NTT EAST館|GREEN×EXPO2027パビリオン・展示紹介<2026.11.4更新>
NTT EAST館のコンセプトは「Well」|3つの意味を重ねた、めぐる季節の体験NTT東日本|Urban GX Village
NTT東日本がGREEN×EXPO 2027に出展する「NTT EAST館」。コンセプトは「Well(ウエル)」で、「Well-being」「Welcome」「(未来の種を)植える」の3つの意味が込められています。次世代インフラIOWNをはじめとするNTTグループの技術を活用し、五感で楽しめる感動体験を届けます。2026年4月8日に起工式が行われ、10月15日には学校や地域と花を育ててつなぐ“共創の花壇「well」”プロジェクトが始まりました。11月2日には「well」のロゴマークとコンセプトムービーが公開され、IOWNで横浜市の「つなぐ横浜館」とつながる展示の協賛契約も結ばれました。11月6日には、葛飾北斎の屏風《十二ケ月花鳥図》をデジタルで展示することも発表されています。

| 名称 | NTT EAST館 |
|---|---|
| 出展者 | 東日本電信電話株式会社(NTT東日本) |
| コンセプト | Well(ウエル) |
| 敷地面積 | 約1,293㎡ |
| 建築面積 | 約632㎡ |
| 延床面積 | 約676㎡ |
| 位置 | 会場西エリア「Urban GX Village」 |
| 起工式 | 2026年4月8日 |
| ロゴマーク | 「well」(2026年11月2日公開) |
| 関連企画 | 共創の花壇「well」(2026年10月15日始動) 横浜市「つなぐ横浜館」とIOWNで接続(横浜市への協賛・2026年11月2日発表) |
| 展示作品 | 葛飾北斎《十二ケ月花鳥図》のデジタル作品(2026年11月6日発表) |
| 特設サイト | ntt-east.co.jp/greenexpo2027 |
コンセプト「Well」に込めた3つの意味
短い言葉ですが、3つの意味が重ねられています。
| 意味 | 内容 |
|---|---|
| Well-being | 心身と社会的な健やかさ |
| Welcome | 迎える、歓迎する |
| (未来の種を)植える | 日本語の「ウエル」=植える |
3つ目が効いています。英語の well と、日本語の「植える」を重ねている。園芸博という場でなければ成立しない言葉遊びです。
「well」のロゴマークとコンセプトムービー
2026年11月2日、NTT東日本はNTT EAST館のコンセプト「well」のロゴマークを公開しました。あわせて、ロゴマークを使ったコンセプトムービーも特設ページとYouTubeで公開しています。

ロゴは、アルファベットの「well」をひと続きの線でつないだ形です。ウェルビーイングを、時間や空間の中で揺らぎ続ける「波」のようなものと捉え、季節の中で出会う人や自然の浮き沈みを色のグラデーションで表しました。若葉が芽吹き、社会が前向きに進んでいく様子も重ねています。
- 引き伸ばしたり色を変えたりして使える形にし、一人ひとりで違う「良く、ある」かたちの多様さを表す
- NTTのシンボルマーク「ダイナミックループ」や、電話機のカールコード(受話器と本体をつなぐ螺旋状のケーブル)にも通じる形にしている
ムービーでは、自然や社会がめぐり変わっていく中で、喜びや困難を分かち合いながら一人ひとりが未来への種をまき、次の季節へつないでいく姿を描いています。
めぐる季節の中に、ウェルビーイングがある
花が咲き、緑が芽吹き、実りが生まれ、季節がめぐる。自然も社会も、絶えず変化し続けています。みんなで笑顔を分かち合えるときもあれば、困難に立ち向かわなければならないときもある。その循環の中に、確かなウェルビーイングがあります。
「Well」は、地域循環型社会の中に飛び込み、新しい視点で世界を体感する場所とされています。地域に根ざし、自然や社会の変化を支えてきたNTT東日本。その力が、来場者を未来の季節へとつなぐ——という筋書きです。
困難な時期も循環の一部として認める書き方をしているのが印象的です。ウェルビーイングを「いつも良い状態」ではなく、めぐるものとして捉えています。
葛飾北斎《十二ケ月花鳥図》をデジタルで展示
2026年11月6日、NTT東日本は、NTT EAST館で葛飾北斎の屏風《十二ケ月花鳥図》を展示すると発表しました。アメリカ・ワシントンD.C.のスミソニアン国立アジア美術館が所蔵する作品で、ふだんは同館でしか見ることができません。

