フィリピン|GREEN×EXPO2027パビリオン・展示紹介
フィリピン館は「Bukás(開かれた)」|436㎡の庭園、施工は日本の法人に決定Philippine Pavilion|フィリピン共和国
フィリピンは2026年5月25日、マルコス大統領の訪日にあわせて東京でGREEN×EXPO 2027の公式参加契約を結びました。割り当てられたのは庭園とパビリオンで436㎡。テーマは「Bukás: Gardens of the Bayanihan Spirit」です。7月には設計・施工を一括で担う事業者も決まり、ナショナルデーは2027年6月12日(土)に決まりました。この記事では、公表資料から分かっている内容をまとめます。
| 国・地域 | フィリピン共和国 |
|---|---|
| 主管 | 農業省(DA) |
| 陳列区域政府委員 | フランシスコ・ティウ・ラウレル・ジュニア 農業長官(フィリピン組織委員会 委員長を兼任) |
| 出展テーマ | Bukás: Gardens of the Bayanihan Spirit |
| 施工 | BEYOND LIMITS K.K.(ターンキー契約・2026年7月7日付で決定) |
| ナショナルデー | 2027年6月12日(土)・主催事場(仮称) |
テーマ「Bukás」とバヤニハンの精神
タガログ語の「Bukás」は「開かれた」という意味で、協働・イノベーション・連携に対して開かれている姿勢を表すとされています。副題の「バヤニハン(Bayanihan)」は、地域のみんなで助け合うフィリピンの相互扶助の精神を指す言葉です。
博覧会全体のテーマ「幸せを創る明日の風景」に合わせたもので、庭園とパビリオンを合わせて436㎡の区画に展開されます。
気候変動に強い農業を見せる
農業省の発表によると、展示ではフィリピンの文化、在来の知恵、熱帯の生物多様性、持続可能な農法を取り上げ、あわせて気候変動の影響を受けやすい国で、技術が農業をどう変えつつあるかを示すとしています。
ティウ・ラウレル農業長官は、今回の出展を「生きたビジネス・イノベーションの場」とも位置づけ、日本の投資家・技術提供者・小売・物流企業と、フィリピンの生産者・輸出企業をつなぐ役割を期待していると述べています。日本はフィリピンにとって農産物輸出の第2の市場で、2025年の輸出額は11億ドルでした。コーヒー、カカオ、ドリアン、アボカド、カラマンシー、アバカなどの高付加価値品目のほか、花き・観葉植物・天然繊維の販路拡大も視野に入れています。
施工事業者が決定
農業省の入札委員会(DA-BAC)は2026年7月7日付で、フィリピン館のターンキー事業者にBEYOND LIMITS K.K.を決定したと公告しました。契約額は68,805,600.87ペソ。応札が1者で、要件を満たす見積として採用された形です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公告 | Notice of Award(2026年7月7日付) |
| 調達番号 | PR No. 26-0276-AMAS-MDD/NP-001-26 |
| 受注者 | BEYOND LIMITS K.K. |
| 契約額 | 68,805,600.87ペソ |
協会は国際参加者向けの資料で、設計から建築・造園の施工までを一括で請け負えるターンキー事業者の活用をすすめています。会期までの工期が短く、日本の一級建築士の関与が必要になるためです。フィリピンはその形を選んだことになります。
ナショナルデーはいつ?
フィリピンのナショナルデーは2027年6月12日(土)、会場は主催事場(仮称)です。2026年9月15日に公表されたイベントリスト(第一弾)で日程が明らかになりました。開幕から数えて86日目の土曜日で、6月に予定されている7件のうち3番目。アジアの国では、6月1日のベトナムに続く日程です。
| 会場 | 主催事場(仮称) |
|---|---|
| 分類 | 公式式典・文化芸能披露 |
| 時刻・観覧 | 未発表 |
週末にあたるので、来場の予定を合わせやすい日程です。式典の時刻や観覧の方法が発表されたら、この章に追記します。
会場のどこにできる?
区画番号は公表されていません。ただし2026年3月時点の国際出展の区画図で、436㎡に当てはまるのは2Aだけです。
面積が一致するというだけで、区画番号が公表されたわけではありません。区画割りは検討中の段階で、面積も変わる可能性があります。確定情報が出しだい更新します。
GREEN×EXPO 2027 開催概要
| 正式名称 | 2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027) |
|---|---|
| 会期 | 2027年3月19日(金)〜9月26日(日) |
| 会場 | 旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区) |
| 全体テーマ | Scenery of the Future for Happiness(幸せを創る明日の風景) |
6月にナショナルデーを迎える国
6月は7か国のナショナルデーが予定されています。アジアからはベトナム、フィリピン、ラオスの3か国です。国名から、それぞれの紹介記事に移動できます。
| 日付 | 国 |
|---|---|
| 6/1(火) | ベトナム社会主義共和国 |
| 6/11(金) | コートジボワール共和国 |
| 6/12(土) | フィリピン共和国 |
| 6/15(火) | 中央アフリカ共和国 |
| 6/18(金) | エスワティニ王国 |
| 6/22(火) | ラオス人民民主共和国 |
| 6/25(金) | モザンビーク共和国 |
フィリピン館は庭園とパビリオンで436㎡。テーマは「Bukás: Gardens of the Bayanihan Spirit」で、開かれた姿勢と相互扶助の精神を庭にする構成です。
展示ではフィリピンの文化・在来知・熱帯の生物多様性・持続可能な農法に加え、気候変動に強い農業技術を取り上げます。日本市場への販路づくりの場という位置づけも明確です。
ナショナルデーは2027年6月12日(土)、会場は主催事場(仮称)です。設計・施工は2026年7月にBEYOND LIMITS K.K.へ。区画番号は未公表ですが、面積からは2Aが該当します。確定情報が出しだい追記します。
・【保存版】横浜園芸博のパビリオンは?|Village別 出展企業リストと最新情報
・GREEN×EXPO 2027 公式参加国・国際機関まとめ
・GREEN×EXPO 2027 ナショナルデー・スペシャルデー一覧
・イタリア館|「麦の建築」でGXハウスを包む
出典・関連リンク
・フィリピン農業省「Philippines signs deal to participate in Japan’s 2027 Horticultural Expo」(2026.5)
・フィリピン農業省「Notice of Award(ターンキー事業者)」(2026.7.7)
・GREEN×EXPO協会「会期中のイベントリスト(第一弾)を公表」(2026.9.15)
※2026年9月時点の公開資料にもとづく内容です。区画・面積・計画は今後変更される可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。






