ORAGA VILLAGE 未来のふるさと|GREEN×EXPO2027パビリオン・展示紹介<2026.10.13更新>
ORAGA VILLAGE 未来のふるさと|カールおじさんのプロジェクションマッピングとキッチンカー明治グループ|Farm & Food Village
明治グループがGREEN×EXPO 2027にテーマ営業出店します。名称は「ORAGA VILLAGE〜未来のふるさと〜」。スナック菓子「カール」のキャラクターカールおじさんが暮らす里山をモチーフに、「再生(Regenerative)」をテーマとした展示を展開します。2026年10月9日には特設サイトが公開され、プロジェクションマッピング・展示エリア・オリジナルグッズショップ・キッチンカーの4つで構成されることが分かりました。11月2日からは、朝日地球会議2026でテーマ営業出店についてのセッションがオンライン配信されています。
| 名称 | ORAGA VILLAGE〜未来のふるさと〜 |
|---|---|
| 出展者 | 明治グループ(明治ホールディングス株式会社) |
| テーマ | 再生(Regenerative) |
| 出店コンセプト | 未来のふるさとが、ここにある。 |
| 出展区分 | テーマ営業出店(テーマ営業出店パートナー) |
| 位置 | 会場中央エリア「Farm & Food Village」 |
| 構成 | A プロジェクションマッピング/B 展示エリア/C オリジナルグッズショップ/D キッチンカー |
| 出店内定 | 2025年3月19日(Farm & Food Villageのテーマ営業出店参加者に内定) |
| コンセプト公表 | 2026年3月23日 |
| オンライン配信 | 朝日地球会議2026「GREEN×EXPO 2027 テーマ営業出店について」(2026年11月2日〜2027年1月18日) |
| 特設サイト | meiji.com/sustainability/greenexpo2027(2026年10月9日公開) |
「未来のふるさとが、ここにある。」
明治ホールディングスが2026年3月23日に公表したコンセプトです。掲げるテーマは「再生(Regenerative)」。スナック菓子「カール」のキャラクターカールおじさんが暮らす里山をモチーフにした展示を展開します。
会場では、日本の原風景である里山をイメージした空間のなかで、農業、自然、原料、商品パッケージなど、さまざまな領域における「再生」に向けた取り組みを、展示や体験を通じて紹介するとしています。
「おらが村」は、カールのパッケージでおなじみの、カールおじさんが暮らす村です。
2026年10月9日に公開された特設サイトでは、昔ながらの里山に残る人と自然が関わり合う知恵に目を向け、「植える、育てる、いただく、還す。」という再生の循環を、未来の生き方へのヒントとして紹介しています。明治はいま、土の力を育てる牧草づくりや、生態系を豊かにするカカオ農園など、乳牛やカカオを育む場所づくりを進めており、その取り組みの原点として里山を見に来てほしいと呼びかけています。
4つのエリアと、カールおじさんのエントランス
特設サイトの会場図では、トウモロコシのゲート、カールおじさんのエントランス、ナンジャモンジャの木、柿の木といった里山の風景のなかに、A〜Dの4つのエリアが配置されています。
入口はカールおじさんの口
| シンボル | 内容 |
|---|---|
| トウモロコシのゲート | 来場者を出迎える、カールでおなじみのトウモロコシのゲート。植え付けのときは小さな苗で、育つと高さ1.5〜1.8mほどに。早ければ7月ごろに収穫を迎える |
| カールおじさんの エントランス | 巨大なカールおじさんのエントランス。カールおじさんの口からパビリオンに入る |
| ナンジャモンジャの木 | パビリオンのシンボルツリー。おらが村のはずれの森にある、人の顔がついた大きな木。正式名称は「ヒトツバタゴ」(モクセイ科の落葉高木)で、春に雪が積もったような白い花を咲かせる |
| 柿の木 | 秋の里山を彩る木。おらが村のポンゴローも実に興味津々。6月ごろから実をつけはじめ、秋に橙色に色づく。春の若葉、夏の木陰、冬の枝ぶりと、一年を通して表情が変わる |
ヒトツバタゴの花は春、トウモロコシの収穫は早ければ7月、柿は6月ごろから実をつけはじめます。会期の3月から9月のあいだは、訪れる時期によって里山の見え方が変わります。
A〜Dの4つのエリア
| エリア | 内容 |
|---|---|
| A プロジェクション マッピング | カールおじさんが登場するプロジェクションマッピング。身近な気候変動の問題と、その解決につながるリジェネラティブ農業の取り組みを、楽しく疑似体験できる |
| B 展示エリア | カカオや生乳、微生物(菌)など、明治グループの事業を支える自然の恵みと、それらを未来につなぐための取り組みを紹介 |
| C オリジナル グッズショップ | 明治グループの原料やパッケージ由来のアップサイクルアイテムを中心に、オリジナルデザインのグッズや食品を販売 |
| D キッチンカー | 明治グループの人気商品を使ったオリジナルドリンクと、新しい取り組みから生まれた、素材のおいしさを引き出したフード |
グッズショップの「パッケージ由来のアップサイクルアイテム」には、2026年10月から横浜で回収が始まったヨーグルトの紙カップからつくるグッズも入ることになります(記事の最後の章)。キッチンカーの具体的なメニューや価格は、まだ公表されていません。
環境再生型酪農とアグロフォレストリー
展示の中身として、明治ホールディングスは具体例を2つ挙げています。
| 取り組み | 内容 |
|---|---|
| 環境再生型酪農 | 土壌や生態系の回復を伴う形で牛乳・乳製品をつくる考え方 |
| アグロフォレストリー | カカオ産地で、森林と農作物を同じ土地で育てる農法 |
これらを「再生」をテーマにした没入型コンテンツとして提供する予定です。
明治の主力商品である牛乳とチョコレートは、酪農とカカオの産地に支えられています。
展示の範囲には商品パッケージも含まれます。原料だけでなく、包む素材も「再生」の対象です。
会場のどこにできる?
