭園、花き園芸植物、フラワーアレンジメント、いけばな、盆栽 ほか |
| 建築 | ドバイ万博日本館・大阪・関西万博ウーマンズ パビリオンの構造材をリユース |
| 位置 | 会場中央エリア(東西のエリアをつなぐ位置) |
テーマは「訪れるたびに新たな感動」
屋内出展施設で行われるのは、花と緑、農と食、生物、環境(カーボンニュートラル/ネイチャーポジティブ)などに関する展示です。屋内庭園や花き園芸植物、フラワーアレンジメント、いけばな、盆栽など、多彩な作品が並ぶ予定になっています。
特徴は展示の入れ替わりです。会期192日間を通して展示される全期間出展に加えて、テーマに合わせて入れ替わる短期間出展が用意されます。全期間出展のスペースでは、外国政府や国際機関による展示も行われる予定です。
何度足を運んでも新しい魅力に出会える——というのが、このテーマの意味です。
施設の構成と区画数
| 棟 | 区画数 | 内容 |
|---|---|---|
| 全期間出展棟 (中央) | 約25区画 | 公式参加者(外国政府・国際機関)と共用。公式参加者が優先配置のため、区画数は変動する可能性があります |
| 短期間出展A棟(西) 短期間出展B棟(東) | 約40区画 | 20区画×2か所を入れ替えで使用。9日間単位で内容が入れ替わり、会期中は27回の入替を予定 |
| イベントスペース (仮称) | ― | 有償での商品・サービス提供(物販等)、催事やPR活動。買い物とイベントが楽しめるエリア |
2026年7月1日時点で公表されている花・緑出展の出展者は全体で390件。内訳は屋外出展179件、屋内出展(全期間)21件、屋内出展(短期間)224件です(屋外と屋内の重複あり、出展内定者を含む)。これに公式参加者(外国政府・国際機関)が20者程度加わる見込みです。
この時点で全都道府県と全政令指定都市が出展することも決まっています。短期間出展の224件が、9日ごとに入れ替わりながら会場に立ちます。
季節ごとのテーマ
会期は3月から9月まで。半年にわたるので、季節ごとに大きなテーマが設定されています。
| 時期 | 季節テーマ | 出展イメージ |
|---|---|---|
| 3月・4月 | 春/華やかな春の花々 | 切り花、いけばな、フラワーアレンジメント、フラワーガーデン など |
| 5月・6月 | 初夏/暮らしの中の花・緑 | 盆栽、バラ、観葉植物、多肉植物、造園資材、伝統工芸品 など |
| 7月・8月 | 夏/植物からの学び | ユリ、農作物、果樹、熱帯植物、植物アート、生き物と植物 など |
| 9月 | 秋/秋の花々と実り | 切り花、いけばな、フラワーアレンジメント、フラワーガーデン、農作物 など |
テーマウィーク(9日ごとの入替)
短期間出展は9日ごとに入れ替わります。会期中は27個のテーマが予定されており、そのうち5月から8月にかけての8週分のテーマが公表されています。
下の表は、協会が公開している出展者一覧(2026年7月1日時点)の週割りに、公表済みのテーマと、その週に出展を予定している事業者の数を並べたものです。週と週は2日ずつ重なります。入れ替えの期間があるためです。
| 週 | 期間(2027年) | 公表されているテーマ | 出展予定数 |
|---|---|---|---|
| 第①週 | 3月19日〜3月28日 | ― | 16 |
| 第①-2週 | 3月19日〜3月21日 | ― | 2 |
| 第②週 | 3月27日〜4月4日 | ― | 3 |
| 第③週 | 4月3日〜4月11日 | ― | 10 |
| 第④週 | 4月10日〜4月18日 | ― | 1 |
| 第⑤週 | 4月17日〜4月25日 | ― | 9 |
| 第⑥週 | 4月24日〜5月2日 | ― | 1 |
| 第⑦週 | 5月1日〜5月9日 | 初夏を彩る全国各地からの花々 | 2 |
| 第⑧週 | 5月8日〜5月16日 | 初夏を彩る全国各地からの花々 | 6 |
| 第⑨週 | 5月15日〜5月23日 | 初夏を彩る全国各地からの花々 | 13 |
| 第⑩週 | 5月22日〜5月30日 | 日常の暮らしに花と緑を取り入れる工夫 | 11 |
| 第⑪週 | 5月29日〜6月6日 | ― | 2 |
| 第⑫週 | 6月5日〜6月13日 | 雨の季節でも屋内で楽しめる花と緑 | 11 |
| 第⑬週 | 6月12日〜6月20日 | ― | 2 |
| 第⑭週 | 6月19日〜6月27日 | 香りでめぐる花の旅 | 13 |
| 第⑮週 | 6月26日〜7月4日 | 花と緑がつむぐ循環する未来 | 17 |
| 第⑯週 | 7月3日〜7月11日 | ― | 18 |
| 第⑰週 | 7月10日〜7月18日 | ― | 9 |
| 第⑱週 | 7月17日〜7月25日 | ― | 9 |
| 第⑲週 | 7月24日〜8月1日 | ― | 1 |
| 第⑳週 | 7月31日〜8月8日 | 花・緑とウェルビーイング | 16 |
| 第㉑週 | 8月7日〜8月15日 | 自然から学ぶ・体験する | 21 |