六曲一双、12枚の画面に、季節を追うように花と鳥や動物が描かれています。右隻は雪をかぶった枝の鶴、桜、狐、菖蒲、亀、蓮と白鷺。左隻は鶏、白い花の木と小鳥、菊と水鳥、紅葉の枝の鳥、空を飛ぶ鳥、そして雪の中の子犬です。

作品は、NTT ArtTechnologyとアルステクネが美術館の中で高精細にデジタル化したもの。1平方メートルあたり約20億画素のデータで、同館の北斎の肉筆画がここまで細かくデジタル化されたのは初めてです。12か月の花と鳥を描いた屏風で、めぐる季節をテーマにするNTT EAST館の「Well」の考え方にも重なります。
| 作品 | 葛飾北斎《十二ケ月花鳥図》六曲一双 |
|---|---|
| 所蔵 | スミソニアン国立アジア美術館(アメリカ) |
| 展示 | NTT EAST館(2027年3月19日〜9月26日) |
| 東京で | 「Digital×北斎 with チャールズ・ラング・フリーア寄贈コレクション」展(2026年12月15日〜2027年3月28日・東京オペラシティタワー4階のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC])。この作品はインタラクティブ大規模プロジェクションと、原寸の高精細複製屏風で展示 |
内容はNTT東日本の発表(2026.11.6)より
東京のICCの展覧会は園芸博の開幕をはさんで3月28日まで開かれるので、東京で見てから、横浜の会場でもう一度という楽しみ方もできそうです。
IOWNで五感の感動体験を
NTT EAST館では、「Well-beingな社会」と「地域の未来を支える取り組み」について、次世代インフラ“IOWN”をはじめとしたNTTグループの持つ最先端の技術を活用し、五感で楽しめる感動体験を届けるとしています。
通信会社の展示というと画面の中の話になりがちですが、掲げているのは五感です。園芸博の会場で、花や緑と並んで通信インフラを体で感じる形になります。
2026年4月8日には着工にあたっての起工式が開かれました。
IOWNで「つなぐ横浜館」とつながる
NTT東日本は2026年11月2日、IOWNを使った来場者体験をつくる協賛契約を横浜市と結んだと発表しました。NTT EAST館と、横浜市が西GXビレッジに出す「つなぐ横浜館」をIOWNで結び、両館の来場者が映像や音声に加えて、振動や触覚までリアルタイムで双方向に共有できる展示を行います。
離れた場所にいる相手の姿や声だけでなく、動きや振動も感じながらやりとりすることで、同じ空間で触れ合っているような感覚を体験できるとしています。NTT東日本は、つなぐ横浜館側にも、そのための環境と展示物を整えます。
共創の花壇「well」プロジェクトが始動
2026年10月15日、NTT東日本と、グループ会社のビオストック(本社:北海道帯広市)は、NTT EAST館で“共創の花壇「well」”プロジェクトを始めると発表しました。
ポイントは、完成した花壇だけでなく、花を育てて会場へつなぎ、次の参加者へ引き継ぐ過程そのものを見せることです。開幕前から学校や地域と関わりをつくり、参加する一人ひとりが花壇づくりの担い手になります。
花壇には、学校給食由来の堆肥、使い終わった通信設備を再利用した鉢、食品残さ由来の液体肥料が使われます。「食」と「通信設備」の資源循環を、花壇で表す試みです。


① 中学生の環境教育プログラム
横浜市、横浜市立南高等学校附属中学校、東華軒、ジェルフラワー、ビオストックと連携し、「横浜給食オリジナル循環モデル」をテーマにした授業を行います。生徒は給食を一部原料にしたリサイクル堆肥などから資源循環を学び、自分たちで花壇をデザインして、その堆肥で花を育てます。デザインのプレゼンテーションにはジェルフラワーとビオストックが講評者として加わり、育てた花は会場の花壇に展示する予定です。
② 光クロージャを再利用した「クロージャ鉢」
NTT東日本が、通信ケーブルの接続部を守る設備「光クロージャ」の使用済み品を回収し、これやこのの協力で花を育てる「クロージャ鉢」に作り変えます。鉢はプロジェクトに参加する社内外のパートナーに配られ、中学生が育てる花にも使われます。
③ 食品残さからつくる液体肥料
ビオストックが、NTT e-City Laboに置く超小型バイオガスプラントで、NTT東日本から出る食品残さを原料に液体肥料(消化液)をつくります。NTT EAST館の花壇や建物まわりの植栽に使う予定です。

