パビリオン・出展情報

シミズ 森のまち|GREEN×EXPO 2027パビリオン・展示紹介

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Village出展等GREEN×EXPO 2027 パビリオン・展示紹介

シミズ 森のまちは大屋根リングの木材をまとう|子どもが「見て・触れて・つくる」森清水建設株式会社|Kids Village

清水建設がGREEN×EXPO 2027のKids Villageに出展する「シミズ 森のまち」。コンセプトは「地球といっしょに 明日を育てる」です。2026年7月21日に起工式が行われ、敷地全面を大阪・関西万博「大屋根リング」のレガシー木材 約150m³による傘状の木造フレームで覆うことが明らかになりました。資材の100%循環利用と、建設段階のCO₂排出ゼロを目指します。

シミズ 森のまちの更新後イメージパース(外観)
「シミズ 森のまち」更新イメージパース|大屋根リングのレガシー木材による傘状の木造フレームが敷地全面を覆う|出典:清水建設(2026.7.21)
PAVILION DATA|基本情報
AREAKidsVillage
体験3見て・触れて・つくる
木材約150m³のレガシー木材
名称シミズ 森のまち
出展者清水建設株式会社
出展区分Village出展
位置会場中央エリア「Kids Village」
コンセプト地球といっしょに 明日を育てる
構造敷地全面を覆う傘状の木造フレーム(大屋根リングのレガシー木材 約150m³を使用)
目標資材の100%循環利用/建設段階のCO₂排出ゼロ
起工式2026年7月21日
環境ビジョンSHIMZ Beyond Zero 2050(脱炭素・資源循環・自然共生)
特設サイトshimz.co.jp/special/greenexpo2027
CONCEPT

子どもたちが主役の森

子どもたちが主役となり、太陽の光、水、土のにおい、緑の手ざわりを感じながら森の中を探検する——それが「シミズ 森のまち」です。

地球といっしょに 明日を育てる 「シミズ 森のまち」のコンセプト

用意されるのは、「地球と仲良くするために何ができるかな」、「つくることで地球をもっと元気にできないかな」といった問いかけ。夢の種を蒔くように親子で楽しみながら考え、みんなと学びあえる体験の場を届けるとしています。

光、水、におい、手ざわり。4つとも体で受け取るものです。説明を読ませるのではなく、感覚から入る設計になっています。建設会社の出展でありながら、technologyという言葉が前に出てこないのが特徴です。

建設の力で 未来へ夢の種を蒔く

特設サイトには、もう一つの柱が掲げられています。清水建設は建設業を地球という大きなシステムのなかで包括的に捉え、「人も建物も自然の一部」という視点で取り組み、建設が地球環境に与える影響に対し謙虚な姿勢で責任を果たしたいとしています。

そして「シミズ 森のまち」は、個々の施設が地球の一部として有機的につながり、全体で森のようにしなやかに機能する姿を描くとされています。

「森のまち」という名前が、比喩ではなく構造の説明になっているわけです。建物の集まりを森として設計するという考え方が、そのまま名前になっています。

背景にあるのは、グループ環境ビジョン「SHIMZ Beyond Zero 2050」。脱炭素・資源循環・自然共生の取り組みを進めており、その延長にVillage出展があります。

REUSE

敷地全面を覆う、大屋根リングの傘

2026年7月21日、出展区画で起工式が執り行われました。協会の河村事務総長をはじめとする来賓のほか、清水建設からは井上会長、新村社長らが参列しています。

シミズ 森のまち 起工式の集合写真
起工式の集合写真(2026年7月21日)|出典:清水建設

この起工式にあわせて、施設の中身が具体的に公表されました。

敷地全面を、万博リング・レガシー木材 約150m³ を使用した傘状の木造フレームで覆う。木漏れ日に包まれ、風が通り抜ける、心地よい屋外の学びの場をつくるとしています。

「ミャク市!」で入手した大径木材

清水建設は大阪・関西万博「大屋根リング」の南東工区を施工した会社です。その過程で万博の中核テーマだった「資源循環」に深く共感し、これを未来につないでいくため、大屋根リングの構造部材として使われた大径木材を「ミャク市!」を通じて入手し、今回の施設に活用することにしたと説明しています。

「ミャク市!」は、万博で使われた資材を引き取り手に渡すための取り組みです。自分たちが建てた木を、市を通じて買い戻して、次の場所で組み直すことになります。

屋根が展示そのものになる

この木造フレームには、複数の役割が与えられています。

役割内容
資源循環の実例万博の大屋根リングから引き継いだ木材、約150m³を使用
酷暑対策会期中の暑さをしのぐ日陰をつくる。木漏れ日と風の通り道
屋外空間への提案極端な気候・気象がまちづくりに及ぼす影響を捉え、屋外空間のあり方についての一つの答えを追求する

展示物を屋根の下に置くのではなく、屋根そのものが展示になっている構成です。園芸博の会期は3月から9月で、夏をまたぎます。日陰をどうつくるかは、どの出展にとっても現実的な課題。それに前の万博の木で答えるという組み立てになります。

資材の100%循環利用と、建設段階のCO₂排出ゼロ

施設では資材の100%循環利用と、建設段階のCO₂排出ゼロを目指すとしています。

100%という数字を掲げるということは、閉幕後にこの木材が再び次の場所へ渡ることまで含んでいるはずです。大屋根リングから受け取り、園芸博で使い、また渡す。建設会社が資源循環を語るときの、いちばん分かりやすい形といえます。