| 第㉒週 | 8月14日〜8月22日 | ― | 13 |
| 第㉓週 | 8月21日〜8月29日 | 自然の恵みからヘルスケアを考える | 15 |
| 第㉔週 | 8月28日〜9月5日 | ― | 9 |
| 第㉕週 | 9月4日〜9月12日 | ― | 14 |
| 第㉖週 | 9月11日〜9月19日 | ― | 1 |
| 第㉗週 | 9月18日〜9月26日 | ― | 15 |
| 第㉗-2週 | 9月24日〜9月26日 | ― | 1 |
出展予定数は、複数の週に出る事業者を各週で数えたものです。第㉑週(8月7〜15日)の21件が最多で、第⑯週、第⑮週と続きます。一方で第④週、第⑥週、第⑲週、第㉖週は1件と、まだ枠に余裕があります。今後の公募で埋まっていくと思われます。
出展週のテーマは、今後プロモーションのために変更になる可能性があります。出展予定数は2026年7月1日時点の一覧にもとづく集計です。
ドバイから大阪、そして横浜へ
この建物には、2020年ドバイ国際博覧会の日本館で使われたのち、2025年大阪・関西万博の「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」でも使われたファサードの資材がリユースされます。3つの博覧会を渡り歩く構造材です。
協会はこれを「GREENサーキュラー建築」の実現と位置づけています。会期が終われば取り壊される博覧会施設で、同じ部材を使い続けるという実践です。
建物の様子
出典:GREEN×EXPO 2027 屋外・屋内出展プロジェクト協賛募集概要(2026.6.8)
愛称が2026年9月中旬に決まります
GREEN×EXPO協会は2026年6月5日から26日まで、協会が主体的に運営する3つの展示施設——テーマ館・園芸文化館・屋内出展施設——の愛称を一般公募していました。
審査の観点は、誰もが親しみやすく覚えやすいか、博覧会らしさやイメージが連想できるか、施設の使用用途がイメージしやすいか、の3点。最優秀作品は1施設につき1作品が選ばれ、2026年9月中旬頃に公式サイトで公表される予定です。決まった愛称は会場マップなどで使われます。
つまり、この記事で「屋内出展施設」と呼んでいる施設には、まもなく別の呼び名が付きます。発表があり次第、追記します。
会場のどこにできる?
屋内出展施設があるのは会場中央エリア。東エリアと西エリアをつなぐ位置で、園芸文化館やテーマ館が近くにあります。
GREEN×EXPO 2027 開催概要
| 正式名称 | 2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027) |
|---|---|
| 会期 | 2027年3月19日(金)〜9月26日(日) |
| 会場 | 旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区) |
| 全体テーマ | Scenery of the Future for Happiness(幸せを創る明日の風景) |
屋内出展施設のテーマは「訪れるたびに新たな感動」。192日を通した全期間出展と、9日ごとに入れ替わる短期間出展で構成され、会期中の入替は27回にのぼります。短期間出展だけで216者が予定されています。
建物は、ドバイ万博日本館から大阪・関西万博ウーマンズ パビリオンへと使われてきた構造材をさらに受け継ぐ「GREENサーキュラー建築」。3つの博覧会を渡り歩く部材です。
季節ごとのテーマも設定されているので、いつ行くかで見られるものが変わります。愛称は2026年9月中旬に発表予定。続報が出たらこの記事に追記します。
・花・緑出展<屋内出展(企業・団体・個人)>一覧
・花・緑出展<屋内出展(自治体)>一覧
・テーマ館|隈研吾の木造大空間に、奇跡の一本松の根
・園芸文化館|将軍遺愛の五葉松、のとキリシマツツジ、あしかがの藤
・【保存版】横浜園芸博のパビリオンは?|Village別 出展企業リストと最新情報
出典・関連リンク
・(仮称)2027年国際園芸博覧会 屋内出展施設新築工事の起工式を実施(2026.3.4)
・テーマ館、園芸文化館、屋内出展施設の愛称を公募!|GREEN×EXPO協会(2026.6.4)
・GREEN×EXPO 2027 屋外・屋内出展プロジェクト協賛募集概要(2026.6.8)
・花・緑出展【屋内出展(短期間出展)】公募要領<追加公募>(2025.10.22)
・花・緑出展 出展者一覧(2026年7月1日時点)|GREEN×EXPO 2027
・花・緑出展|GREEN×EXPO 2027
・GREEN×EXPO 2027 開催まであと2年 主要施設の展示内容など最新の会場計画を発表(2025.3.19)
・GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)オフィシャルサイト
※2026年8月時点の公開情報にもとづく内容です。区画数・テーマ・出展者数は今後変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
