パビリオン・出展情報

null⁴(テトラヌル)|横浜園芸博パビリオン・展示紹介

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Village出展等GREEN×EXPO 2027 パビリオン・展示紹介

null⁴(テトラヌル)|万博の「null²」が自然の中へ転生する、回転する鏡の生命彫刻null⁴(テトラヌル)|SATOYAMA Village

大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「null²(ヌルヌル)」から生まれる新プロジェクトとして、横浜園芸博に「null⁴(テトラヌル)」が登場します。プロデュースは落合陽一 氏。花壇の花や空、来場者の影を回転する鏡面に取り込み、風景そのものを変換していく生命彫刻です。2026年8月の発表で、大阪から横浜みなとみらいの常設シアター、そして園芸博へと続く3つのnullの全体像も見えてきました。

null⁴(テトラヌル)のイメージ
null⁴のイメージ ©Yoichi Ochiai|出典:株式会社サステナブルパビリオン2025 プレスリリース(2026.4.7)
PAVILION DATA|基本情報
EXPO2027.3.19〜9.26
AREASATOYAMAVillage 最奥部
FORM4棟のテトラヌル
出展名null⁴(テトラヌル)
プロデュース落合陽一 氏(メディアアーティスト/筑波大学教授/一般社団法人計算機と自然 代表理事)
位置会場東エリア「SATOYAMA Village」の最奥部
形式回転する鏡面の生命彫刻。4棟のテトラヌルと、巨大なマニ車のようなオブジェクト
連動アプリMirrored Body®(デジタル上の分身が空間演出とシンクロ)
CONCEPT

自然の中に転生した「風景変換彫刻」

null⁴ テトラヌル

null⁴は、null²が自然の中に転生して生まれた風景変換彫刻です。プロデューサー落合陽一 氏の「シグネチャー」作品として、花壇の花・空・風・来場者の影を回転する鏡面に取り込み、風景を変換します。同時に、計算機自然の生命彫刻としてインタラクティブに空間と感応する存在でもあります。

null⁴はnull²の移設ではなく、「転生」と位置づけられています。自然・人工物・計算と人間の関係を、新たな次元で組み直す試みです。テトラレンマを標榜する4棟のテトラヌルと、巨大なマニ車のようなオブジェクトが回転しながら、風景・光・人の気配を取り込んで場を生成していきます。

null⁴(テトラヌル)のイメージ
null⁴のイメージ ©Yoichi Ochiai|出典:株式会社サステナブルパビリオン2025 プレスリリース(2026.4.7)

「中に入る」だけの作品ではない

2026年8月の発表では、null⁴の楽しみ方がより具体的に語られています。4つの鏡面体そのものが回転・振動する生命彫刻であり、内部での体験だけでなく、庭で過ごし、建物を眺め、話しかけることまで含めて楽しめる構成を目指しているとのことです。

落合氏がクラウドファンディングで語ったところによると、構想している形は角ばった辺や尖りを持たない、より有機的で「ぬるぬる」とした外形。正面という概念がなく、どこからでも眺められる形で、奥には森、手前には花壇や芝生が広がる構成が思い描かれています。音が鳴り、光り、震えるという要素は引き継ぎつつ、園芸博の風景のなかで季節とともに毎日少しずつ表情を変えていく——そんな存在になるとしています。

null⁴(テトラヌル)のイメージ
null⁴のイメージ ©Yoichi Ochiai|出典:株式会社サステナブルパビリオン2025 プレスリリース(2026.4.7)
THREE NULLS

3つのnull ― 大阪から横浜へ

大阪・関西万博で誕生した「null²」は、2026年に「null²ⁿ」へ、2027年に「null⁴」へと進化します。屋内シアターから、自然と響き合う動く建築へ。3つのnullが、それぞれ異なる体験を生み出します。

作品時期・場所内容
null²
(ヌルヌル)
2025年
大阪・関西万博
(2025.10.13 閉幕)
風景を映して変形する鏡の外観と、来場者のデジタルヒューマンを映す鏡をモチーフにしたシグネチャーパビリオン。AIを手にした人類がデジタルと自然にどう向き合うかを提唱した作品
null²ⁿ
(ヌルヌルネクサス)
2026.10.14〜
横浜ランドマークプラザ5階
常設のシアターミュージアム。LEDシアター2部屋を含む全5室を約60分かけて巡る。「ⁿ」はnexus(結節点)を表し、人・体験・場所をつなぐ意味を持つ
null⁴
(テトラヌル)
2027.3.19〜9.26
横浜園芸博
鏡の生命彫刻が回転しながら、花や空、訪れた人々を映し込み、刻々と変わる風景をつくり出す。風景を蒸留し、発酵させていく「計算する庭」

落合氏は、null²ⁿはシアターを中心とした多様な没入体験、null⁴は自然と一体化した彫刻的な建築が中心だと説明し、「両方を体験すると、物語としてきれいにつながる」と語っています。

大阪万博で17万人が体験したアプリ「Mirrored Body®」は、null²ⁿとnull⁴でも使われます。事前に全身を3Dスキャンしてつくったデジタル上の分身が、空間演出と直接シンクロする仕組みです。

NULL²ⁿ

null²ⁿは10月14日開業 ― 新たに「音だけの部屋」

null⁴に先立ち、その核となる体験を継承・拡張した常設シアター「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」が、2026年10月14日、横浜ランドマークプラザ5階に開業します。null²が閉幕した2025年10月13日のちょうど1年後です。

