落合陽一氏の万博パビリオンが横浜へ!常設シアター「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」2026年誕生
null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)|万博の「null²」が横浜で常設に。2026年10月14日オープンnull²ⁿ(ヌルヌルネクサス)|横浜ランドマークプラザ5階
大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「null²(ヌルヌル)」。その核となる体験を継承・拡張した常設ミュージアムシアター「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」が、2026年10月14日(水)、横浜ランドマークタワー・ランドマークプラザ5階にグランドオープンします。LEDシアターは2部屋に拡張。全5室を約60分かけて巡る構成で、2027年の横浜園芸博に登場する「null⁴(テトラヌル)」へとつながっていきます。
| 施設名 | null²ⁿ(ヌルヌルネクサス) |
|---|---|
| 会場 | 横浜ランドマークタワー・ランドマークプラザ5階(横浜市西区みなとみらい2-2-1) |
| オープン | 2026年10月14日(水)/常設予定 |
| プロデュース | 落合陽一 氏(メディアアーティスト) |
| 事業者 | 株式会社サステナブルパビリオン2025、一般社団法人計算機と自然、三菱地所株式会社、株式会社マクニカ |
| 入場 | 完全日時指定・事前予約制 |
万博の体験を、常設として組み直す
null²ⁿは、建物を再現するプロジェクトではありません。万博での体験を、常設シアターとして再構成する試みです。万博を象徴したミラーとLEDの体験を発展させながら、新たなゾーンを加えて組み直されています。
名称の「ⁿ」はnexus(結節点)を表し、人・体験・場所をつなぐという意味を持っています。作品を鑑賞するだけの場ではなく、定期的なイベント開催やコミュニティ形成も予定されており、常に変化し続ける表現の場になるとされています。
グランドオープンが発表されたのは2026年7月14日。国際カンファレンス「WebX 2026」のメインステージに落合陽一 氏とサステナブルパビリオン2025の宮城教和 氏(マクニカ)が登壇し、同日から全世界に向けたチケットの一般販売も始まりました。オープン日の10月14日は、大阪・関西万博でnull²が閉幕した2025年10月13日のちょうど1年後にあたります。
5つの部屋を約60分で巡る
施設の目玉は、無限に広がる鏡の世界を体感できるLEDシアターです。大阪・関西万博のnull²ではLEDシアターは1部屋でしたが、null²ⁿでは2部屋に拡張されました。世界最大級とされています。
全体は5つの部屋で構成され、所要時間は約60分。LEDシアター2部屋に続く第三の部屋の構想が、2026年8月に初めて明らかにされました。
新公開「映像のない、音だけの部屋」
2026年8月23日、大阪・ATCホールで開かれた万博レガシーイベント「Resona EXPO Re:Future」に落合氏が登壇し、第三の部屋の構想が明かされました。それが「映像のない、音だけの部屋」です。
なぜ「音だけ」なのか
万博null²のミラールームは、鏡面の反射で映像と空間が溶け合う鮮烈な視覚体験を生みました。ただ、鏡張りの空間は音もよく反射するため、音そのものを精緻に聞かせるのには向いていません。そこでnull²ⁿでは、視覚に頼らず音に集中できる無響空間を新設する予定です。
部屋には映像を置かず、光も極限まで抑えます。音の反射を抑えた空間に複数のスピーカーを配置し、音源の位置や動きを立体的に感じられるよう設計。自分の声が空間から返ってくるような演出やASMRを通じて、音・声・気配・振動を身体全体で受け取る体験が検討されています。
LEDシアターの後に訪れる「水風呂」
この部屋が置かれるのは、鮮烈な映像に包まれるLEDシアターを抜けた先。落合氏はLEDシアターを「サウナ」、無響空間を「水風呂」になぞらえ、デジタルデトックスのような不思議な音体験だと表現しました。目で見る体験から、目を使わずに味わう体験へ。光と暗闇、視覚と聴覚を行き来する構成です。
同じイベントでは、試作中の「ヌル靴下」を着用した落合氏が登壇しました。null²ⁿの世界観を楽しめる新グッズも企画中とのことです。
Mirrored Body®との再会
null²ⁿのもうひとつの特徴が、専用アプリ「Mirrored Body®」との連携です。全身を3Dスキャンしてデジタル上に自分の分身(デジタルアバター)をつくり、リアルな体験と仮想空間をつなぐ仕組みで、大阪万博では17万人が体験しました。
