三菱みんなの未来館|GREEN×EXPO 2027パビリオン・展示紹介<2026.9.24更新>
三菱みんなの未来館の展示内容|乗り物で自然を巡るライド型三菱グループ|Urban GX Village
三菱グループがGREEN×EXPO 2027に出展する「三菱みんなの未来館」。2026年9月24日に展示・演出内容が発表され、乗り物に乗って海や大地、大空の世界を巡るライド型展示になることが分かりました。案内役は三菱第三代社長の岩崎久彌 氏と、アテンドキャラクターの「ミーナ」。合言葉は「みつけてみーな 未来へのタネ」です。1970年の大阪万博から続く「三菱未来館」の系譜にあり、外装には大阪・関西万博「三菱未来館」の木材を3Dプリントで再生した資材が使われます。
| 名称 | 三菱みんなの未来館 |
|---|---|
| 出展者 | 三菱グループ(24社) |
| テーマ | みんなで繋ぐ、豊かな地球 |
| 位置 | Urban GX Village(会場西エリア) |
| 公式サイト | 特設サイト/プロモーションサイト |
乗り物で自然を巡るライド型展示
2026年9月24日、三菱国際園芸博覧会総合委員会が「三菱みんなの未来館」の展示・演出内容を発表しました。展示は乗り物に乗って進むライド型。映像・音響・照明を組み合わせた演出で、海や大地、大空などの世界を巡りながら、自然と共生する未来の都市に向けたさまざまな取り組みに触れる構成です。
- STEP 01
乗り物に乗って出発
展示はライド型。車いすにも対応します。
- STEP 02
岩崎久彌 氏とミーナが案内
三菱第三代社長の岩崎久彌 氏と、アテンドキャラクターのミーナが旅の案内役です。
- STEP 03
海・大地・大空などの世界を巡る
映像・音響・照明を組み合わせた演出で、海や大地、大空などの世界を巡ります。
- STEP 04
「未来へのタネ」を見つける
旅の途中で出会う発見の一つひとつが、未来へのタネになるという設定です。
合言葉は「みつけてみーな 未来へのタネ」
同じ日に公開されたプロモーションサイトでは、この展示を豊かな地球を未来へつなぐ旅として紹介しています。乗り物で出発すると、目の前に色とりどりの自然が広がり、見るだけでなく、見つけて、感じて、楽しむ。旅の途中で出会う発見の一つひとつが「未来へのタネ」になる、という設定です。
アテンドキャラクター「ミーナ」
旅のパートナーは、アテンドキャラクターの「ミーナ」。合言葉の「みつけてみーな」にも名前が入っています。大阪・関西万博の三菱未来館では「ビビ」と「ナナ」が旅の案内役でした。
案内役の岩崎久彌 氏と特別連載
ミーナと並んで来館者を案内するのが、三菱第三代社長の岩崎久彌 氏です。1865年(慶応元年)に土佐国安芸郡井ノ口村で生まれ、小岩井農場の経営に長く携わり、社長退任後は海外でも農牧事業を展開しました。
三菱グループは久彌 氏を「カントリージェントルマン」と呼び、2026年9月17日にはGREEN×EXPO 2027の公式YouTubeで、久彌 氏から受け継がれる出展への想いが紹介されています。
特別連載「カントリージェントルマン 岩崎久彌に学ぶ」
特設サイトでは2026年4月から、久彌 氏の功績やゆかりの地をたどる特別連載が毎月掲載されています。
| 回 | 掲載日 | 内容 |
|---|---|---|
| #1 | 2026.4.1 | プロローグ。人と自然を愛した久彌 氏の経歴と功績 |
| #2 | 2026.5.11 | 生まれ故郷の安芸。岩崎彌太郎生家を守ってきた弘田夫妻の話 |
| #3 | 2026.6.4 | 小岩井農場(前編)。小岩井農牧の辰巳社長と資料館の野澤館長の話 |
| #4 | 2026.7.2 | 小岩井農場(後編) |
| #5 | 2026.8.6 | 海外での農牧事業。東山農事の戸田さんの話 |
| #6 | 2026.9.3 | 孫の槇原喜久子さんが語る祖父の素顔 |
1970年から続く「三菱未来館」の系譜
三菱グループは1970年の大阪万博以来、国内で開催されたすべての万博に「三菱未来館」を出展してきました。その名前に「幸せな明日を みんなで創る」という意味を込めて、今回は「三菱みんなの未来館」という館名に決まりました。
