レストラン(TSP太陽)|GREEN×EXPO2027パビリオン・展示紹介<2026.10.21更新>
レストランは万博の2つの館を受け継ぐ|UTAGE館の「TMトラス」とアイルランド館の木材GREEN×EXPO 2027 会場内のレストラン
GREEN×EXPO 2027の会場内に整備されるレストランには、大阪・関西万博のORA外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」とアイルランドパビリオンの建築資材が使われます。建物は「宴〜UTAGE〜」と同じ構造形式で、2階天井の「TMトラス」を再利用して柱の少ない大空間に。外壁の一部には、アイルランドパビリオンの木材を使います。設計・施工の担当はTSP太陽です。
| 名称 | レストラン(名称は未発表) |
|---|---|
| 構造 | ORA外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」と同じ構造形式/平屋建て |
| 再利用する建材 | 「宴〜UTAGE〜」2階天井の「TMトラス」/アイルランドパビリオンの木材(外壁の一部) |
| 空間 | 柱の少ない開放的な大空間(BIEは「柱のない、ひと続きの空間」と紹介) |
| 担当 | TSP太陽株式会社 |
| 場所 | 未発表 |
| 発表 | 2026年6月8日 |
万博の2つのパビリオンの建材を活用
TSP太陽株式会社は2026年6月8日、大阪・関西万博のアイルランドパビリオンとORA外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」で使われた建築資材を、GREEN×EXPO 2027のレストランへリユースすると発表しました。同じ発表で、アイルランドパビリオンの木材をメインゲートに使うことも明らかにしています。
同社はアイルランドパビリオンの施工と、「宴〜UTAGE〜」の建築・外構工事の設計施工を担当しました。万博が終わったあとも建材を生かせる仕組みづくりを進めています。
「宴〜UTAGE〜」の構造を受け継ぐ
「宴〜UTAGE〜」は、大阪外食産業協会(ORA)が出展したパビリオンで、日本の食文化と、みんなで囲む宴をテーマにしていました。
レストランは、この「宴〜UTAGE〜」と同じ構造形式で設計されます。さらに「宴〜UTAGE〜」の2階天井に使われていた建材「TMトラス」を再利用し、平屋建てでありながら柱の少ない開放的な大空間をつくる予定です。
BIEのブログは、この空間を「柱のない、ひと続きの空間」と紹介しています。食事をする場所に柱が少なければ、席の配置の自由が利き、広々と使えます。
外壁にはアイルランド館の木材
レストランの外壁の一部には、アイルランドパビリオンで使われた木材を再利用します。アイルランドパビリオンの外装は、アイルランド産の米松(ダグラスファー)でした。
BIEのブログによると、外装材のうち約1,000枚(全体の約70%)は全長92mのメインゲートに使われ、一部がこのレストランの外装に使われます。大阪・関西万博で来場者を迎えた木が、横浜ではゲートとレストランの2か所で来場者を迎えることになります。
レストランが会場のどこにできるかは、まだ発表されていません。分かったらこの記事に追記します。
GREEN×EXPO 2027 開催概要
| 正式名称 | 2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027) |
|---|---|
| 会期 | 2027年3月19日(金)〜9月26日(日)/192日間 |
| 開場時間 | 9時30分〜21時30分 |
| 会場 | 旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区) |
GREEN×EXPO 2027の会場内のレストランは、大阪・関西万博の「宴〜UTAGE〜」と同じ構造形式で、2階天井の「TMトラス」を再利用して柱の少ない大空間をつくります。外壁の一部にはアイルランドパビリオンの木材を使います。BIEのブログも、2つの万博パビリオンをつなぐレストランとして紹介しました。名称や場所が発表されたら、この記事に追記します。
BIEのブログで紹介された「5つのもの」
博覧会国際事務局(BIE)は2026年10月21日、公式ブログで「GREEN×EXPO 2027に登場する、大阪・関西万博の5つのもの」を紹介しました。このレストランは、4つ目の「UTAGE館の構造」と、3つ目の「アイルランド館の外装材」の両方に関わっています。BIEは、外装の一部にアイルランド館の木材を使うことから、このレストランが大阪・関西万博の2つのパビリオンを1つにすると書いています。この記事に関わるものに色を付けています。
- 1. 大屋根リングの木材
かながわ館の花壇とデッキ/KAJIMA TREE(約300m³を450の部材に)/シミズ 森のまち - 2. イタリア館の屋上庭園
横浜のイタリア館の庭として組み直す - 3. アイルランド館の外装材
約1,000枚(全体の約70%)が全長92mのメインゲートに。一部はレストランの外装にも - 4. UTAGE館の構造
同じ構造形式で、2階天井の「TMトラス」を再利用して柱のないレストランに - 5. ウーマンズ パビリオンのKUMIKOファサード
形を変えて屋内出展施設「はなめぐり」に(大阪の約3倍の大きさ)
・メインゲート|アイルランド館の米松ルーバー約1,000本を再利用
・屋内出展施設「はなめぐり」|ウーマンズ パビリオンのKUMIKOファサードを受け継ぐ
・KAJIMA TREE|大屋根リングの木材でつくる高さ約60mの木造タワー
・【保存版】横浜園芸博のパビリオンは?|Village別 出展企業リストと最新情報
出典・関連リンク
・5 components of Expo 2025 Osaka Kansai that will make an appearance at Horticultural Expo 2027 Yokohama|BIE ブログ(2026.10.21・英語)
・大阪・関西万博の2つのパビリオンがGREEN×EXPO 2027のメインゲート・レストランとして再生|TSP太陽(2026.6.8)
・GREEN×EXPO 2027 TSP太陽が独自開発した木造モジュールユニット(仮称)のパースを初公開|TSP太陽(2026.4.10)
・TSP太陽株式会社
・GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)オフィシャルサイト
※2026年10月時点の公開情報にもとづく内容です。内容は今後変更される可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
