サカタのタネ「特設館」|GREEN×EXPO 2027 パビリオン・展示紹介<2026.10.21更新>
サカタのタネ「特設館」|旅するタネと私株式会社サカタのタネ|Farm & Food Village
1913年に横浜で生まれた種苗会社サカタのタネが、GREEN×EXPO 2027に花・緑出展します。中心になるのは、Farm & Food Villageにできる特設館「旅するタネと私」。世界中のタネに出会い、種苗会社の仕事を体験できる館です。グループ全体の出展コンセプトは「世界を動かす、タネをまこう。」。このほか、国際出展ゾーンの庭園「百花菜覧」、屋内出展(5月・7月)、サカタのタネ グリーンサービスの庭園と、合わせて5つの展示を予定しています。
| 名称 | サカタのタネ 特設館(館内展示) |
|---|---|
| テーマ | 旅するタネと私 |
| 出展者 | 株式会社サカタのタネ(1913年に横浜で創業した種苗会社) |
| 出展区分 | 花・緑出展(屋外) |
| コンセプト | 世界を動かす、タネをまこう。 (Plant the Seeds. Grow Our Future.) |
| 位置 | Farm & Food Village |
| ほかの展示 | 庭園「百花菜覧」(国際出展ゾーン)/屋内出展(2027年5月・7月)/サカタのタネ グリーンサービスの庭園(Urban GX Village) |
| 特設サイト | サカタのタネ GREEN×EXPO 2027 特設サイト(2026年9月15日リニューアル) |
| SNS | Instagram・X(@sakata_expo2027) |
サカタのタネとは?
野菜や花のタネをつくって世界に届けている、横浜生まれの種苗会社です。1913年7月、創業者の坂田武雄が欧米から帰国して、神奈川県橘樹郡城郷村(いまの横浜市神奈川区六角橋)に「坂田農園」を開いたのが始まりです。いまも本社は横浜市都筑区の仲町台にあります。
創業まもない1921年には、日本の民間企業で初めて発芽試験室を設けました。社是の「品質・誠実・奉仕」の最初に「品質」が置かれているのは、タネが見た目だけでは価値を判断できない商品だから、とプロジェクトストーリーで語られています。
10月21日のセミナーでは、世界で食べられているブロッコリーの種の約65%をサカタのタネが供給していると紹介されました。1951年に本社に設けた売店部は、のちの「ガーデンセンター横浜」で、日本の園芸店の先駆けになりました。
博覧会とのかかわりは、1990年の「国際花と緑の博覧会」(大阪・花博)にも出展しています。今回の横浜はそれ以来の大規模な出展です。
「世界を動かす、タネをまこう。」
タネは「はじまりのはじまり」。芽を出し、根を張り、新しい花や野菜との出会いを生み、ときには文化や価値観まで変えていく——。サカタのタネは、5つの展示すべてをこの「タネ」でつなげます。
特設サイトのプロジェクトストーリーによると、英語のコンセプトは当初「Shape(形づくる)」も候補でしたが、海外スタッフの提案で「Grow(育てる)」になりました。2026年7月に発表した長期経営計画「PASSION2035」のキーステートメントとも響き合う言葉です。
1990年の花博から30年以上がたち、当時の資料が十分に残っていなかったため、出展の準備はゼロからのスタートだったといいます。
特設館「旅するタネと私」
Farm & Food Villageの特設館では、「はじまりのはじまり」ともいえるタネの不思議や面白さを伝えます。建物の外壁には野菜や花の絵と「SEED JOURNEY ~旅するタネと私~」の文字が描かれています。
2026年9月15日の発表では、タネの標本、ショートストーリー形式の映像、種苗会社の仕事体験コーナー、タネの多様性の展示などで構成するとしています。
プロジェクトリーダーの濱田善之さんは、プロジェクトストーリーのなかで「まずは特設館に立ち寄り、タネの不思議に触れていただくのがおすすめ」と話しています。タネを知ってから外の庭園を見ると、花や植物がより興味深く見えてくる、という順番です。
会場のどこにできる?