木造フレームの下の内観イメージ
傘状の木造フレームの下|木漏れ日が落ち、風が通る屋外の学びの場|出典:清水建設(2026.7.21)
シミズ 森のまち全体の俯瞰イメージ
敷地全体の俯瞰|木造フレームのほか、太陽光パネル、緑の壁、樹木を囲むデッキなどが見える|出典:清水建設(2026.7.21)

大屋根リングの木材は会場のあちこちに

大屋根リングの木材は、ほかの出展でも使われます。大阪府・大阪市・堺市の共同庭園ではリユースベンチとして、神奈川県のかながわ館では「かながわの花壇」に、メインゲートではアイルランド館の木材とともに。会場のあちこちに、前の万博の木が入っていることになります。

そのなかでも約150m³を使って敷地全面を覆うシミズ 森のまちは、規模がひときわ大きい使い方です。

LOCATION

会場のどこにできる?

シミズ 森のまちがあるのは、会場中央エリアのKids Villageです。

Kids Village
会場マップ|ドラッグで移動、+−で拡大できます(スマホは2本指)。ピンをタップすると施設の情報が出ます
SPONSOR

横浜市の発信拠点にも協賛

清水建設は2026年9月11日、横浜市の「建物空間を活用した発信拠点」とも協賛契約を締結しました。

展示するのは、神奈川県レッドリストの「減少種」に該当するヒメアマツバメの営巣環境を保存したままでの改修工事の取り組みです。生息環境への影響を抑えつつ、文化施設の維持・更新を両立させる環境配慮のあり方を紹介します。

Village出展が子ども向けの体験、発信拠点への協賛が現場の技術。同じ会社が、会場内の2か所で違う語り口を持つことになります。

TOPICS

特設noteと、開幕前の取り組み

2026年7月17日、清水建設はGREEN×EXPO 2027の公式SNSと特設noteを開設しました。noteでは「シミズ 森のまち」について、閉幕までの舞台裏や企画に込めた想いを発信していくとしています。

日付内容
2026.9.4note「シミズ 森のまち TOPICS」清水建設 家族の日を公開
2026.8.21note連載企画「シミズ 森のまち」をつくる人 #01を公開
2026.7.23「七夕めぐり2026」に参加。放置竹林の循環利用を通じた地域の賑わいづくり
2026.7.23熊本の「グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット2026」に初参加し、GREEN×EXPO 2027の魅力を九州で発信
2026.7.21「シミズ 森のまち」の起工式を開催、イメージパースを更新
2026.7.17公式SNS・特設noteを開設
2026.7.13「宣伝会議賞 中高生部門」にて『シミズ森のまち』のキャッチフレーズを募集
2026.5.15出展イメージを更新
2026.3.19特設サイト「清水建設 GREEN×EXPO 2027」を公開

目を引くのが「宣伝会議賞 中高生部門」でのキャッチフレーズ募集です。子どもたちが主役の施設の言葉を、中高生に考えてもらう。つくる前から参加者を巻き込んでいることになります。

放置竹林の循環利用(七夕めぐり)も、施設のテーマと地続きです。会場の外でも、資源循環に関わる活動が続いています。

ARCHIVE

過去の出展イメージ

出展イメージは2026年5月15日に、さらに起工式にあわせて2026年7月21日に更新されました。現在の記事本文で使っているのは7月21日版です。以前に公開されていたものを参考までに残しておきます。

ARCHIVE
2026年5月15日版のイメージパース
2026年5月15日に公開されたイメージパース|出典:清水建設
さらに前のイメージパース
それ以前に公開されていたイメージパース|出典:清水建設 特設サイト
EXPO OVERVIEW

GREEN×EXPO 2027 開催概要

正式名称2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)
会期2027年3月19日(金)〜9月26日(日)/192日間
開場時間9時30分〜21時30分
会場旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区)
VILLAGE

Kids Villageとは

「Kids Village」は、これからの地球を生きる子どもたちが自然と世界を学ぶエリアです。2つのVillage出展が予定されています。

出展者名称・内容
清水建設シミズ 森のまち/見て・触れて・つくる
相鉄グループSOTETSU PARK/ともだちとすみか。新型車両13000系の実車を展示

どちらも遊びながら学ぶという方向で揃っています。このエリアには、ありあけ、横浜バニラ、トゥーバトレーディング、ファミリーマートなどの飲食・物販も集まります。

SUMMARY

「シミズ 森のまち」は、清水建設によるKids VillageへのVillage出展です。コンセプトは「地球といっしょに 明日を育てる」。子どもたちが見て・触れて・つくる体験を通じて、地球環境について学ぶ場になります。

2026年7月21日の起工式で中身が具体化しました。敷地全面を大屋根リングのレガシー木材 約150m³による傘状の木造フレームで覆い、木漏れ日と風が通る屋外の学びの場をつくります。木材は「ミャク市!」を通じて入手したもの。資材の100%循環利用と、建設段階のCO₂排出ゼロを目指すとしています。

2026年9月11日には横浜市の発信拠点とも協賛契約を締結。特設noteでは制作の舞台裏が連載されています。続報が出たらこの記事に追記します。

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