2026年8月23日、大阪・ATCホールで開かれた万博レガシーイベント「Resona EXPO Re:Future」に落合氏が登壇し、5室のうち第三の部屋の構想が初めて明かされました。それが「映像のない、音だけの部屋」です。

なぜ「音だけ」なのか

万博null²のミラールームは、鏡面の反射で映像と空間が溶け合う鮮烈な視覚体験を生みました。ただ、鏡張りの空間は音もよく反射するため、音そのものを精緻に聞かせるのには向いていません。そこでnull²ⁿでは、視覚に頼らず音に集中できる無響空間を新設する予定です。

部屋には映像を置かず、光も極限まで抑えます。音の反射を抑えた空間に複数のスピーカーを配置し、音源の位置や動きを立体的に感じられるよう設計。自分の声が空間から返ってくるような演出やASMRを通じて、音・声・気配・振動を身体全体で受け取る体験が検討されています。

この部屋が置かれるのは、鮮烈な映像に包まれるLEDシアターを抜けた先。落合氏はLEDシアターを「サウナ」、無響空間を「水風呂」になぞらえ、デジタルデトックスのような不思議な音体験だと表現しました。光と暗闇、視覚と聴覚を行き来する構成です。

会場では、試作中の「ヌル靴下」を着用した落合氏が登壇。null²ⁿの世界観を楽しめる新グッズも企画中とのことです。

試作のヌル靴下を着用する落合陽一氏
試作のヌル靴下を着用する落合陽一氏|出典:株式会社サステナブルパビリオン2025 プレスリリース(2026.8.26)
HISTORY

ここまでの経緯

時期できごと
2025.10.13大阪・関西万博「null²」閉幕
2025.11.28第2回「人・自然・生命」シンポジウムで、落合氏が横浜園芸博に「形を変えた違うnull²」を計画していると発表
2025.12クラウドファンディング「ぬるぬるのお引越」に約2億8,000万円が集まる
2026.3.19開催1年前に、出展名称とロゴ「null⁴(テトラヌル)」を発表
2026.4.7国際カンファレンス「TEAMZ Summit 2026」で、横浜2拠点展開を発表
2026.4.8会場での場所が公開される
2026.6.19協会が「null⁴」プロジェクトの協賛募集概要を公表
2026.8.23大阪の万博レガシーイベントで、null²ⁿの「音だけの部屋」を初公開
2026.10.14null²ⁿ 開業(予定)
2027.3.19横浜園芸博 開幕、null⁴ 公開(予定)
大阪・関西万博のnull²パビリオン
大阪・関西万博会場の null²(2025.5.3撮影)
null⁴(テトラヌル)のロゴ
2026年3月19日に発表された名称とロゴ|出典:Expo2025「null²(ヌルヌル)」シグネチャーパビリオン公式X
落合陽一さんとミャクミャク、トゥンクトゥンク
落合陽一さんとミャクミャク&トゥンクトゥンク(2026.4.7撮影)
LOCATION

会場のどこにできる?

null⁴があるのは、会場東エリア「SATOYAMA Village」の最奥部です。SATOYAMA Villageは、日本の原風景である里山を体感し、生物多様性の価値を再認識できるエリア。奥に森、手前に花壇や芝生という落合氏の構想と、場所の性格がよく重なります。

SATOYAMA Village 最奥部
会場マップ|ドラッグで移動、+−で拡大できます(スマホは2本指)。ピンをタップすると施設の情報が出ます
EXPO OVERVIEW

GREEN×EXPO 2027 開催概要

正式名称2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)
会期2027年3月19日(金)〜9月26日(日)
会場旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区)
全体テーマScenery of the Future for Happiness(幸せを創る明日の風景)
SUMMARY

null⁴は、万博のnull²が自然の中に転生した風景変換彫刻です。4棟のテトラヌルと巨大なマニ車のようなオブジェクトが回転し、花・空・風・人の影を鏡面に取り込みながら、刻々と変わる風景をつくり出します。

場所はSATOYAMA Villageの最奥部。奥に森、手前に花壇や芝生という構想どおりの環境です。中に入る作品というより、庭で過ごし、眺め、話しかけるところまでが体験に含まれます。

2026年10月14日には、みなとみらいに常設シアター「null²ⁿ」が開業します。LEDシアターの先に置かれる「音だけの部屋」も新たに公開されました。大阪から横浜へ、そして園芸博へ。続報が出たらこの記事に追記します。

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出典・関連リンク
大阪・関西万博のレガシーを横浜へ——「null²」一周忌の2026年10月14日に「null²ⁿ」が開幕。|株式会社サステナブルパビリオン2025(2026.8.26)
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null²からnull⁴,ヌルヌルからテトラヌルへ|落合陽一 note(2026.3.19)
「null⁴」(テトラヌル)プロジェクト協賛募集概要|GREEN×EXPO協会(2026.6.19)
null⁴(テトラヌル)公式HP
null²ⁿ – 横浜ランドマークタワー 2026
ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ
落合陽一プロデュース「いのちを磨く」大阪・関西万博シグネチャーパビリオン
null⁴(テトラヌル)発表映像|YouTube

※2026年8月時点の公開資料にもとづく内容です。展示内容・時期は今後変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
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