| 年 | 博覧会 |
|---|---|
| 1970 | 日本万国博覧会(大阪万博) |
| 1975 | 沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博) |
| 1985 | 国際科学技術博覧会(つくば科学博) |
| 1990 | 国際花と緑の博覧会(大阪花博) |
| 2005 | 2005年日本国際博覧会(愛知万博) |
| 2025 | 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)=半年間で125万人超が来場 |
| 2027 | 2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)=三菱みんなの未来館 |
1990年の大阪花博は、GREEN×EXPO 2027と同じA1クラスの国際園芸博覧会です。三菱未来館にとって、園芸博への出展は37年ぶり2回目になります。
出展するのは24社の総合委員会
出展者は三菱国際園芸博覧会総合委員会で、構成会社は24社(2025年9月現在)です。三菱重工、三菱倉庫、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱マテリアル、三菱地所、三菱電機、三菱商事、ENEOSホールディングス、三菱ケミカルグループ、AGC、三菱製鋼、三菱製紙、三菱化工機、三菱ガス化学、日本郵船、東京海上日動、明治安田、キリンホールディングス、ニコン、三菱自動車、三菱ふそうトラック・バス、三菱総合研究所、三菱UFJ証券ホールディングスが名を連ねています。
テーマ「みんなで繋ぐ、豊かな地球」と建築
展示体験を楽しむなかで、来場者一人ひとりが「未来の都市化と自然との共生」について、“みんなで考え、取り組むことの大切さ”を再確認できる展示になるとしています。
ちいさなピースがつくる大きな群像
建築設計のコンセプトにも、幸せな明日をみんなで創るとの思いが込められています。表現は「ちいさなピースがつくる大きな群像」。建築設計は株式会社三菱地所設計のプロジェクトチームが手がけます。
館名の「みんな」が、そのまま建物の形の説明にもなっています。
万博の木材を3Dプリントで外装に
この出展のもうひとつの特徴が、大阪・関西万博「三菱未来館」の建設資材の再活用です。
三菱未来館を設計した三菱地所設計は、当初から解体を前提にしたトータルデザインを構想していました。「パビリオンは半年後には解体する仮設建造物。だからこそ過度に作り込みすぎず、解体までを見据えたデザインにした」としています。
木を粉にして、樹脂と混ぜて、プリントする
再活用の工程はこうです。
| 工程 | 内容 |
|---|---|
| ① 選別 | 閉幕後、解体した建物から木材を選別する |
| ② 木粉化 | 木材を粉状にする |
| ③ 混合・成型 | 樹脂と混ぜて成型する |
| ④ 3Dプリント | 3Dプリント技術を用いて再生産し、新たな建設資材にする |
| ⑤ 活用 | GREEN×EXPO 2027の三菱グループ展示施設の外装材として使用 |
大屋根リングの木材が木のまま次の建物に使われるのに対し、こちらはいったん粉にしてから形を変えて戻ってきます。同じ「万博からのレガシー継承」でも、方法がまったく違います。
この発表は2025年9月25日、三菱未来館の「サンカクパーク」エリアで行われ、再生資材を使ったアーチ形のオブジェが期間限定で展示されました。
三菱地所設計の担当者は「三菱グループが紡いできた万博との関わりに、建物のいのちをつなぐことで私たちも貢献したい」と話しています。
建物は協会の「GX House」を利用
三菱みんなの未来館の建物は、環境負荷の低減などのために2027年国際園芸博覧会協会が用意した「GX House」(提供先:大和リース株式会社)を利用します。建物の面積は約1,500㎡です。
つまり建物の躯体は協会が用意したものを借り、その外装に万博の再生資材をまとわせるという構成です。2026年2月2日には地鎮祭が行われ、工事の安全が祈願されました。
会場のどこにできる?
