住友林業館 「100(ひゃく)の森」|GREEN×EXPO 2027パビリオン・展示紹介
住友林業館「100の森」は100の視点で森を見る|万博の樹木を鉄道で運んで植える住友林業株式会社|Craft Village
住友林業がGREEN×EXPO 2027のCraft Villageに出展する住友林業館「100(ひゃく)の森」。コンセプトは「100EYES, 100FORESTS.」で、森の姿は見る人によって変わっていくというメッセージが込められています。2階デッキスペースから木々を一望でき、内外装にも自然素材を使用。さらに、大阪・関西万博の樹木を鉄道で運ぶ「緑配便®」で運ばれた木が、会場に植えられます。
| 名称 | 住友林業館「100(ひゃく)の森」 |
|---|---|
| 出展者 | 住友林業株式会社 |
| コンセプト | 100EYES, 100FORESTS. |
| 位置 | 会場西エリア「Craft Village」 |
| 特徴 | 各空間をつなぐ2階デッキスペース/内外装に自然素材 |
| 名称・コンセプト公表 | 2026年3月19日(開催1年前) |
| 特設サイト | sfc.jp/expo2027 |
100EYES, 100FORESTS.
住友林業グループは1691年の創業以来、「木」を軸に事業を展開してきました。森を守ることと、自然資本として活用すること。その両方に、多様な視点で取り組んできた会社です。
コンセプトには、「森の姿は、見る人によって変わっていく、多くの可能性を秘めている」というメッセージが込められています。館では、木と森を多角的な視点から見つめる体験を提供します。
100人が見れば100通りの森がある——という言い方です。森を一つの正解として示さないという構えが、330年以上木を扱ってきた会社の答えになっています。
2階デッキから木々を一望する
「100の森」の各空間をつなぐのが2階デッキスペースです。ここからは、周囲に広がる植栽と、センターに配した象徴的な木々を一望できます。
内外装にも自然素材をふんだんに用いており、木の香りや手触りを五感で感じながら、「100の視点」で森の新たな可能性を探索できる構成です。
見上げるのではなく見下ろすのが特徴です。森のなかを歩くだけでは得られない視点が、2階の高さで用意されます。コンセプトの「視点」という言葉が、建築の形でも表現されているわけです。
ウッドサイクルという考え方
自然とのつながりのなかで育まれた智慧・技術と出会えるCraft Villageで、住友林業は「木」を軸としたバリューチェーン「ウッドサイクル」の考え方や、「木」や「緑」がもたらす未来の可能性を発信します。
WOOD CYCLE(ウッドサイクル)は、住友林業グループが進める脱炭素事業の3本柱です。
| 分野 | 内容 |
|---|---|
| 森林 | 森を育て、管理する |
| 木材 | 木を製材し、流通させる |
| 建築 | 木で建てる |
育てる・つくる・建てるが1社のなかでつながっている。森から建物まで一続きという構えが、「100の森」というパビリオン名にも表れています。
万博の樹木を鉄道で運ぶ「緑配便®」
2026年3月4日(水)から6日(金)にかけて、GREEN×EXPO協会は共創パートナーと連携し、樹木輸送プロジェクトを実施しました。
使われたのが、住友林業の「緑配便®」。幹線輸送をトラックから鉄道や船舶へモーダルシフトすることで脱炭素化を目指す、樹木配送サービスです。これにより、大阪・関西万博の会場内の樹木を、GREEN×EXPO 2027の会場に向けて鉄道輸送しました。
木を運ぶ、その運び方まで展示になっています。大阪・関西万博からのレガシー継承と、環境と共に生きる持続可能な社会のあり方の発信。2つを1本の輸送で同時にやっている形です。
会場に植えて、ヘッドマークも展示
運ばれた樹木は、来場者が目にできる「モーダルシフトによる脱炭素化」の実証例として、GREEN×EXPO 2027の会場に植栽されます。あわせて、JR貨物から提供されたヘッドマークも展示される予定です。
大屋根リングの木材は建材として会場のあちこちで使われますが、こちらは生きた木がそのまま移るという継承です。万博の会場に立っていた木が、園芸博の会場でまた根を張ることになります。
会場のどこにできる?
住友林業館「100の森」があるのは、会場西エリアのCraft Villageです。
GREEN×EXPO 2027 開催概要
| 正式名称 | 2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027) |
|---|---|
| 会期 | 2027年3月19日(金)〜9月26日(日)/192日間 |
| 開場時間 | 9時30分〜21時30分 |
| 会場 | 旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区) |
Craft Villageとは
「Craft Village」は、自然と共に育まれた日本の伝統的なものづくりが一堂に集まるエリアです。2つのVillage出展が予定されています。
| 出展者 | 名称・内容 |
|---|---|
| 住友林業 | 住友林業館「100(ひゃく)の森」/100EYES, 100FORESTS. |
| 竹中グループ | くるくるく/素材のいのちとかたちの循環。資材の再利用率99%を目指す |
1691年創業の林業・建築の会社と、建設会社。どちらも木を扱いますが、入口が違います。住友林業は森から、竹中グループは素材の循環から。同じエリアで並ぶことで、木という材料の見え方が二重になります。
住友林業館「100(ひゃく)の森」は、Craft VillageへのVillage出展です。コンセプトは「100EYES, 100FORESTS.」。森の姿は見る人によって変わっていく、というメッセージが込められています。
各空間をつなぐ2階デッキスペースから、周囲の植栽と象徴的な木々を一望できます。内外装にも自然素材を使用。背景にあるのは、森林・木材・建築というウッドサイクルの3本柱です。
さらに、大阪・関西万博の樹木を鉄道で運ぶ「緑配便®」で運ばれた木が会場に植えられ、JR貨物のヘッドマークも展示されます。続報が出たらこの記事に追記します。
・くるくるく|Craft Villageのもう一つのVillage出展(竹中グループ)
・シミズ 森のまち|大屋根リングの木材で敷地全面を覆う(清水建設)
・大阪の庭|大屋根リングのベンチと大坂城の残念石
・【保存版】横浜園芸博のパビリオンは?|Village別 出展企業リストと最新情報
出典・関連リンク
・住友林業館「100(ひゃく)の森」特設サイト
・GREEN×EXPO 2027 Village出展名称とコンセプトを決定 〜木と森を多角的な視点から見つめる豊かな体験を提供〜|住友林業(2026.3.19)
・大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へレガシー継承“樹木輸送”プロジェクト「緑配便®」|住友林業(2026.3.9)
・2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)Village出展参加者に内定|住友林業(2025.3.21)
・ウッドサイクル|住友林業
・GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)オフィシャルサイト
※2026年9月時点の公開情報にもとづく内容です。展示内容は今後変更される可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