ORAGA VILLAGEがあるのは、会場中央エリアのFarm & Food Villageです。
GREEN×EXPO 2027 開催概要
| 正式名称 | 2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027) |
|---|---|
| 会期 | 2027年3月19日(金)〜9月26日(日)/192日間 |
| 開場時間 | 9時30分〜21時30分 |
| 会場 | 旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区) |
テーマ営業出店とFarm & Food Village
明治ホールディングスの資料には、テーマ営業出店の定義がこう書かれています。共創事業「Village」において、「幸せを創る明日の風景」の創出に資する、エシカル消費や食育などをテーマとした独自の飲食や物販等、企業・団体による出店のこと。
協会側の説明では「屋外空間(庭園、広場等)と営業施設を整備し、博覧会のコンセプトを発信する独自の営業(飲食・物販等)を実施する」とされています。
出店するFarm & Food Villageは、健康を支える食と農が共存した生活と、その豊かさを実感できるエリア。4つのテーマ営業出店が予定されています。
| 出展者 | 出店名・テーマ |
|---|---|
| JAグループ | 「いただきます」を生むチカラ |
| 株式会社丸兆 | HONEY HARMONY GARDEN/小さな力(命)が世界を変える |
| 明治グループ | ORAGA VILLAGE〜未来のふるさと〜/再生(Regenerative) |
| ヤマザキパングループ | ヤマザキ「明日の明るい食卓」館/日本のパン食文化 |
Farm & Food Villageには、農産物、はちみつ、乳製品、パンをテーマにした4つの出店が並びます。
ネイチャーポジティブ宣言
明治グループは2024年3月に「明治グループ ネイチャーポジティブ宣言」を発表しています。ネイチャーポジティブとは、生物多様性の損失を止め、自然を回復させる取り組みのことです。
明治グループの事業は、生乳やカカオ、乳酸菌や微生物など、生態系サービスに支えられています。一方で、それらを無制限に使えば自然環境に影響を与えてしまいます。そのため、自然の恵みを将来にわたって持続的に活用できるよう、生態系と生物多様性の保全、気候変動への対応を進めるとしています。
コーポレートスローガンは「健康にアイデアを」。人だけでなく、社会や地球環境を含めた“すべての健康”の実現を目指しています。
まほろばテラスが自然共生サイトに認定
2025年12月17日、明治ホールディングスは、Meiji Seika ファルマの足柄研究所(神奈川県小田原市)内にある「明治グループ自然保全区 まほろばテラス」が、地域生物多様性増進法にもとづく環境省の「自然共生サイト」に認定されたと発表しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 立地 | 神奈川県小田原市栢山788 Meiji Seika ファルマ 足柄研究所 敷地内 |
| 面積 | 2,600㎡(1/3が池、2/3が陸地からなるビオトープ) |
| 周辺環境 | 酒匂川の沖積低地。環境省が指定する「小田原市東栢山里地里山等保全地区」、かながわ探鳥地50選「栢山」に隣接 |
| 確認された生きもの | ヤマシギ、キジ、カワセミ、ハグロトンボなど、希少種を含む多様な生き物 |
| 今後 | 在来種・希少種・減少種の保護、外来生物の計画的な防除、県や市の取り組みとの連携、小中学生の自然環境学習や地域住民とのコミュニケーションの場の提供 |
明治グループは2022年4月から「生物多様性のための30by30アライアンス」に参画しており、2023年10月には「くまもと こもれびの森®」も自然共生サイトに認定されています。まほろばテラスはそれに続く認定です。
自然共生サイトと30by30
自然共生サイトは、民間の取り組みなどによって生物多様性の保全が図られている区域を環境省が認定する制度です。目標である30by30は、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとするもの。
まほろばテラスは、会場と同じ神奈川県内(小田原市)にあります。
ヨーグルトの紙カップを会場のグッズに
2026年9月30日、明治とTOPPANは、「明治ブルガリアヨーグルト」の紙カップを横浜市内のイオン系13店舗で回収すると発表しました。集めたカップはオリジナルグッズにアップサイクルされ、ORAGA VILLAGEで販売されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 2026年10月1日(木)〜11月30日(月) |
| 場所 | 横浜市内のイオン・イオンスタイル・イオンフードスタイル 計13店舗 |