三菱みんなの未来館があるのは、会場西エリアのUrban GX Villageです。
開幕までの取り組み
館名の発表から展示内容の公開まで、特設サイトではさまざまな発信が続いています。
| 日付 | できごと |
|---|---|
| 2025.9.25 | 大阪・関西万博の会場で、三菱未来館の資材を園芸博で再活用すると発表 |
| 2026.2.2 | 地鎮祭 |
| 2026.3.2 | 三菱国際園芸博覧会総合委員会 野島嘉之 委員長のインタビューを掲載 |
| 2026.4.1 | 特別連載「カントリージェントルマン 岩崎久彌に学ぶ」がスタート |
| 2026.4.16 | 横浜市の小学生記者が三菱みんなの未来館を取材した記事を掲載 |
| 2026.7.30 | 各地の小学校で行った出前授業「みんなの自然探究」の記事を掲載 |
| 2026.8.16 | MUFG国立DAYで三菱みんなの未来館をPR |
| 2026.9.17 | GREEN×EXPO 2027公式YouTubeで紹介 |
| 2026.9.24 | 展示・演出内容を発表、プロモーションサイトを公開 |
シリーズ「三菱と横浜の縁」
特設サイトでは、横浜の各地を訪ねて三菱グループ各社と横浜のつながりを紹介するシリーズも公開されています。日本郵船から三菱化工機まで13社が登場し、AGCの回では横浜に咲く希少種のランの保全が取り上げられています。
MUFG国立DAY(2026.8.16)でPR
2026年8月16日のMUFG国立DAYでは、会場に三菱みんなの未来館のブースが出ていました。
パネル「三菱グループと万博の歩み」には、1970年の大阪万博から2027年のGREEN×EXPO 2027までが年表で並んでいます。国内の万博に加えて、1989年の横浜博など地方博覧会への出展も載っていました。横浜は、三菱の創業者・岩崎彌太郎が明治政府の命を受けて日本初の外国定期航路を開いた地だと紹介されています。
テーブルには「MITSUBISHI PAVILION」のうちわと、テーマ「みんなで繋ぐ、豊かな地球」を載せたチラシが並んでいました。当日の会場のようすは国立競技場のレポート記事にまとめています。
9月24日の発表
9月24日には展示・演出内容が発表され、あわせてプロモーションサイトが公開されました。
大阪・関西万博「三菱未来館」
三菱みんなの未来館のひとつ前が、2025年の大阪・関西万博に出展した「三菱未来館」です。テーマは「いのち輝く地球を未来に繋ぐ」。深海から宇宙へ、いのちを巡る旅の物語「JOURNEY TO LIFE」を上映し、半年間で延べ125万人超が来場しました。
設計は三菱地所設計。閉幕後に解体された建物の木材が、3Dプリントで再生され、三菱みんなの未来館の外装に使われます。
GREEN×EXPO 2027 開催概要
| 正式名称 | 2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027) |
|---|---|
| 会期 | 2027年3月19日(金)〜9月26日(日)/192日間 |
| 開場時間 | 9時30分〜21時30分 |
| 会場 | 旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区) |
Urban GX Villageとは
「Urban GX Village」は、グリーン社会を実現する最新テクノロジーと出会えるエリアです。8つのVillage出展と、横浜市の出展が予定されています。
同じエリアにあるのは、とうきゅうグループ館、Mobi+、NTT EAST館、KAJIMA TREE、エンドレスハートパーク、大林組 モリソラミライ、「やさしくなりたい。」STUDIOなど。
このエリアには万博からのレガシー継承が集まっています。KAJIMA TREEは大屋根リングの木材で60mの塔を建て、「やさしくなりたい。」STUDIOは「ノモの国」のファサード736個をドームにし、三菱みんなの未来館は木を粉にして外装に戻す。同じ通りで3通りの方法が見られることになります。
「三菱みんなの未来館」は、乗り物に乗って海や大地、大空の世界を巡るライド型展示です。案内役は岩崎久彌 氏とアテンドキャラクターのミーナ、所要時間は約30分で車いすにも対応します。合言葉は「みつけてみーな 未来へのタネ」、テーマは「みんなで繋ぐ、豊かな地球」です。
1970年の大阪万博から国内すべての万博に出展してきた「三菱未来館」の系譜にあり、園芸博への出展は1990年の大阪花博以来です。外装には、大阪・関西万博「三菱未来館」の木材を木粉化して樹脂と混ぜ、3Dプリントで再生した資材が使われます。
建物は協会が用意したGX House(提供先:大和リース)を利用し、建築設計は三菱地所設計。続報が出たらこの記事に追記します。
・三菱未来館、建設資材を2027年国際園芸博覧会で再活用
・大阪万博から横浜園芸博へ渡るもの|パビリオン7件と大屋根リングの木材
・KAJIMA TREE|大屋根リングの木材で建つ高さ約60mの木造タワー
・「やさしくなりたい。」STUDIO|「ノモの国」のファサード736個をドームに
・【保存版】横浜園芸博のパビリオンは?|Village別 出展企業リストと最新情報
出典・関連リンク
・GREEN×EXPO 2027「三菱みんなの未来館」|三菱オフィシャルサイト
・三菱みんなの未来館 プロモーションサイト|三菱グループ
・横浜園芸博、三菱グループがライド型施設 没入感のある自然体験演出|日本経済新聞(2026.9.24)
・三菱未来館、建設資材を2027年国際園芸博覧会で再活用-建物のいのちをつなぎ、建設の持続可能性を示す-|三菱グループ(2025.10.9)
・いざ横浜!「三菱みんなの未来館」、地鎮祭で工事の安全を祈願|三菱グループ(2026.2.4)
・2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)の出展概要がリリースされました|三菱地所設計
・大阪・関西万博「三菱未来館」|三菱グループサイト
・万博支援|三菱グループサイト
・GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)オフィシャルサイト
※2026年9月24日時点の公開情報にもとづく内容です。展示内容は今後変更される可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