サカタのタネの展示は、会場の4か所に分かれています。特設館はFarm & Food Village、庭園は国際出展ゾーン、屋内出展は屋内出展施設、サカタのタネ グリーンサービスの庭園はUrban GX Villageです。
庭園「百花菜覧」とミライのハナ
国際出展ゾーンの庭園展示のテーマは「百花菜覧」。4つのテーマガーデンをしつらえます。
- 横浜の空や海をイメージさせる青系を基調にした花壇
- 中央のオブジェ「ミライのハナ」を取り囲む季節の花々の花壇
- 和風モダンな花壇
- 野菜・ハーブ・草花を一緒に植えこんだポタジェ
最新の花壇苗の品種も織り交ぜます。2026年9月15日の発表では、自社で開発した約160品種の花と約20品種の野菜を使うとしています。季節に合わせて植栽を入れ替えるので、花の演出やテーマカラーが少しずつ変わっていきます。
ミライのハナ
庭園の中心に咲くのは、まだこの世界に存在しない花。タネが秘める可能性と、人と植物がともにつくる未来を象徴するオブジェです。
| 色 | 空や海を思わせる濃縹(こきはなだ)と、生命の芽吹きを象徴する萌黄(もえぎ) |
|---|---|
| 模様 | 日本の伝統技法「金継ぎ」に着想を得た模様。異なる文化や価値観、知恵や技術が出会い、つながる姿を表す |
| 言葉 | まだ見ぬ未来が、ここから咲きはじめる。 |
屋内出展(5月・7月)
屋内出展ゾーンでは、2027年5月と7月に、それぞれ9日間の展示を予定しています(屋内出展の場所は現時点の予定)。


| 5月 | 「幸せの丘・ファームテーブル」 カンパニュラを中心に、花の丘とファームテーブルを組み合わせた空間。花を愛でながら食を楽しむ暮らしのワンシーン |
|---|---|
| 7月 | 「花と夢のなる木・花の咲く小径」 樹木とトルコギキョウを組み合わせ、花の形や色の多様性と、日本の育種技術の価値を紹介(2026年7月8日公表) |
サカタのタネ グリーンサービスの庭園
グループ会社のサカタのタネ グリーンサービスは、Urban GX Villageで庭園を展示します。テーマは「自然と溶け合う理想の暮らし」。
ビオトープの川の流れに沿って、彩り豊かな宿根草や一年草の景観から、横浜市在来の樹木や山野草を取り入れたナチュラルな景観へ、なだらかに移り変わります。横浜を象徴する赤レンガや、パーゴラの下に置かれたソファなど、暮らしに密着したものと植物を組み合わせた空間です。
展示予定の植物として、トルコギキョウ、インパチェンス「サンパチェンス」、ペチュニア「ビューティカル」、ヒマワリ「ビンセント」が挙がっています(順次更新予定)。
会場で働く
サカタのタネの特設館・庭園展示のアテンダントは、パソナを通じて募集されています。大学生向けの夜間アテンダント(17:00〜21:00・週3日〜・時給2,000円)は、10月25日(日)にも選考会が予定されています。
関連記事横浜園芸博(花博)で働くには?GREEN×EXPO 2027の仕事・求人情報サカタのタネの夜間アテンダントなど、募集中の求人を一覧で
イベントの様子
横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2026


CREATE A GREEN FUTURE(2026年10月21日)
2026年10月21日には、パシフィコ横浜で横浜・神奈川の共創イベント「CREATE A GREEN FUTURE」(事務局:東京海上日動火災保険 横浜支店)が開かれ、サカタのタネからは2027年国際園芸博覧会プロジェクトの清水俊英さんが登壇しました。
清水さんはまず、世界で食べられているブロッコリーの種の約65%をサカタのタネが供給していることを紹介しました。種苗会社は「研究所が畑、工場が畑」。自然環境の影響を大きく受ける仕事だと話しました。
社会の課題を変えるには、一人ひとりの行動の変化が欠かせません。それは簡単なことではないとしたうえで、種をまき、植物が育つのを見ることが、身の回りの変化に気づくきっかけになると語りました。
研究部門出身の登壇者からは、園芸博では植物を見て、触れて、かいで、食べて、五感で価値を感じてほしい、そして「私たち自身も生態系の一部」だと気づくきっかけにしてほしい、という言葉もありました。発表は「グリーンエクスポが終わっても、明日をつくる今日は永遠に終わらない」という言葉で締めくくられました。
同じイベントでは、事務局の東京海上日動 横浜支店が、2026年8月31日にサカタのタネといっしょに開幕200日前の社内イベントを開き、社員がひまわりの種をまいたことも紹介されました。園芸博をきっかけに、企業どうしのつながりも広がっています。
関連記事CREATE A GREEN FUTURE レポート東京海上日動・サカタのタネ・京急・AGCと神奈川県の発表
GREEN×EXPO 2027 開催概要
| 正式名称 | 2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027) |
|---|---|
| 会期 | 2027年3月19日(金)〜9月26日(日)/192日間 |
| 開場時間 | 9時30分〜21時30分 |
| 会場 | 旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区) |
サカタのタネはGREEN×EXPO 2027に花・緑出展し、Farm & Food Villageの特設館「旅するタネと私」で、世界中のタネとの出会いや種苗会社の仕事体験を用意します。コンセプトは「世界を動かす、タネをまこう。」。
国際出展ゾーンの庭園「百花菜覧」には、まだ存在しない花をかたどったオブジェ「ミライのハナ」が立ちます。2027年5月と7月には屋内出展、Urban GX Villageではサカタのタネ グリーンサービスの庭園と、会場の4か所・5つの展示がすべて「タネ」でつながります。
まずは特設館でタネを知ってから、庭園へ。続報が出たらこの記事に追記します。
・CREATE A GREEN FUTURE レポート|4社と神奈川県、園芸博とのつながり(2026.10.21)
・ORAGA VILLAGE 未来のふるさと|明治グループ(Farm & Food Village)
・ヤマザキ「明日の明るい食卓」館(Farm & Food Village)
・横浜園芸博(花博)で働くには?GREEN×EXPO 2027の仕事・求人情報
・【レポート記事】横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2026
出典・関連リンク
・サカタのタネ GREEN×EXPO 2027 特設サイト
・プロジェクトストーリー「世界を動かす、タネをまこう。」に込めた想い|サカタのタネ
・「ミライのハナ」と一面の植物でお出迎え|サカタのタネ(PR TIMES・2026.9.15)
・GREEN×EXPO 2027出展キービジュアル公開|サカタのタネ(PR TIMES・2026.9.15)
・花・緑出展コンセプトと2027年7月の屋内出展のテーマ|サカタのタネ(2026.7.8・PDF)
・会社概要|サカタのタネ
・沿革|サカタのタネ
・GREEN×EXPO 2027 花・緑出展決定|サカタのタネ(2026.3.19・PDF)
・GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)オフィシャルサイト
※2026年10月21日時点の公開情報にもとづく内容です。展示内容は計画段階のもので、今後変更される可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