④ 会場近くの園児も花を育てる
会場近くのあづまの幼稚園・あづまのナーサリー(学校法人鎌田学園)の園児が、クロージャ鉢で花を育てます。育てた花はNTT EAST館の花壇へ植え替えられ、その後はNTT EAST館のスタッフが手入れします。
⑤ 社員も花を育てる
NTT東日本の社員も花を育て、学校や地域と同じ花壇づくりの担い手として加わります。
今後も学校・地域・企業などとの連携を順次広げ、それぞれが育てた花をNTT EAST館の花壇へつないでいくとしています。コンセプト「Well」の「(未来の種を)植える」を、開幕前から形にしていく取り組みです。
会場のどこにできる?
NTT EAST館があるのは、会場西エリアのUrban GX Villageです。
初公開のイメージパース
開催500日前となる2025年11月に、イメージパースが初公開されました。

このときNTT東日本は、「産業・自然・文化」が調和し、幸せがめぐる“Well-beingな社会”を体験型で表現するとしていました。通信やデジタルの領域を超え、人と人、地域と地域をつなぎ、暮らしの中に息づく多様な循環を支えている——その延長にある出展だという説明です。
GREEN×EXPO 2027 開催概要
| 正式名称 | 2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027) |
|---|---|
| 会期 | 2027年3月19日(金)〜9月26日(日)/192日間 |
| 開場時間 | 9時30分〜21時30分 |
| 会場 | 旧上瀬谷通信施設(横浜市瀬谷区・旭区) |
Urban GX Villageとは
「Urban GX Village」は、グリーン社会を実現する最新テクノロジーと出会えるエリアです。8つのVillage出展と、横浜市の出展が予定されています。
| 出展者 | 施設名 |
|---|---|
| 東急グループ | とうきゅうグループ館 |
| KTグループ | Mobi+(モビタス) |
| NTT東日本 | NTT EAST館 |
| 鹿島建設 | KAJIMA TREE |
| 大和ハウスグループ | エンドレスハートパーク |
| 大林組 | 大林組 モリソラミライ |
| 三菱グループ | 三菱みんなの未来館 |
| 東邦レオ | 「やさしくなりたい。」STUDIO |
このほか、横浜市の建物空間を活用した発信拠点も同じエリアにあります。
NTT EAST館のコンセプトは「Well(ウエル)」。Well-being、Welcome、そして(未来の種を)植えるという3つの意味が重ねられています。英語と日本語をまたいだ言葉です。
掲げるのは、めぐる季節の循環のなかにウェルビーイングがあるという考え方。困難に立ち向かうときも循環の一部として書かれているのが特徴です。
11月6日には、スミソニアン国立アジア美術館が所蔵する葛飾北斎《十二ケ月花鳥図》を、高精細デジタル化して展示することが発表されました。
次世代インフラIOWNをはじめとするNTTグループの技術で、五感で楽しめる感動体験を届けます。2026年4月8日に起工式。
10月15日には、学校・地域・企業・社員が育てた花をリレーでつないで花壇をつくる“共創の花壇「well」”プロジェクトが始動しました。給食由来の堆肥、通信設備を再利用した鉢、食品残さ由来の液体肥料を使い、資源循環を花壇で表します。続報が出たらこの記事に追記します。
・Mobi+(モビタス)|KTグループのVillage出展
・とうきゅうグループ館|種から育み、つながる未来
・横浜市【Urban GX Village】|建物空間を活用した発信拠点
・【保存版】横浜園芸博のパビリオンは?|Village別 出展企業リストと最新情報
出典・関連リンク
・Birds, Animals, and Plants Representing the Twelve Months|スミソニアン国立アジア美術館
・「Digital×北斎 with チャールズ・ラング・フリーア寄贈コレクション」展開催|NTT東日本(PR TIMES・2026.11.6)
・GREEN×EXPO 2027に向け「NTT EAST館」の「well」ロゴマークを公開 あわせて横浜市との協賛契約を締結、IOWNを活用した来場者体験を創出|NTT東日本(PR TIMES・2026.11.2)
・「well」のロゴマークを公開|NTT東日本 公式X(2026.11.2)
・NTT東日本 GREEN×EXPO 2027 特設サイト
・GREEN×EXPO 2027に向け、地域とともに育て、つなぐ“共創の花壇「well」”プロジェクトを始動|NTT東日本・ビオストック(2026.10.15)
・2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)に出展する「NTT EAST館」着工にあたり起工式を開催|NTT東日本(2026.4.8)
・GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)オフィシャルサイト
※2026年11月6日時点の公開情報にもとづく内容です。展示内容は今後変更される可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