万博会場で分身を取得した人は、横浜の地で再び自分の分身と再会できます。来場者のデータに合わせて演出がリアルタイムに、そして有機的に変化し、分身と対話することもできるとのこと。テクノロジーと人間の境界が溶け合う空間で、自分自身がアートの一部になる体験です。
Mirrored Body®はApp StoreとGoogle Playで配信されています。13歳以下の方と海外にお住まいの方は「Mirrored Body Lite」を使います。来館前にダウンロードしておくと、より深く楽しめます。
チケット
チケットは2026年7月14日から一般販売が始まっています。完全日時指定・事前予約制で、予約完了後に発行されるQRコードが入場券になります。
| 券種 | 平日 | 土日祝 |
|---|---|---|
| 大人(13歳以上) | 3,900円 | 4,500円 |
| 子供(4〜12歳) | 3,000円 | 4,000円 |
| 大人/ピンバッジ付き | 11,900円 | 12,500円 |
| 子供/ピンバッジ付き | 11,000円 | 12,000円 |
いずれも税込です。予定販売数に達した日時・券種は受付を終了する場合があります。
null⁴へ続く ― 横浜2拠点の回遊
7月14日の発表では、null²ⁿのコンセプトや技術が、2027年3月に開幕する横浜園芸博で公開予定の生命彫刻館「null⁴(テトラヌル)」へ受け継がれることも同時に明らかにされました。
落合氏が提唱する「計算機自然(デジタルネイチャー)」の世界観が、みなとみらいのnull²ⁿと、旧上瀬谷通信施設のnull⁴という横浜2拠点で展開されます。都市を回遊するエコシステムがここから始まる、という位置づけです。
落合氏は、null²ⁿはシアターを中心とした多様な没入体験、null⁴は自然と一体化した彫刻的な建築が中心だと説明し、「両方を体験すると、物語としてきれいにつながる」と語っています。
| 作品 | 時期・場所 | 内容 |
|---|---|---|
| null² (ヌルヌル) | 2025年 大阪・関西万博 (2025.10.13 閉幕) | 風景を映して変形する鏡の外観と、来場者のデジタルヒューマンを映す鏡をモチーフにしたシグネチャーパビリオン |
| null²ⁿ (ヌルヌルネクサス) | 2026.10.14〜 横浜ランドマークプラザ5階 | 常設のミュージアムシアター。LEDシアター2部屋を含む全5室を約60分かけて巡る |
| null⁴ (テトラヌル) | 2027.3.19〜9.26 横浜園芸博 | 鏡の生命彫刻が回転しながら、花や空、訪れた人々を映し込み、刻々と変わる風景をつくり出す |
null²ⁿは、万博null²の体験を常設として組み直したミュージアムシアターです。2026年10月14日、横浜ランドマークプラザ5階にグランドオープン。LEDシアターは2部屋に拡張され、全5室を約60分で巡ります。
第三の部屋は「映像のない、音だけの部屋」。LEDシアターがサウナなら、こちらは水風呂。視覚から聴覚へと感覚を渡していく構成です。Mirrored Body®を使えば、万博でつくった自分の分身と横浜で再会できます。
そしてこの体験は、2027年の横浜園芸博に登場する「null⁴(テトラヌル)」へ受け継がれます。みなとみらいと旧上瀬谷、横浜2拠点での展開です。続報が出たらこの記事に追記します。
・null⁴(テトラヌル)|横浜園芸博パビリオン・展示紹介
・【2026年10月開業】null²ⁿが横浜に誕生!チケットの取り方
・【レポート記事】落合陽一氏が横浜園芸博の新プロジェクト「null⁴(テトラヌル)」を発表!
・【保存版】横浜園芸博のパビリオンは?|Village別 出展企業リストと最新情報
出典・関連リンク
・大阪・関西万博のレガシーを横浜へ——「null²」一周忌の2026年10月14日に「null²ⁿ」が開幕。|株式会社サステナブルパビリオン2025(2026.8.26)
・横浜グリーンエクスポの前哨戦!「null²ⁿ」10月14日グランドオープン決定・チケット一般販売スタート!(2026.7.14)
・落合陽一、万博パビリオン「null²」次章を発表!横浜に常設シアターとGREEN×EXPO 2027の2拠点展開(2026.4.7)
・null²ⁿ – 横浜ランドマークタワー 2026
・null⁴(テトラヌル)公式HP
・落合陽一プロデュース「いのちを磨く」大阪・関西万博シグネチャーパビリオン
※2026年8月時点の公開情報にもとづく内容です。内容・料金・時期は今後変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