| 対象 | 「明治ブルガリアヨーグルトLB81(400g)」シリーズ4種(プレーン/プレーン脂肪0/カルシウムと鉄分/プレーンHOME MADE STORY) |
| 回収方法 | 各家庭で洗ったカップを、店頭の専用回収BOXへ |
| 回収後 | オリジナルグッズにして、GREEN×EXPO 2027の「ORAGA VILLAGE 未来のふるさと」で販売 |
ヨーグルトの紙カップは、牛乳パックとは違う防水加工がされていて中身も付きやすいため、古紙回収に出せないことがほとんどでした。両社は2025年5月から明治の3拠点で、2025年10月からは万代の9店舗(兵庫・大阪・奈良)で回収とリサイクルを実証してきました。横浜での回収は、関東圏での新たな取り組みです。
家庭で食べたヨーグルトのカップが、グッズとして会場で販売されます。展示のテーマのひとつ「商品パッケージの再生」にあたる取り組みです。
朝日地球会議2026でオンライン配信
2026年11月2日、朝日新聞社の「朝日地球会議2026」で、オンラインセッション「GREEN×EXPO 2027 テーマ営業出店について」の配信が始まりました。登壇は明治ホールディングス サステナビリティ推進部の森田次郎 部長です。
| 長さ | 約11分(11分26秒) |
|---|---|
| 視聴 | 無料。朝日IDの登録が必要で、登録すれば誰でも見られる |
| 期間 | 2027年1月18日(月)まで |
朝日地球会議2026の公式サイトでは、セッションを次のように紹介しています。
本出店では、「再生」をテーマに掲げ、「カールおじさん」が暮らす里山をモチーフにした展示「ORAGA VILLAGE~未来のふるさと~」を展開します。会場では、日本の原風景である里山をイメージした空間の中で、農業、自然、原料、商品パッケージなど、さまざまな領域における「再生」に向けた取り組みを、展示や体験を通じて紹介します。
セッションの内容は、それぞれ配信でご覧ください。視聴までの手順は、下の記事にまとめています。
明治グループの出店は「ORAGA VILLAGE〜未来のふるさと〜」。テーマは「再生(Regenerative)」で、カールおじさんが暮らす里山をモチーフにした空間です。2026年10月9日に公開された特設サイトで、カールおじさんが登場するプロジェクションマッピング、展示エリア、オリジナルグッズショップ、キッチンカーの4つで構成されることが分かりました。
展示の中身は環境再生型酪農とカカオ産地のアグロフォレストリー。牛乳とチョコレートという主力商品の背後にある産地を、没入型コンテンツで見せます。商品パッケージも「再生」の対象で、2026年10月からは横浜市内のイオン系13店舗でヨーグルトの紙カップを回収し、会場で売るグッズにします。
背景には2024年3月のネイチャーポジティブ宣言があります。2025年12月には神奈川県小田原市の「まほろばテラス」が環境省の自然共生サイトに認定されました。11月2日からは朝日地球会議2026で、テーマ営業出店のセッションがオンライン配信されています(2027年1月18日まで)。続報が出たらこの記事に追記します。
・明治ブルガリアヨーグルトの紙カップ回収|横浜のイオン13店舗で(2026.10.1〜11.30)
・JAグループ|「いただきます」を生むチカラ
・HONEY HARMONY GARDEN|小さな力(命)が世界を変える
・ヤマザキ「明日の明るい食卓」館|会期中に育つ「小麦の小道」
・【保存版】横浜園芸博のパビリオンは?|Village別 出展企業リストと最新情報
出典・関連リンク
・朝日地球会議2026|GREEN×EXPO 2027のセッションは11/2配信
・GREEN×EXPO 2027特設サイト「ORAGA VILLAGE 未来のふるさと」|明治ホールディングス(2026.10.9公開)
・明治、TOPPAN、「明治ブルガリアヨーグルト」紙カップの回収を実施|TOPPANホールディングス(2026.9.30)
・GREEN×EXPO 2027のテーマ営業出店コンセプトを初公開!|明治ホールディングス(2026.3.23・PDF)
・「明治グループ自然保全区 まほろばテラス」が「自然共生サイト」に認定|明治ホールディングス(2025.12.17・PDF)
・GREEN×EXPO 2027 開催2年前記者発表会へ参加|明治ホールディングス(2025.4.8)
・生物多様性に関する取り組み|明治グループ
・Village出展・テーマ営業出店、花・緑出展、プロジェクト協賛の概要など会場準備状況の最新情報を公表|GREEN×EXPO協会(2026.3.19)
・自然共生サイト|環境省
・GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)オフィシャルサイト
※2026年11月2日時点の公開情報にもとづく内容です。展示内容は今後変更される可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
